マウント・シャスタ どたばたスピリチュアル?な旅 その3
その2の続きです。
16番というお部屋(小屋?)で、翌朝、「さみ〜〜〜つーの!!」という感じで目覚める私。。。日中は30度を超える暖かさだったのに、日が暮れると、途端にヒーターが必要な寒さになってしまうのが山というもの。このお部屋には薪ストーブがあり、夜はおじーが火を起こしてくれたけど、薪、もう使っちゃったし〜〜(><)
とりあえず、布団にぐるぐる巻になっているおじーを置いて、私はたくさん着込んで、お外でくつろぎタイム♪
青い鳥が至近距離を飛び回っていました〜〜〜。わおー!
自分が愛用しているリーディングカードを2つ持ってきていたので、青い鳥さんに応援されながら、モーニングなんちゃってカード・リーディングタイム♪(注:私はリーディングはできません。勝手に楽しんでいるだけです〜)
左は日本で買って愛用している神様カード。右は、こっちで買ったオークランド産オラクルカード。オークランドというのは、サンフランシスコの隣の市のことでーす。
地産地消という言葉がありますけど、サンフランシスコに来てから、自分が今まで愛用していた神様カードが、どうもしっくりこなくなってしまったので、現地のもので気に入ったものを購入してみました。かわいいでしょ、このカード♪
ちなみに、シャスタ山地域では、神様カードの方がしっくりきました〜。
と、脇道にそれてしまいましたが・・・(^^;)
さ、この日もいい天気!!冒険の始まりです!シャスタ様、よろしくお願いしまーす。
まずは、マウント・シャスタ市内に戻って、自然食マーケットでランチをゲット♪
Mccloud Fallsという滝を目指します〜。
シャスタ市内から車で45分位。その1の宿、「Shasta in」でもらった見所プリントには15分位って書いてあるのに、15分と45分ってえらい違いなんですけど。。(^^;)
着いたーー!! 確かこれがLower fall だったかな?(Lower, middle, upperの3つがあるのだ。高・中・低って感じかな。これが確か低いの滝だったと思うけど。。。)この写真、よーく見ると、女性が写っているんですが、人間です。見えない存在ではありませんのであしからず。。
そしてこれがUpper(高い)の滝のはず。。(すみません、適当で。。)ちょうど川沿いの崖のところ歩ける様になっていて、このお散歩コースがとっても気持ちいい!!
た・の・し・い♪♪
農作業の疲れを癒す私。(農作業してませんけど。。)
お待ちかねのランチターイム!川辺でランチを頂きます。フィッシュバーガーでした〜。
た・の・し・い♪♪
ちなみに気温は30℃強といったところ。サンフランシスコよりも暑ーーい!!サングラス、日焼け止め、日よけ、必須!!
低血糖症を詠っている私。この道中、充分にタンパク質が食べられず、食事の時間がずれちゃったり、糖質を取ることもあったのだけど、
体調良かったーーーー!!(^^)ビバ!
ただ、タンパク質が充分に取れなかったことで、おじーと二人してちょっと痩せてしまったけれど。。(^^;) あと、水がとっても美味しくてミネラルたっぷりだったので、それも大きな効果だったのではないかとおじーと話ています。食事も大切だけど、お水も大事だわ。。。改めて痛感した我々。
ちなみに、マウント・シャスタ市内のシャスタ通りには、様々なお店が並んでいて、ショッピングも楽しいと思います。特に、クリスタルやパワー・ストーン等、パワーグッズ、スピリチュアルなグッズを扱ったお店がたくさんあって、私、興味津々。
せっかくなので、目についたお店にお邪魔してみました〜。
店内に入ると、世界各国のパワーグッズと言われる品々がゾロゾロと並べられていて、このお店、とってもひろ〜い!サンフランシスコの家よりでかーい!(^^;)
でもなんだか、あまりいい感じがしなかった私。パワーグッズのコンビニエンス・ストアという感じで、有り難いものがいっぱいなのに、コンビニ感満載であまり有り難い感じがしない。。どうやら、おじーも同じ様に感じたらしい。。
このお店を後にして散歩を続行する我々。ちょっと歩くと、すぐにスピリチュアルグッズを扱ったお店に出くわします。1件目で懲りたので、そのまま通り過ぎるする我々。
通りの十字路のところで信号を待っていたら、メイン通りのちょっと奥まったところに、これまたスピリチュアル・グッズを扱っていると思われるお店発見。せっかくここまで来たのだから、コンビニじゃなくて、もうちょっと本気のお店にも入ってみたかったので、おじーと覗いてみる。
出会いとは不思議なもので、なんの期待もしないでいるとすごいお店に辿り着いてしまったりする。
恐らくマウント・シャスタ通、またはクリスタル・ボール通の人には有名なお店なのではないかと勝手に想像するのですが、The crystal room、素晴らしいお店でした!必見!
