さとちゃんとおじー 

低血糖症を煩い、仕事退職→結婚でサンフランシスコに移住。年の差国際結婚。太鼓叩き。アラフォー女子の生活。

Eyes on flying おじーの夢

おじーの朝の日課は、目が覚めた直後から始まる。

 

こんなふうに・・・

 

「なんかね、◯◯ストリートらしきところにいたんだけどね、自分がどんどん風船になったような感じで、ボヨンボヨン弾んでて、その後、空を飛んだり、自分の好きなところに行けたりしたんだよ。」

 

とか、

 

「なんかね、さとちゃんと一緒に空を飛んでたよ。さとちゃんも飛べるようになったんだねーって言ったら、そうだよー!って言ってたよ。」

 

これ、おじーの夢の話なんですけど、夢の話、という前置き無しに突然話し始めるので、

 

慣れるまではさとちゃん、

「夢の話をしているんだよね??(^^;)」と、いちいち確認していました。

 

さとちゃんの夢はたいてい、悪夢系なので覚えていても思い出したくない夢が多いし、むしろ、夢を覚えてないほうが嬉しいくらいなんですけど、

 

おじーの場合、60%位は面白い夢を見ていて、夢を自分でコントロールしているらしい。(そんなおじーも悪夢をみることもあるよー。夜中に叫んでて、さとちゃんが起こされることもあるしね。。^^;)

 

そんなおじーが、今日、

「僕はフライング・スーツが欲しいです。」

と言って、タブレット片手に黙々と検索しまくっている。

 

「えー、なにそれ〜〜〜?」と呑気に答えるさとちゃん。

 

これのことだって〜〜↓

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ほほ〜〜。こんなのがあったのか〜〜。知らんかったわ〜〜。


「ちょっと高いみたいなんだけどさ〜、きっと何十万円とかしちゃうと思うんだよね。」と、おじー。

 

さとちゃん、

「まー、それがおじーのやりたいことなら応援するよー。」

お金のことを現実的に考えるより、先にやりたい気持ちをまず応援したいと思ってさ〜〜。おじー71歳だしさー。人生、楽しんで欲しいじゃん。

 

と、しばらくしたら・・・

 

「とってもお金がかかるのもあるけど、まず200回以上スカイダイビングの経験がなくちゃだめなんだってーー。そんなのできないよーーー」と、しょぼくれている。。

 

 

お金云々よりも、スカイダイビング初心者がこれから200回以上のダイビングをやるなんて、おじーの体力を考えるともう無理だな・・とは私も思った。

 

かわいそうなおじー。(TT)

 

 

さとちゃん、

「じゃさ、とりあえず、スカイダイビングでもハングライダーでもいいから、一度、体験してみるのはどう?さとちゃんも一緒にやるからさー。」

 

「うーん、でもやりたい飛び方と違う。。。」と言って、あまりのり気じゃない様子のおじー。

 

そう、おじーは、自分の夢で見ている飛び方で空を飛びたかったんですねー。

 

と、

 

ここまで読んで下さった方の中には、

 

「何をアホな話をしているのだ?」と思う人もいるかもしれませんが、

どんな夢でも、目をキラキラさせて語る夢は聞いていて気持ちいいし、不可能だとしても、心の中で夢を絶やさずにいて欲しいと私なんかは思っちゃうのよね。何かイメージの助けになるものがあれば、本でも映画でも美術でも、こんなのあるよーって教えてあげたりもしたいしさ。

 

 

ちなみにしつこい様ですが、

 

おじーは71歳なんです。(^^)

 

だから尚更、夢を見続けて欲しいな〜とさとちゃんは願っちゃうぜ!

 

 

 

さて、もう早いもので3月になってしまいましたが、2月はBlack History Monthでした。

 

それは何かと言いますと、

 

大雑把に言えば、黒人の歴史を学ぶ、またはフォーカスを当てる1ヶ月ということで、学校なんかでは、授業でこの題材を取り上げたり、イベントが開催されたりする。

 

ちなみに、さとちゃんがアメリカに来たのが2016年の末なんですけど、2017年、2018年の過去2回、おじーのアシスタントとして、Black History Monthのイベントで小学校で演奏しました〜。 

 

と、話はずれ込みましたが・・・

 

 

先日、私が参加した英語学習のワークショップの題材も、まさにBlack Historyに絡んだものだったんですけど、

 

クラスで取り上げられた3分ちょっとのこのアニメーションが、私はとても好きなので、ここにシェアします。

 

初めてのアフリカン・アメリカンの宇宙飛行士のお話。

彼は残念ながら、宇宙船チャレンジャーの爆発事故で亡くなってしまったけれど、彼のエピソードを兄弟が語っています。

 