パワーストーンも扱っているのだけど、このお店で我々がびっくらこいたのは、圧倒的なクリスタル・ボールの数・数・数。こんなの初めてみたーーー!!(><) というわけで、すんごい量のクリスタル・ボールでした。
ちなみにクリスタル・ボールって何さ?という方はこちらをどうぞ〜。
英語ですが、ちょうどお店を紹介した動画がありましたので。ちなみにこの動画に写っていない奥のお部屋というのがあって、そのお部屋がびっくり〜〜!というお部屋でした。
Singing Bowls & Sound Healing in Mt Shasta, Pt 1
パワーストーンとクリスタル・ボールの響きにすっかりいい気分な我々。
なによりも、この動画でお話している女性、ベバリーさんがとってもチャーミングで素敵な女性で、すっかり仲良くなってしまった我々。後で頂いた名刺を見たら、クリスタル・ボールの専門家だったのね〜〜。ワオー。
シャスタに行くなら、ここは絶対に外せません!このお店だけでいいと思います!(って、我々、結局、最初のコンビニとこのお店の2軒しか入ってないのですが。^^;)
というわけで、おじーと私のいきなりマウント・シャスタの旅は、何のプランもなく、前日の夜に計画したのに、結果的に、あれよあれよとスムーズな旅という印象。
サンフランシスコは、歩いて15分位のところに、でっかーーーい!気持ちの良い公園があるし(ここで、リスやら、ペリカンやらコヨーテやらに遭遇します。)、車で20分もかっ飛ばせば、あっという間に海!しかも、人、少ないし〜〜〜という、環境なので、東京に住んでいた私にとっては、サンフランシスコが大自然!というつもりでいたけれど、シャスタから戻って思ったこと。。
「サンフランシスコは東京と同じだ!」
ま、ちょっと言い過ぎかもしれませんけど(^^;)、でもやっぱり、都会なんだな〜と、改めて思いました。
シャスタのあの本気の大自然っぷりと水の美味しさに、すっかり取り憑かれてしまった我々。特に私。
日本にいる時も、色々な素晴らしい大自然の場所を尋ねる機会があったけれど、私はあえてこう言います。
「私の人生の中で、一番、自分にあってる!って感じがした場所!」
なんかこう、行くべきところがコンパクトにまとまってる感じとかも好き。
ま、冬になったらまた、全然違う様子で、寒さにギャー!って言ってるのかもしれませんけど。。(^^;)
というわけで、心はまたすぐにシャスタに戻るつもりで満々。
今回は、シャスタで日本人を見かけることはなかったのだけど、日本人の観光客も多いとのこと。本当に心洗われるパワースポットなので是非〜〜。
サンフランシスコ、ゆるホームステイやってます〜。
マウント・シャスタ どたばたスピリチュアル?な旅 その2
その1の続きです。
長時間のドライブの疲れを癒して、朝から元気に出発!!のはずが、全然眠れなかったおじー。。。それに気付かず、ぐーぐー寝ちゃった私。。。(^^;)
「Shasta in」に別れを告げて、まずはシャスタ山を間近に見に行きます。宿から車で20分位かな?
雪だったーーー!!!
スキーを担いでる人も何人か見かけたけど、基本的にガラガラに空いている状態。
穴場の時期なのかもね?!
さてさてお次は、道を戻り、マウント・シャスタのお水を頂きに、Mount Shasta headwatersに参ります〜。
前日、おじーに、ペットボトルを用意しとくこと!と命令されていたので、捨てずに取っておいたボトルを抱えて行きます。ここではシャスタ山の雪解けのフレッシュなお水を頂ける様です。(適当な説明ですみません。。詳しくは自分で調べて下さい。。^^;)
このお水、とってもおいし〜〜〜い♪ そして、とってもちべたーーーい(><)
手のひらで水を汲んで、ぴしゃぴしゃと頭に水を浴びるおじー。「君もやれ」との指令が飛んできたので、覚悟を決めて顔に水を浴びさせて頂きました。ちなみに、ちょっとピッピーぽい風貌の男性が、肘まで水に突っ込んで、わさわさ何かやっている。。我々が来る前から、そして去っても、まだごそごそやっている。。おじー曰く、昔、ここで金が採れたとのこと。「多分、あれは金を探してるんだねー」とのこと。。凍傷になる前に、金、見つかるといいですね。。(^^;)
美味しいお水の後は、まずい中華料理のレストランに入ってしまい、始終ご機嫌斜めなおじー。えーん。
さ、気を取り直して、次は、CASTEL LAKEに行きましたー!
静かで雄大で素敵な所♪
これまた人が全然いなくて、ここで私はお昼寝&瞑想&日記を書き、おじーは、腕立て伏せと、かかってきた電話でおしゃべりを楽しみましたとさ。遠くには、水遊びしてる犬と人間の姿も見えました〜。
この日のお宿は、おじーの友人がお勧めしてくれた 「Stewart Mineral Springs retreat」に滞在でーす。滞在日前日に予約。その1に書いた教訓が活きてます。(教訓か??)ちなみに人気のお宿の様で、我々、ラッキーだったようです。
このお宿、マウント・シャスタ市から車で30分位。お隣のWeed市という所にあって、宿の周りは見事に何にもなーーーーい!!Wifi無し、おじーの携帯も使えず、電話もかけられなーいという、徹底した大自然っぷりです。
この施設、ミネラル・バスというのがあって、お風呂→サウナ→シャワー(または川に入る。要は水風呂みたいな役割)を時間内に繰り返すというもの。ここの施設の川が、ミネラルの源泉になっていて、ミネラルが溶け出しているポイントもみる事ができます。ちなみにこのミネラル・バス、私にはちょっと強過ぎて、皮膚が所々ヒリヒリ、または少し腫れました。。(今は大丈夫です。)バスの後は、このミネラル・バスの施設にある色々なリーディング・カードで、自分の状況を見てみるのも面白いです。私とおじーは、ネイティブ・アメリカン オラクルカードで、なんちゃってリーディングをしてみました〜。
このお宿、ミネラル・バス以外にも、スウェット・ロッジやマッサージのメニューも充実していて、場所もそうだけど、サービスもスピリチュアルな感じ。
ちなみに、お昼の中華料理で仏頂面だったおじー。ここのランチの総額が、16.16ドル。おじー曰く、「16」というのは、とても良い数字なんだよ!と、お会計の所でテンションが上がるおじー。そして、我々の宿泊したキャビン(小屋と訳せばよいのだろうか。。)の部屋ナンバーが16だった!これはもしかしてシャスタ・スピリチュアルでは???(なんだそりゃ)と、期待大で、予め買っておいたロト(スクラッチ式の宝くじ)をお部屋でギコギコ削る我々。
惨敗・・・
この様な神聖な場所で、お金に目がくらみ期待した我々がわるーございました。
おじーと顔を見合わせて「だよねー」って笑って、そんなこんなで、山の夜はふけていくのでした。。
マウント・シャスティーナ(おじーが勝手に名付けました)を指差す私。マウント・シャスタと向き合うように、別の山がそびえているんですよ〜。
で、ここまで読んで下さったあなたは思うことしょう。
お金に目がくらんでいる、そんな我々のどこがスピリチュアルな旅なのかと。。。
その答えはその3に続くのであった。。。
サンフランシスコのゆるホームステイはこちら〜。
マウント・シャスタ どたばたスピリチュアル?な旅 その1
5月後半、私の英語のクラスも、おじーの教師の仕事もお休みだったので(要は、学校そのものがお休みの時期みたい。)、我々、夏の日本帰国予定に備えて贅沢はできない身なのですが、旅行とやらに行ってしまいました!へて(^^)
だって、「時は金なり!」
おじーが健康でいる今だからこそ、楽しめる時は存分に楽しまなくちゃね♪(と書いて、なんかしんみりしちゃう私。。おじー、いつまでも健康でいてね〜〜)
シャスタ山!日本の富士山みたいなパワースポット、霊山と呼ばれる山です。
サンフランシスコからシャスタ山は北上していくことになるのだけど、実は我々、旅に出る前日の22時まで、この北のシャスタ山でなくて、南のヨセミテ国立公園をさらに南下したセコイア国立公園辺りに行く予定だったのです〜。
何故、108ドルもの宿のキャンセル料を払ってシャスタ山に行く事になったのか??