この時代、ちょうどおじーが生まれた時代でもあるのですが、人種差別から、黒人は図書館に行く事もできなかったそんな時代。9歳の少年が、1人、図書館で本を借りるためにねばっている姿や、近未来の宇宙の物語(スタートレック)に、人種差別がない自由な生き方を夢見て、実際に宇宙飛行士になってしまったという実話に、

なんか、感動しちゃってさ。。。。(TT)

よかったら見てみて下さいな。

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さてさて、

 

話が脱線していますが(^^;)

何か新しいことの始まりは、誰かの夢が発端だったんだな〜と、そんなことを思ったりして。。

 

忙しい日々の中では、何かと夢をイメージすることすら難しくなってしまうけれど、深呼吸して頭の中に夢を膨らませることを忘れずにいたいものですね。(^^)


ではでは、ごきげんよーう。

 

さとちゃん

 

 

 

さとちゃんの英語学習。Regina Kingに感動して。

前回書いたブログがこれだったんですけど、

 

これ↓

satocomedy.hatenablog.com

 

昨日、ゴールデングローブ賞の発表があったみたいで、

 

さとちゃん大号泣のこの映画 If Beale street could talkは、映画賞は受賞しなかったものの、助演女優賞をこの映画に出演していたRegina Kingが受賞した。

 

ブログには書かなかったんですけど(すでに色々書きまくった感があったので。。)、

私も彼女の演技にハッとさせられ、映画を見終わったあとにおじーと、

 

「どのシーンが特に印象に残っているか?」の会話をした時、

2人とも真っ先に浮かんだシーンが、Regina Kingのとあるシーンだった。

 

(映画を見れば、どのシーンのことを言ってるのかわかると思います。多分。)

 

彼女の受賞のスピーチが、私はとってもとっても好きなので、備忘録としてはりつけ。
そのうち、日本語訳が出るんじゃないのかな?もうあったりして。

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これは彼女の息子も一緒。賞の前。

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もういっちょ。

こういうのも見ていて楽しい。(英語、分かるところだけ拾って理解って感じだけど。)

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ちなみに、おじーはRegina Kingに会って、ちょっと会話をしたことがあるそうなんですけど、

 

「あれは、どこだったかな〜〜〜?10年位前なんだけど。。。うむむ、思い出せない。。」だそうです。

 

ちなみに・・

 

サンフランシスコに住んでいると、なのか?

おじーがアーティストだから、なのか?

または、おじーが71歳だからなのか?(要は私より長く生きてるって言いたいんですけど。)

 

全部なのか?どっちかなのかは分かりませんが、

 

おじー人生、世界的に活躍している人と遭遇する機会が結構あって、

 

ほほ〜〜〜〜〜〜、そうなんだ〜〜〜!!!

 

と、時々、ビックリする。

 

本人だと気付かずしゃべって、後でジュリア・ロバーツだと気付くとかさ。。。(^^;)

 

面白いね、おじー。

 

全然関係ないのだけど、さとちゃんは今月から(てか来週から)、英語のクラスに復帰です。昨年の秋学期(って言えばいいのかな?)は、サボってたので、今年はちょっと気合いを入れて、Creditのクラス(まあ、大雑把に言えば単位の対象になるクラス。)を受講します。

 

て言っても、週3回の1時間のクラスなんですけどね。(^^;)

バイトもあるし、ドラムもあるし(今月から4つのクラスでドラム叩くことになったしさー。わーい。)、家事もあるし、まあ、できる範囲でこつこつやろーう!

 

でもって、アメリカに住んでいると、「英語はできなきゃあかん!!」と、ついつい力んでしまって逆に勉強しないという(私だけでしょうか??^^;)、不思議なことがよくあるんですけど、

 

まあ、ここでも何度も自分に言い聞かせるブログを書いているんですけど、

 

つまるところ、

 

英語がペラペラ話せるようになる為に。。なんてのはどうでもよくて、

 

ただ感動したいから!