興味がある人は、私までお問い合わせください〜。笑。
今回は省きますが、そのことだけで1つの記事がかけてしまう、ドタバタと偶然?がありました。(^^;)
さてさて、結局、その日に寝たのは1時過ぎ、旅の当日は早起きしてレンタカーを借りるところから始まります。何度かこのブログで訴えていますが、我が家の車はボロいので、長距離ドライブができませーん。なので、サンフランシスコからシャスタ山まで、約5時間のドライブをレンタカーとおじーに頑張ってもらいます。
後部座席にちらっと見えるのが、タンバリンみたいですけど、パンデーロという楽器です。他にも2つ、楽器をもっていきましたが、使いませんでした〜〜。(^^;) おじーはたくさん洋服を持って行って、結局、全然着ないで帰ってきました〜。(^^;)
すっきり晴れ渡った気持ちよい空。車をぶっ飛ばして目的地を目指します。
ちなみに、サンフランシスコからシャスタ山へは、Free wayという無料高速道路(一部有料のところもある。だけど5ドルとかそんな感じ。)を突っ走って行きます。日本の高速道路の休憩所みたいに、だいたい30分位の距離に、ドライブスルーのあるファストフードの店やコンビニが集まっています。
ちなみに今回のドライブのヘビーローテーションはこの曲!!
おじーのリクエストで、Kanye West(カニエ・ウェスト)。おじー、こういうのも聴くのね、意外!!でも、ブラック・ミュージックだしね。とにかく、この曲の調子が何故か風景にはまりまくっていて、この旅の道中で30回位聴く我々。
シャスタ山が見えてきた!!! 白いお方がシャスタさんです。
さらにどーーーん!!
右側に写っている人、楽しそうですね。所々、顔がテカっていますが、見逃しましょう。
17時過ぎに、無事にマウント・シャスタ市内に到着!
この日の宿は「Shasta in」
ちなみに記憶に新しいドタキャンの反省を活かし、当日予約しました〜。空いててよかった〜(^^;) マウント・シャスタ市内で便利な所にあるこの宿。部屋は小さいけど、お安めで、清潔で良いと思います〜。ちなみにこの宿でもらったシャスタの見所案内の紙がこの旅でかなり活躍してくれました!
この続きはこちらです〜
satocomedy.hatenablog.com
サンフランシスコのゆるホームステイ情報はこちら。
海外不適応??友達ってどうやってつくるのさ!! その後のお話
半袖で歩けるくらいの暖かい日のお昼、英語のクラスが急遽お休みになってしまったので、仲良しのクラスメートとランチをした。
実は、おじー抜きで、誰かとお食事するのは初めて!(お食事どころか、お茶とかも無かったし〜。笑)
私が夢にまで見ていた、「サンフランシスコでお友達のいる風景」が実現!キラーン♪なんて(^^;)、そんなに意気込む程のことでもないのですが。。。
クラスメートのメリー(仮名)は、ドイツ育ちで両親がギリシャ人。彼女の国籍はドイツ。旦那さんの赴任でサンフランシスコにやってきた。サンフランシスコの前はロンドンにいたという。
たまたま、英語のクラスで隣の席に座り、お互い同じ英文法のテキスト(クラスの教材じゃないもの)を持っていたことから話が弾み、年齢も近いし、お互い既婚、とにかく話しやすい。最近クラスに入ったばかりで、更に週2しかこないというレアキャラのメリー。毎日顔を合わせてても、そうそう親しくはならないクラスメート・・という状況が続いた中で、メリーは彗星のごとく現れた。
と、そんなメリーが面白い話をしてくれた。
メリーは子どもがいるので、子どもを連れていく遊び場がメリーに取っての社交場にもなるのだけど、ドイツ人にもたくさん会うのに、ドイツ人の友達がいないという。逆に、ギリシャ人の方が人懐こくて、すぐに仲良くなっちゃうとのこと。ランチしたカフェも、そんなギリシャ人のお友達に教えてもらったんだって。
メリーの両親はギリシャ人だけど、彼女はドイツ人。ギリシャ語も話すけど、彼女の母国語はドイツ語。ちなみに、ドイツ人はメリーにとってどんな感じかというと、そっけない、または無視される、だそうです。。ちなみにこれ、私も似た様な経験があって、「あれ?日本人かな?」と思って、ニコッとしてみたら、思いっきり無視されるとかね。。 もしかしたら、日本人じゃなかったのかもしれないけどさ。。(でも、これ、数回あるんですけど。。^^;)
まあ、みんなそれぞれ、色々あるのね。。
ちなみに、そんなこんなで、マイペースながらも、なんとなく慣れてきたかも?と思えるくらいの気楽さが出てきたかなと。
前に、こんな記事を書きましたが↓
実はこの記事を書いた後ぐらいに、大きな孤独の日々が訪れてしまい、一週間位、泣いて過ごしてしまったことがあった。天候も曇りや雨で良くなかったのと、それに伴うかの様に体調もあまり良くなかった。(要は低血糖の症状がわりと強く出てたということです。)3ヶ月も経ったのに友達もいない、私より後に入った生徒の方が皆と楽しくやっている、私は相変わらず英語で苦労している・・・頑張っても、報われた気持ちになれない。。あれや、これや・・と、自分を責めたり、落ち込む日々。
そんな時、こちらのブログを見つけて、衝撃を受けたとともに、自分だけじゃないんだなって、ちょっと気持ちが楽になったのを覚えている。「海外不適応」、ズシッとくる言葉だけど。。
結婚して海外に暮らすということは、英語の学校だけではなく、おじーと一緒にあっちこっちに出かけ、または家にお客様が来て、そこで会話をすることになる。おじーがミュージシャンとして、教師として多くの人に慕われているので、それが逆に私を緊張させたりもした。おじーの妻である私が、英語もしゃべれないただの馬鹿と思われたら、おじーにも申し訳ない。。。みたいな、変なプレッシャー。。
というわけで、ストレスだったのです。。。
学校で英語が通じないのにも打ちのめされたけど、アメリカ人との会話は、通じないじゃなくて、もう、入っていけない。。のレベルだったし、自分も会話することにすっかり緊張しちゃってるから尚更・・・。居心地悪くそこにいる自分を、本当に何度も何度も嫌になった。おじーがその度に、親身にサポートしてくれたけど、そうさせる自分をもっと嫌になっちゃうという・・
上記のブログにもあるけれど、最初のうちは色々できない自分も許せる、日本とは違う環境に興奮している。でもそれがだんだん、アメリカで生活をするという現実がみえてくる。挨拶以外のコミュニケーションができず、相手にしてもらえない、無視されるということも何度も出てくる。ニュースは毎日の様に銃が絡んだ殺人事件を報道し、日常生活の中でも、ひやっとする事を体験したりする。
今思えば、私もこの海外不適応に足を突っ込んでいたのだろ〜な〜。
じゃあ、何が私を助けたかと言えば、生活に慣れるためのある程度の時間と、そしてやっぱり英語。なんだかんだで、話すこと、聞く事に慣れてくるので、めちゃくちゃな英語でも会話ができる様になってきたなと。
あと、精神面では、自分がおじーと共に太鼓を叩かせてもらっているドラマーであるということが、私に強さをあたえてくれてたと思う。辛い時もドラムは叩き続けたし、ドラムを叩いてる間は何も考えず夢中になれたしね。
で、「結局、友達はいるのか?」と聞かれたら、メリーを友達だと思ってるけど、そもそも何をもって友達っていうんだっけ??と、なんだかトモダチ浦島太郎状態の私。。(^^;)
でも、メリーも、そして他のクラスメートも、ドラマーの先輩達、ダンサーさん、スーパーの魚介類担当の顔なじみのお兄さんも、皆みんな、私の生活にとけ込んできていて、なんだかもう、それでいいじゃないか!!と思うのです。
色々なお友達がいて、パーティーしたり、一緒に遊んだり・・・そんな華やかな「ザ・海外生活」の世界からはほど遠いかもしれないけど、私は今、この生活にかなり満足しているぞ。自分のペースでいいか〜と思えるこの自分。(^^) イエイ
今、ドイツに戻っているメリー。「また帰ってきたらランチしよーねー」って言ってハグしておわかれ。なんだか約束できることがとても嬉しかった!