 

だから英語を勉強すっか!ということなんだよな〜と、

 

そんなことを自分に言い聞かせ気合いを入れるさとちゃん。。(^^;)

 

さて、早いもので今年に入って一週間が経ちましたとさ。

ここまで読んで下さった皆様は、今年は(も?)絶対素晴らしい年になるからね〜〜。

 

以上、さとちゃんでしたー。

 

A Must See! ブラック・ムービー ☆ if Beale street could talk( ビール・ストリートに口あらば)

私がサンフランシスコに住み始める時だったか、それとも結婚する前、ちょっと長めにおじーのところに滞在した時だったか・・・

 

ちょっと忘れちゃったんですけど、

 

日本から飛行機に揺られ、ようやくサンフランシスコのおじーの家に着いたとき、おじーが私に本をプレゼントしてくれて、

 

「君にはちょっと難しいかもしれないけど、是非読んでみて。」

 

と、渡されたのが、James Baldwin(ジェームス・ボールドウィン)の本だった。

 

よーし、読んじゃうぞ〜〜〜!と、ページをめくるも、さとちゃんには難しくて1ページで挫折・・・。今よりも全然英語ができなかった2年前(以上かな?)のこと。

 

本は本棚にしまわれ、その代わりといっちゃなんですが、

おじーとJames Baldwinの映画を見に行った。

 

アメリカで初めて映画館に行って見た映画がこれだった。↓

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これがまた、映像が理解を助けてくれるところもあったけど、当時のさとちゃんには(今もそうかもしれないけど。。)英語がチンプンカンプンすぎて、よくわからなかった。。

 

 

彼が具体的にどんな影響力をもった人なのか?どんな発言をして、どんな作品を書いていたのか?(彼は有名な作家でもあります。)

 

こればっかりは、おじーが色々説明してくれても、自分が作品に触れてみたり、彼の言葉を理解できないと、わっかんないな〜〜〜と、思っていた。

 

そんな風に思った日から時は流れ、

 

気がつけば、2018年12月31日 大晦日。

 

何故か夜中にお腹が空きすぎて眠れないさとちゃんとおじー。

起きてご飯を作るにはあまりにもだるく、何より深夜すぎて、近所迷惑だなあ。。と思ったり。

 

明け方になってようやく眠気が襲ってきたとき、8時にセットしておいた目覚ましのアラームがなった。

 

そのままアラームを無視して眠りこけることもできたんだけど、まあ、とりあえずインスタグラムでもチェックするか・・・

 

と、目に入ってきたのが、アリシア・キーズ(アフリカン・アメリカンのミュージシャンです。)の投稿だった。

 

何やらブラックムービーで、感動するラブストーリーの映画を勧めているらしい。。ふむふむ

 

と、調べてみたら、

 

ちょうど今、アメリカで公開になっている If Beale street could talk  という映画で、James Baldwinが原作だった。

 

さとちゃん、寝不足で朦朧としてたんですけど、何かがピントきてしまい、早速出動です。

 

隣で、こちらも朦朧としているおじーに話しかけ、「James Baldwin原作の映画がやっているぞ!今日は2018年の最後の日だから、無理して見に行こう!」

 

というわけで、無理して行ってきました〜〜〜〜。(^^)/

 


日本では2月に公開されるみたい。TVコマーシャルになってたりするのかな?
見るまで知らなかったんだけど、注目されてる映画だったよ。


邦題:ビール・ストリートの恋人達 日本版予告編

www.youtube.com

 

こちら予告編。アメリカ版。

www.youtube.com

 

さて、

 

映画館についたら、シートがリラクゼーションシートで驚いたし〜〜!!!

 

は、いいとして・・・(^^;)

 

映画はどうだったかというと・・・

 

さとちゃん、実は映画が始まってすぐに涙・涙で、ほぼ号泣。

映画上映中の80%いや・・ 90%を泣いて過ごしたという、さとちゃん至上、初めての泣きまくりの映画でした。(^^;) まあ、結構、涙もろくはあるんですけど、今回は自分でもびっくり〜〜〜

 

いやさ、

 

ポイントはいくつかあるんですけど、

 

その1:

映像が(カメラワークっていうのかな?)が、とても素晴らしくてアートの域だった。

キャプチャーして、静止画が美術館に飾ってあってもいいくらい素晴らしいな〜と、私は思いました。

 

その2:

ちょっとおじーを見ているようだった。

おじーが生きてきた時代背景とも被ってるし、なんというか、主人公Tishの恋人と、Tishの父親という、この映画で重要な役割を果たしている2人のブラックの男性が、まー、おじーに似ている。顔が、っていうことではなくて、生き方が??というか、それがブラックである・・ということなのかもしれないけど。(まあ、人にもよるけど。)

 

その3:

英語でみているから細かなところの理解はできていないのだけど、それでもだいぶ何を言っているのか分かるようになってきたのと、だから逆に、私が身近で接している、おじーを始めとするアフリカン・アメリカンの皆さま方を映画の中にみて、映画の世界がぐっと近くに感じた。

 

その4:

日本語の映画のタイトルでは、「ビール・ストリートの恋人たち」となっているけれど、これは、If Beale street could talk というオリジナルのタイトル、「ビール・ストリートに口あらば」(実際に、90年代にこのタイトルで日本で本が出版されたみたいだけど)にした方がよかったんじゃないの?????とさとちゃんは頭をひねる。

 

この映画はラブストーリーでもあるけれど、恋人同士の愛の話だけではなく、家族の愛も描かれているし、何よりも、黒人がアメリカで暮らす事の厳しさを伝えている。

ブラックであるということが、どれだけ覚悟のいることなのか、そして、繊細な心を持ちながら強く生きているという、そんなことが描かれている素晴らしい映画だな〜と思ったよ〜う。

 

 

ちなみに、リンクの映画の予告編では、バック音楽にKilling me softlyが使われているようですが、私の記憶が正しければ、これは予告編向けの音楽で、本編には出てこないんですけど、

 

 

さとちゃんは、こっちの音楽を聞きながら予告編を見ることをお勧めします。↓

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ちょっとしたネタバレみたいですけど、

だけど、もし、うっかりこのブログをみてこの映画をみようと思う人がいたら、

この曲を聴いて映画を見たら、何かを感覚としてわかるんじゃないかな〜〜と思う。

 

ちなみにおじーは小さい時、毎日のように学校で歌ってたんだってー。

 

2009年のオバマ大統領の就任式には、アレサ・フランクリンが歌ってたんだねー。

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さて・・・

 

余談ですけど、

 

おじーはJames Baldwinと一緒にテーブルを囲んでご飯を食べたことが数回あったそうな。

 

このことはまたいつか、おじーヒストリー・シリーズで取り上げます〜。なんつって。

 

というわけで、今回も長々とさとちゃん節をかましましたが、

 

 

2019年まであと1時間〜〜〜〜。

 

来年もよろしくたのも〜〜〜う。

 

映画館でぱちり。

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ブログを読んで下さった皆さま方、家族、そしていつも私を気にかけてくれる友人達に、感謝と愛をこめて。2018年、ありがとうございました。

 

さとちゃん 拝

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太鼓叩きの日記:境界線。さとちゃんだってドラマーだぞの巻。

久しぶりの太鼓叩きの日記。

 

さとちゃん、一応、アフロヘイシャンのドラマーでもあるので、さとちゃんの気付きを時々、ブログにまとめてきましたけど、

satocomedy.hatenablog.com

 

自分のやりたいことをやっていると言っても、まー、それなりに嫌な事があったりはします。

 

そのほとんどが人間関係で、アジア人の女性がドラムを叩いてることを良く思っていない人はいる。それはドラマーにもいるし、ドラマーどころか、ダンサーにだっているだろう。

 

無視されるなんてことはよくあることで、最初はいちいち傷ついて落ち込んでいたけれど、最近は、

 

「そんな人間性を持つあなたとは関わりたくないので、私の目の前から消えて下さい。」

 

と思っている。なんか、腹立ってきちゃってさーーー。ぷんぷん

 

ただ、それでもやっぱり、

 

心の中で何かが痛い・・・・。まあ、これもそのうち気にならなくなるだろう。。そう願っているけれど・・。

 

さて、

 

そんなこんなのアフロドラム&ダンスコミュニティですが、

 

アフリカルーツのダンス&ドラムなので、ここではブラックの人達が一目おかれるという傾向がある。

 

まあそもそも、彼らのカルチャーのダンス&ドラムをやっているんだから、そりゃそーなんですけど、

 

ここ数回、ブラックのノリノリの若者が、おじーとドラムを演奏しているダンスクラスに姿を表し、いきなり一緒になってドラムを演奏し始める・・ということが起こった。

 

最初は私もおじーも、ダンスの先生の知り合いなのかと思って、突然のこの若者の演奏に何も言わずにこやかに受け入れていた。

 

 

私はおじーの生徒でもあるので、おじーが彼に対してどう接するか見てから、彼への態度を決めようと思っていたんだけど、

 

 

おじーが、他のドラマーへの礼儀として、

「一緒に演奏してくれてありがとう。」というような事を言いに行ったんだけど、

 

これね、

 

本来であれば、この状態でおじーが言いに行くっていうのは相当変な話で、

 

勝手に混ざってきたこの若者が、

「演奏に参加させてくれてありがとうございました。」って、言うべきなのよ。。(^^;)

 

まあ、こういうことが分からない人もいるので、おじーが自分から挨拶しに言ったんだけど、

 

このお方、おじーの挨拶は適当に流し、私のところにきて、

「君はどこからきたんだい?日本!そうなのかー!」と言って、私の頭をつかんで頭にキス。(あっと言う間で逃げられなかった。。)