ゆっくりでいいし、少しづつでいいから、自分がこの地で、誰かと繋がれることを広げていけたら嬉しい。ただただ、シンプルにそう思う。
そして最後に、直接会う事は難しくなってしまったけれど、いつでも心は寄り添ってくれている日本の大切な家族、友人達に。「本当にいつもありがとーーーう!どれだけ心の支えになってもらっていることか!!!」そして、もちろん、おじーにも「ありがとーーう!!」
先日、日本から届いたお手紙。すっかりインターネットに頼り切った生活をしてる私ですが、こうして海を渡って届けられたお手紙にジーンとしてます。それにしても、我々日本の文化はなんとオシャレなんでしょう!!外国の地で改めて、日本の文化に創作意欲を掻き立てられる私でした。何を創作するのかは、今のところ不明ですけど。。笑
ゆるホームステイサービス 始めました〜。
詳細はこちら。
サンフランシスコの治安:日々のニュースはこんな感じ。
今日(5月3日)のサンフランシスコのニュース速報は、お昼にダウンタウンで起こった警官による射殺の話だった。
Subwayというサンドイッチ屋さん、日本でもあっここっちで見かけるけど、このSubwayのスタッフ(アジア系男性)とお客さん(白人男性)の間で、サンドイッチをめぐり口論になり、それがエスカレートしてお客の方がナイフでスタッフを斬りつけ始めた。そこに警官がかけつけ、ナイフを捨てるよう命じたがきかなかった。で、白人男性を射殺した。
大雑把ですが、こんな感じの内容です。私の英語の理解力も限度があるので、気になる方は、こちらの記事をどうぞ。
ナイフで斬りつけるのも、射殺するのも、私の理解を超えていて唖然とするばかり。。
ちなみに、一週間前位のニュースはこんな感じだった。
ベイエリア(サンフランシスコ含め、近郊地域をベイエリアと呼びます。)の地下鉄Bartのオークランドの駅から乗り込んできた50~60人の若者が、乗客に対して集団で暴行窃盗をするというニュース。
そして、その3日後くらいのニュース。
バスの中で2人組の若者が乗客に銃を突きつけ、金品を奪って逃げたという話。
このバスの事件について、おじー曰く、私は絶対に乗ってはいけないとされるバスの路線(いくつかある。)で起こった事件で、とにかくその路線バスを避けて気をつけていれば大丈夫とのこと。でも、とにかく普段のバスでも何でも、決して油断するなと、おじーに言われてます。
ちなみにこのニュースをクラスメートに話したら、「え、そうなの?知らなかった〜。」とのこと。
前に英語クラスの先生が、40人位いる生徒に対して、「TV見てる人、手を挙げて。」って言った時、ポツポツとしか手が挙がらなかったもんね。そういえば。
私も日本にいる時は全然テレビを見ない人だったけど、今はおじーと2人で必ず見てます。分からないことが多いので、おじーに説明してもらいながらだけど。。(^^;)
ニュースを知らなくても生きてはいけるし、むしろニュースを見ない方が心地よく生きて行けるのかもしれないけど、ここは私にとっては外国。おじーにも、「ここは日本じゃない。人を警戒しろ。」と口うるさく言われてる。私はまだ、この国のことをよく分かっていない。だから、テレビを見て身を引き締めている・・という感じ。弱っちょろい私には大事なこと。
こちらでの生活が4ヶ月が経ったけれど、まだまだ日本の感覚の方が慣れているので、何か危機を察した時に、自分の身を守るための事が果たしてできるだろうか。。という心配がある。何かあった時に大声で叫ぶだけのパワーがある為に・・、という理由だけではないけれど、体調管理は更に気をつけようと思った。特に私の場合、低血糖症に絡んで頭がぼーっとしてたりすると、まず、叫ぶパワーどころか、その場でぶっ倒れかねないしね・・・(^^;)
と、なんだか、物騒な感じの事を書いていますが、とは言え、これは現実に起こったこと。爆竹の音かな?と思ったら銃声で、数分後にパトカーのサイレンの音が聞こえてきた。。という事もあった。(しかもこれニュースにならないし。)
楽しい事も、素晴らしいことも、信じられないことも、恐ろしいことも、外国に住むってことは、全ての経験が全然違うんだな〜と、日々、気付かされます。
日本人としての私らしさは保持しながら、怪しいと思ったら、例え相手がいい人だったとしてもスタコラサッサと逃げる、大声を出す、自分の身を守るための強さ、判断をいつも持っている私でありたいなと。希望を言えば、もしもの時に、ぶん殴ってKOできる位の腕力ほし〜〜。だって、ほら、乗客を通路に引きずりだして飛行機から追い出しちゃったり、アフリカ系というだけで、暴行されたり、時には殺されたりしちゃう国ですもんね。。しかも警官に・・・・。
次に日本に戻った時には、「Satoレスラー」と呼ばれる様に、トレーニングがんばりまーす(^^)
写真は、パワフルサバイバー、おじーにしてみました。ドラマーの手はでかい!
MOJOのお宿情報はこちら↓
ゆるホームステイサービス、はじめました。
サンフランシスコの宿 ☆MOJOのお宿☆ 地味にオープン(ただ今、クローズ中です。)
引っ越し決定の為、MOJOのお宿はクローズ中です。
再開の目処は立っていません。(2018年2月)
この度、おじーと2人で、サンフランシスコの宿、その名も「MOJOのお宿」をオープンしました!!パチパチパチ〜〜!!と言っても、普段の生活から何にも変わんないんですけど。。(^^;)
MOJOのお宿 (今のところ、日本人限定。)
・ 1泊2食付き(朝・晩)食事はがっちり作ります。おじーがですけど。レストランで食べるより、おじーの作るソウルフードの方が断然美味しい!ちなみにベジタリアンの方は、当宿、おすすめしません。(^^;)
・ お宿内、禁煙。
・ キッチン、バス(シャワー)、トイレ共同。
・ ゲスト部屋に鍵はありませんでの、貴重品の管理は自己責任でお願いします。
・ 1泊から最長1週間まで。
・ Wifi 使えます。
・ 18歳以上の方。(成人の同伴者がいる場合は、18歳以下も可。)
要はホームステイです。
1泊70ドル。(Tax込み)*2017年4月設定時点での価格。
(初日については到着時間にも依ると思うので相談しましょう。)
お問い合わせはこちら: satocomedyodoroida@gmail.com
おじーが手間隙かけて作り上げたこのお家。車と一緒でボロいし、そんなに広くはないけれど、とても素敵なお家です。この窓から、朝焼け、夕焼けが楽しめます。
夕焼けは特にうっとり。
そしてアフリカングッズ、楽器等の皆様方。
こちらはゲストルーム。(またの名を私の瞑想・ヨガルーム)兼・・・
太鼓様のお部屋。(他にもいらっしゃいますが、違う場所に移動されました。)
おじーが作った、オブジェの様な楽器の様な。。。
晴れの日は、お庭で食事をしたり。。サンフランシスコは蟹が有名。こちらは蟹タコス。と、プロテインジュース。
以前にもこんな記事を書きましたが↓
おじーも私もこの家が大好き♪ 家でじーっとしていても楽しい(^^)
なので、是非、我々の好きな場所で、それぞれが無理なく心地良い時間を共有できたらと思います。
ちなみに、我々が住んでるこのお家、ダウンタウンからはちょっと離れています。(家から最寄り駅までの距離も含め、45分位。車だともっと早いです。)なので、サンフランシスコに到着したばかりでゆっくりくつろぎたい人、しばらくベイエリアの生活に慣れる時間が欲しい人に良いかもしれません。あと、ミュージシャン(特にパーカショニスト)、ダンサーの方々は、おじーとの会話やコラボレーションも楽しいと思います♪
ちなみに、サンフランシスコには、たくさんのホテル、ドミトリーの宿、そしてAirbnbでお家を提供している人がいます。(以下、ご参考。なんとなく物価の感覚が分かると思うので・・。ドミトリーの宿の紹介ですが。)サンフランシスコは日本よりちょっと物価が高いです。Taxも8.5%かかります。それに、チップも必要です〜。(サンフランシスコのチップ率は10~20%)
ちなみに、8月の一ヶ月間は日本に帰る予定でいるので、MOJOのお宿はお休みでーす。
ちなみにおじーは英語のみ(地味に日本語勉強中)、私はもっぱら英語勉強中の適当英語の人ですので、「助け合い♪」キーワードだす。そんなハチャメチャ(?)コミュニケーションも一緒に楽しみましょう。(^^)
ゆるく、楽しく、時には熱く(?)、充実した時間を過ごせることを願って・・。
写真:ホストのおじーと私
関連記事:
Black like me おじーの思い
おじーが机に向かってギコギコ何かを削っている。
手元を見ると、スクラッチ式の宝くじだった。
削り終えたカードをかざして、「50ドル(5700円位かな?)当たっちゃった!」と喜んでいる。カード1枚5ドル。2枚買ってきたから10ドルの出費で40ドルの収穫。ヨシャ!!いいね〜、ついてるね〜我々!50ドルでも、そうそう当たらないでしょ〜と、喜びを分かち合った後、おじーが「実は今日、こんな事があってさ〜。」と話し始めた。
おじーがいつものように車を運転していた時のこと。