 

私がおじーを指差して、

「私は旦那である彼からドラムを習っていて彼の生徒でもある。」と告げる。

 

要は、

「おじーの前で勝手なことすんな。馬鹿。」

って意味なんですどね。

 

ドラマーはわりと縄張り意識が強いから、マスタードラマーとかリーダーのドラマーに対して忠実な人が多いし、だからこそ、マスタードラマーが自分のドラマーをがっちり守る・・ということでもあるんですけど。(だから、マスタードラマーの目が光っているんだから、迂闊な態度は取るなっていう、さとちゃんのなりの警告だったんですけどね。さとちゃん、この若者がおじーをスルーした態度も気に入らなかったしね。)

 

 

この若者の様に、そんなのしーらない!太鼓叩きたいから叩いただけ〜〜〜

 

みたいな人が、どういうわけだか、ダンサーにちやほやされてしまうという、理由の分からない現象が起きて、さとちゃん的にぶったまげたりした。

 

そう、

 

彼はブラック。

 

しかも、ノリノリ♪

 

さとちゃん、

 

アジア人、女性。

 

ノリノリというよりは、真面目にコツコツタイプ。

 

ダンサーにちやほやされたことなんてないからねーーー。

 

まあ、別にそんなのはどうでもいいんだけど、

 

後で分かったのは、

彼は、ダンスの先生の知り合いでもなんでもない、ただ、本当にノリで参加してきただけの人だったってこと。。。(^^;)

 

 

そして、彼は、またその次の週もスタジオに現れ、我々の所に来て、演奏に混ざり始めた。

 

前回と同様、承諾も得ずに勝手に演奏に混ざってくるこの若者。

更に今回は、完全にリズムがズレていて、我々が演奏しづらいったらありゃしない。

 

おじーが、「こうやってリズムを刻むんだよ、」て教えても、無視して自己流。

 

「指示が聞けないのなら、あなたは演奏すべきではないよ。」と、喉まで言葉がでかかったところで、おじーが演奏をとめて彼に言った。

 

「我々はアフロヘイシャンの音楽を演奏している。だから我々のやっている音楽を演奏してほしんだよ。一緒に混ざってくれるのは歓迎だが、自己流で混ざって音楽を壊してしまうのは、このカルチャーに対してリスペクトがないんじゃないかな?僕も君のカルチャーを尊敬する。だから、君もリスペクトを持って欲しいんだよ。」

 

 

が、この彼、英語がわかんらいんだか、なんだか、

 

何言ってんの?この人〜〜〜

 

みたいな態度でいる。ただ、唯一、おじーが怒っているのは察したらしく、黙ってスタジオから消えた。

 

で、

 

もうこの若者に会う事はないだろ〜〜〜〜と思って、数週間が過ぎたところで、

 

なんと再び現れたし〜〜(^^;)

 

 

で、さとちゃん、今回はがん無視。

 

おじーに対して敬意を払えないドラマー(まあ、彼はドラマーじゃないみたいだけど)を相手にするほど、さとちゃん優しくないからね。

 

まあ、現れたってだけで、演奏には混じってこないだろ〜〜と思ったら、

 

また、凝りもせず、演奏に混じってくるし〜〜〜〜〜(^^;)

 

さすがに今回は隣でドラムを叩き始めた彼に対して、

 

「No, No, Noooooooooooo!!!!!!!!!」

 

と絶叫する私。

 

おじーが演奏をとめたところで、さとちゃん、たまりかねて、

 

「私はたくさん学んでここにいるんだ!これはアフロヘイシャンのドラムだ。」と伝える。

 

本当は、

 

だから、あなたみたいに、自己流で叩いているわけではないし、みんなが自由に参加できるドラムサークルではないんだよ。おじーの指示がきけないのなら、演奏しないでほほしい。。。

 

 

と言いたかったんだけど、

 

カチンときている時に、咄嗟にそんな英語は出てきませんでした。。。(^^;)

 

代わりにおじーが、

 

「前にも言ったけど、我々のやっている演奏ができなければ叩かないで欲しい。」

 

と、伝えた。

 

そして、また、黙って立ち去る若者。

 

てか、睨まれたよね。。(^^;)

 

で、更に、

 

ダンサーにしてみれば、なんのこっちゃ???な、わけで、

 

むしろ、なんで一緒に演奏したがる若者を追い出すんだ・・・くらいの気持ちだったのかもしれない。

 