交差点で一時停車していたところ、おじーの前の車が、不注意で突然バックしておじーの車に衝突してきた。幸い、大袈裟な衝突では無かったものの、こういう不注意が事故に繋がる訳だから、おじーもこれには険しい面持ち。車の運転していた人(30代くらいのアフリカン・アメリカンのカップル)が慌てて車から降りておじーの元に駆けつけた。人の良さそうなカップルで、運転手である男性はとても動揺していたとのこと。
おじーが念のため、車がぶつけられた辺りを確認していると、このカップル、「いくらか現金があるので受取って下さい。」と申し出てきたそうな。
お金を差し出してオロオロするカップルにおじーが言った言葉。「いいか、君は同じアフリカン・アメリカンの兄弟だ。運転の不注意はいけない。それは気をつけろ。お金は受取らない。助け合うことは大事だからね。」
おじーの手をきつく握って、「ありがとう、ありがとう!!」と恐縮して去っていくカップル。
ちなみに、警察に届けて〜、保険会社が〜、という道もあるのだけど、「そうすると彼らの車の保険料が上がって、免許も違反のポイントがついちゃうでしょ。大した傷じゃないからこれくらいいいよ。」とおじー。(ま、そもそも、うちの車、ボロいしね。)
さて、この一連の様子を見ていた人がいたそうな。12歳位と思われる自転車に乗ったアフリカン・アメリカンの少年。車に乗り込もうとしているおじーに話しかけてきた。
一連の流れを説明をするおじー。
「それで彼らに何て言ったの?」と少年。
「別に何も。彼らは兄弟だからね。助け合うことが大事だよってことかな。」と、おじー。続けて「君がこの話から何か学んでくれれば嬉しいよ。」と伝えた。
で、その後のこの宝くじの50ドル。「こういうことなんだよね〜。」と、突然の天からのお小遣いを喜ぶおじー。よく日本でも「何かにぶつかったら、宝くじを買え。」っていうのありますが、これ、本当だったのね〜〜。笑
(*ちなみに、その後もおじーは宝くじを買い続け、地道に小さく当てている。ま、10ドルとかそんな感じだけど。)
ちなみにその夜、テレビでやっていた映画がこれだった。
↑ まず、この予告編見て下さいまし。
1947年。ちょうどおじーが生まれた年。映画でもアフリカ系に対する人種差別の様子が描かれていて、おじーも過去を思い出し、目に涙を溜めて映画をみていた。
この映画は、アメリカで最初のアフリカン・アメリカンの大リーグの野球選手として活躍したジャッキー・ロビンソンのお話。見終わった後、感動ひとしお。。なのだけど、じゃあ、差別はどうなのか?というと、こっちは変わらず酷い状態がその後も続く。
今、英語のクラスで" Black like me" という本を読んでいるのだけど、この本、著者(白人)がブラック社会がどうなっているのかを知るために、肌の色を変えてブラックコミュニティーに入っていくという実話。日記形式で書かれていて、始まりが1959年。英語で読んでいるから、私の理解がどこまで正しいかちょっと疑問だけど、それでも差別の酷さは伝わってくる。アメリカの南部は特に差別が酷い歴史があり、おじーも南部の出身だから、心を痛めた記憶は身体に焼き付いている。
ちなみに、Black like me(邦題:わたしのように黒い夜)、翻訳されてます〜。
Amazonでみると、中古でも4800円になってたけど、図書館で借りて是非読んでみて欲しいです。または、こちら方のブログがよいです。 ↓
ベンジャミン・バトンよりも数奇な人生ー『私のように黒い夜』 (An Interpreter's Blog (通訳雑記帳))
特に、最後の辺りに書かれている著者についての文章に度肝を抜かれました。そこだけでもいいので読んでみて下さい。人生って・・・不思議。
最初に戻ります。
「君は兄弟だ。だから、助けあうことは大事だ。」
おじーはこの言葉以上の思いを込めている。今回だけでなく、どこででも。時にはアイコンタクトで、時には声に出して。おじーがアフリカ系に出会った時にはいつも。
(たまに無視されて、オマーイガッ!て2人で笑ったり。。^^;)
アフリカ系である我々は、逆境でも誇り高く生きていこう。そんな思い。
自転車の少年は最後に、" Sho you right, OG"と言って去っていったらしい。日本語にすると、「あなたの言う通りだよ、オールド・ギャングスター」てな感じなのかな。
Black Like Me. クラスの課題で読んでる本。知らない単語がいっぱいで、苦労しながら読んでいる。