ダンサーに無視されて、帰路につくさとちゃん。(仲良しのダンサーさんもいるけど、まあ、極一握りかな。。(^^;)
*あ、ちなみに、勢い余ってちょっときつく書いちゃいましたけど、クラスに集まった面子によります。今回の面子は、しら〜〜〜って感じだったかな。

 

 

前にここにも書きましたけど、

真摯にドラムに打ち込んでいる人というのは、ドラマーがドラムを叩いていなくても何かを感じたりする。というか、許可なく演奏に混ざるなんて、こんな失礼な真似は絶対にしない。(と、私は思う。)

 

satocomedy.hatenablog.com

 

あと、ドラマーじゃなくても、カルチャーを大切にする人、もっと言えば人に対して敬意を払えるかどうか、

 

ブラックのノリノリの若者をその場の雰囲気で評価するのと、

コツコツと時間と労力をかけてドラマーの道を進んできたおじーを評価するのと(もっと言えば、私に対しても。)

 

 

私にとっては、一目瞭然のようなことが、

 

ここではそうではないということ。。。

 

そんなことが分かり始めたとき、

 

人の目を気にするよりも、

 

私自身が関わりたい人を選ぼう。と、そう決めた。

 

あなたと仲良くなろうとは思いません。

 

あなたがどんな人であっても、例えこちらを気に入ってくれたとしても、

 

私が関わりたい人は、私が決める。

 

そう思った。

 

アフロのドラムってうのは、公園でみんなで集まって、わーいわーい♪

っていう自由参加型ドラムサークルがあちこちにあるので、ドラムを見れば自由参加って勘違いする人もいるのかもしれないけど、

 

 

勘弁してくれ。。。

 

 

てか、勝手に許可なくドラムを叩くのもやめてくれ。。。

叩けば音がでるからって思うかもしれないけど、ドラムだってバイオリンと一緒だよ〜〜〜。管楽器と一緒だよ〜〜。

 

我々(それは一部のドラマーかもしれないけれど)にとってドラムとは何か?は、ここでも書いてます〜〜。

satocomedy.hatenablog.com

 

 

あーーーーー!!!スッキリした!!!!!!!!

 

ブラックじゃないけど、男性じゃないけど、筋肉モリモリじゃないけど、更にアメリカ人でもない普通の女子ですけど、

 

私だって、

 

ドラマーなんだぞーーーーーーー!!!!がおーーーー!!!!!

 

 

以上、ブログを愚痴に使うさとちゃんでした。(^^)

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漫画の吹き出しみたいな飾り物があったので。
サンフランシスコの中華街にて。
強くなければドラムは叩けんぜよ。本当に。。。

 

Still love her さとちゃんの12月

さとちゃんの一日は、ホットレモンを作るところから始まる。

 

おじーはコーヒーを、

さとちゃんはホットレモンを、

 

お気に入りの白いケトルでお湯を沸かし、

それぞれのマグカップにお湯を注ぐ。

 

家にレモンがあればそれを絞り、

なければ庭にでて、レモンの木から良さそうなレモンを1つ頂く。

(ちなみに、オーナーと仲良しなのでご好意でレモンを頂いているのよ〜。)

 

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そんでもって、

おじーは山に芝刈りに(車に乗って仕事場に)、

さとちゃんは川に洗濯に(ガラージでお洗濯)、

 

ま、洗濯しない日もあるけれど、ちょっと家事をやって、その後、バイトに向かいまーす。

 

最近、ちょっと運動不足気味なので、

ちょっと歩いて公園を横切って地下鉄に乗ります。そこから、また、30分位歩いて、公園を横切ってバイト先に向かいます。

 

 

サンフランシスコ名物(なのか?)の二階建てバスに追い越されたと思ったら、

ベンツやら、テスラーやら、ロールスロイスやら、たくさんの高級車が私の前を走り去っていくので、いったいこの街にはどんだけ金持ちが住んでるんだよ!!と、不思議な気持ちになったりします。

 

 

12月といっても、日本と比べるとそんなに寒くないので、さとちゃんは散歩を楽しんでいます。

 

 

時々、おじーと海を見に行ったりもします。暗くなると、車のサンルーフから星を眺めたりします。

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早く起きれた休日は(あんまりないけど。。)、近所に散歩に行ったりもします。

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ストレッチして。。。

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そのまま即興でさとちゃん踊りをかましたり。。

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します。


車の運転の練習も始めました。(運転中の写真が気に入らないので、載せません。)


美容室に行ってお洒落染してもらいました。(実際には脱色なんですけどね。)

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1年前は自分でやりました。↓

satocomedy.hatenablog.com

 

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ちょっと写真、ハイライトが分かり辛いかな?美容師のジャニスと私。
サンフランシスコで美容師を探してる人に、お勧めよ〜〜。

 場所が変わったので、興味ある人は直接私までご連絡下さい。

satocomedy.hatenablog.com

 

美容室が歩ける距離になったので(場所がかわりましてね。)、テクテク散歩して、

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海が見えて感激〜〜〜


大学のダンスクラスのパフォーマンスで、おじーとドラムを叩いたりもしたし、

 

ちょっと、家の中を片付けたり、

 

片付けながら、大声で歌ったり、

 

買い物に行って帰ってきたら、買う予定でなかったものが鞄に入っていて慌てて返しに行ったり、

 

 

幸せな気分になることを考えて、それを仲良しのお友達に毎日メールで報告する、というのも始めてすっかり日課になっている。

 

 

ふと、

本当にふと、

さとちゃんの懐メロがききたくなって、

おじーをマッサージしながら、イヤホンで色々聴いていたんですけど、

 

涙が出たのはこの曲だった。

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冬の日差しを受ける公園を横切って

毎日の生活が始まる。

 

 

僕が住むこの街を

君は何も知らない

僕がここにいる理由さえも

 

 

枯れ葉舞う北風は きびしさを増すけれど

僕はここで生きていける

(Still love her の歌詞の抜粋)

 

別にファンだったわけではないんですけど、

 

なんだか、気分にぴったり合っちゃってさー。(^^)

 

自分の事だったり、もう会えなくなってしまった大切な人たち、そして、なんだかんだ散々おろおろしながらも、アメリカでの生活が自分の腑に落ちてきた感じとかね。

 

 

 

今回のブログは、既にお星様になってしまって数年経つ、さとちゃんの大親友の1人、スプリングちゃんに捧げます。

 

ま、今、スプリング(春)ではないんですけどね。。冗談です。

 

どういうわけか、ハッとするほど、彼女との思い出の記憶が近く感じられたので、

 

今回は彼女にインスパイアーされてまとめてみましたー。

 

Yes!   I still love her !!!!!!!

 

余談ですけど、このブログのタイトルでこの曲を思い出した人っているのかしら?
しつこい様ですが、ファンではなかったけれど、この曲はいい曲だな〜って思うー。

よかったら、この曲をBGMにこのブログ読んでみて〜(正確には読み返してみて〜かな?)

さとちゃんはアメリカでクレジットカードを持てるのか?

先日、クレジットカードの審査に落ちた。

 

(T T) ぐすーん。

 

ちなみに、審査に落ちた理由は、

 

アメリカでさとちゃんのクレジットスコアがないから。。

 

ん?クレジットカードでクレジットスコア???

なんだそりゃ?と

 

日本にお住まいの方々は思うかもしれませんけど、

 

こちらカード社会のアメリカ合衆国では、支払い能力(支払い期限を守るとか、公共料金の支払いとか。うんたらかんたら。)が数値化されていて、それがクレジットスコアと呼ばれている。まあ、大雑把に言えばそんな感じ。

 

だから、家を借りるのもこのクレジットスコアが重要になってくるし(「◯◯以上のクレジットスコアの人、募集。」ていう制限をつけて貸す人も多いよね。)、まあ、それ以外でも特に高い買いものをする場合は、売り手が顧客のクレジットスコアを聞いてくる。。という事もあるみたい。(気になる方は自分で調べて下さいませ。)

 

で、さとちゃん、確かにクレジットスコア、ないのよ。(^^;)

 

だから、今回、

 

「クレジットスコアがなくても応募できるカード!」という、日本の航空会社の米国版のカードに申込んだのに、

 

「クレジットスコアがないから、不合格」

 

という・・・・

 

だったら、クレジットスコアがなくても応募できるなんて書くなー、ぼけーー!!

 

と思ったんですけど、これ、元々駐在の方メインのサービスらしくてさ、、

収入が安定している人向きなんだろーねー・・。

 

さとちゃんの場合、アメリカ在中2年。収入はあるけど低所得。

その辺は、旦那の収入が担保になってカバーされるのかな〜?と思ったけど、駄目だったー(^^;)

 

ちなみに・・・

 

アメリカにお住まいの方は、こう思うかもしれません。

 

「なんでさとちゃんはクレジットスコアがないのだ?クレジットカードを旦那と共有すれば、クレジットスコアがつくんじゃないの??」と・・・

 

 

で、これについては、こっちで銀行口座を持つにあたって、おじーの銀行に口座作りに行ったんですけど、

 

その頃さとちゃんは、グリーンカードの面接待ち(取得までかれこれ1年かかったからねー。)で、手元にあるのは労働許可証。

 

ちなみに、この労働許可証があるから、先にバイトが決まって、やれ銀行口座作って下さいって話で口座作りにいったんですけど、

 

「これ(労働許可証)では口座は作れません。」と、突っ返されたのよ。。

 

えーと・・・・。私は現金でしかお給料もらえないっていうことなんでしょうか。。(^^;)

とりあえず、気を取り直して、おじーの用事があって別の銀行に行ったので、そこで聞いてみたら、

 

「簡単につくれますけど〜〜〜。」

 

と、言うではないか!!

 

というわけで、さとちゃんとおじーの銀行がバラバラになってしまったのですね〜。

 

ちなみに、おじーの銀行では、さとちゃんは口座が作れないだけでなく、おじーと共有のカードも持てませんでした。(銀行に依るんだと思うけど、グリーンカードが発行されるまでは宙ぶらりんなんだな〜と、そんなことを思ったよ。あんとき。)

 

 

ちなみに、普通に生活する分には、クレジットカードがなくたって生活できます。

ローン組む様な買い物しないしさ。

 

ただ、クレジットスコア社会、アメリカ。

 

さとちゃんも支払いしてるのに、デビットで引き落とされちゃって、クレジットスコアにならないってなんか損した気分。

 

だもんで、クレジットカード作る事にしたのにさ〜〜〜〜。ぷりぷり。

 

というわけで、マイルも一緒に溜めたかったさとちゃんの夢は打ち砕かれたので、

口座を持ってる銀行からのしつこい勧誘「クレジットカード作りませんか?」にのることにしました。

 

口座持ってんだから、あっと言う間にカード作ってくれんでしょ?と、思い込んでいるさとちゃん。

インターネットでさくさく申込です。

 

途中、年収を書くところがあって、

 

この位かな?って、ちょっと少なめに見積もって書いたら、

 

「金額が低すぎて、これではカードに申込できません。」と拒否される。(^^;)

あわてて真面目に計算し直し、ドラム演奏のギャラやチップもぶっ込んで申請。

 

どうやら最低限はクリアしたらしい。。。

 

と言っても、これはまだ申請の段階!

 

実際に審査が通るかどうかはこれからの話。きんちょーー(><)

てかさ、自分で収入計算してて、改めて、

 

 

さとちゃんって、ほんと、低所得だな〜〜〜と、感動しました。(^^;)


日本にいたときは、カードの審査に落とされるなんてことはまずなかったし、そもそも支払いが遅れたこともなかった。これがアメリカだったら、クレジットスコア良かったんじゃないの私ーーって感じー。

 

まあ、今はグリーンカード持ってるわけだし、おじーと共同のカードも作れるんだろうけど(まあ、そのうち作るのかもしれなけいけど。)、

 

なんとなくさとちゃん的に、

 

共同じゃなくて自分のクレジットカードが(も)欲しい。。。

 

と、思うわけですよ。

 

だもんで、今回は審査が通ってくれるといいんだけどな〜〜〜〜〜。
まあ、結果はそのうちブログで報告します。

 

ところで・・・

 

そんなに低所得なら、もっと働けばいいではないか?

 

と、思うんですけど、

 

さとちゃん、腹に力を入れて、焦る気持ちをぐっとこらえます。

 

私は主婦で、家事もちゃんとやりたい。

 

私は学生で、英語も学びたい。

 

私はドラマーで、演奏もしたい。(ドラムの仕事はいつも突然。)

 

私は体調良好状態で働きたい。生活したい。(油断してると、低血糖症状って出てくるからさー。)

 

私はストレスよりも、心地よく、楽しんで仕事がしたい。(今の仕事、全部大好き♪)

 

私はおじーと幸せになる為にアメリカに来た。金だ!金だ!と目くじらたてるんなら、収入より、生活そのものを変えることを選ぶ。(これはおじーと決めたこと。)労働でストレス溜めて溜めてきた貯金は、こういう時に使うべし。

 

もちろん、働く機会や収入が増えるのは大歓迎。

 

だけど、焦って働くよりも、日々の幸せに目を向けること。

 

うっかり周りと比べて焦りそうになるとき、そう、言い聞かせる。

 

もしかしたら、また、クレジットカードの審査に落ちるかもしれないけれど、

 

そしたら、このブログを読み返そうと思う。

 

そんなわけで、さとちゃんでしたー。

 

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おじーがバラをくれたので、飾り付け〜〜。そろそろ魔のクリスマスだどー。ぎえ〜〜〜(その理由は、まあ、そのうち。。)