さとちゃんとおじー 

低血糖症を煩い、仕事退職→結婚でサンフランシスコに移住。年の差国際結婚。太鼓叩き。アラフォー女子の生活。

Weird gaze. なんであなたは私を見るの??

アメリカに来て、ちょっと気になっていることがある。

 

いや、実はたいして気にしてはいない。

 

でも、時々、それが起こった時に気になることがある。

 

それとは・・・・

 

 

知らない人に凝視されてるとき〜〜〜〜〜(^^;)

 

 

私はあまり周りをキョロキョロしないので(知らない人に話しかけられるのが苦手なので、あんまり見ない様にしている。)気がつかないことが多いんですけど、おじーが、

 

ポカーンと口開けてこちらを凝視してる人がいる、

 

だの、

 

振り返って、目をまん丸くしてる人がいる(これは結構よく聞く。でも、私が目撃したことはない。。)

 

だの、

 

凝視のし過ぎで、ベンチからもう少しで落ちそうになってた人がいた、

 

だの、

 

 

なんだか漫画みたいな報告をしてくる。

 

 

まあ、我々珍しいカップルだけどさ。。。サンフランシスコに住んでれば、いろんな人種、性別、ユニークな格好した人、珍しいカップル、いっぱいいるでしょ。

こんなんで驚いてたら、この街に住めないんじゃないの??(^^;)

 

ま、驚いてくれてるんだったらいいよ。なんか引っかかるものがあったんだろうし・・

 

でも、こんなベンチからずっこけそうになってる人(こっちが見たかったよ。。その光景・・)にも気がつかない鈍感な私でも、気がつかざるをえない強烈なものがある。

 

凝視を通り越して、ガン見である。(って、意味一緒か・・・^^;)

 

こっちが気付いて向こうを見ても、視線を反らさない、表情も変えない。むしろ、まだまだ、まだまだ、まだまーーーーだ、

 

見てくるーーーーー。(><)

 

この、表情を変えない・・というところが非常に怖いんですけど、ってそもそも最初からその人には表情がないんですけど、睨まれてる・・というのでもなく、目も座ってしまっていて、とにかく・・・

 

怖いっつーのーーーーー!!!!!(><)

 

 

あまりにも気分が悪かったので、そそくさとその場を離れました。

 

 

ビックリ、そしてショックだったので(だって、私が何したっていうのさ〜〜〜><)、おじーに訴えます。

 

すると、

 

「結構、こういうことあるんだよね。本当に嫌になるよね。特に女性がやるケースが多い気がするなー。だから、そんな時には鼻ほじったりしちゃうよねー。見たいならみればーって感じ。」と返ってきた。

 

そう、私も女性にやられました。アジアの女性。身なりもしっかりしてるような人。

(ちなみにこれ、1人じゃないからね〜〜〜。数人。多くはないけど。。)


 

興味があって誰かを見たとしても、その相手がこっちに気がついたら、さっと視線を反らす。。。という環境で生きてきた私には(日本人ってそんな感じだと思うんですけど、どうでしょ?ま、人によるでしょうけど。)

 

凝視され続けられるのが、もー本当に嫌です。

 

昔インドに行った時にも、とてもとてもとても凝視され続けましたけど、

ここ、インドじゃないし〜〜〜(><)
 てか、本当に様々な人が住んでるサンフランシスコでしょーーーー?????

 

道ばたで突然放尿する人(しかも性別関係なく・・・おいおい。。)がいたり、

裸で歩いている人がいたり(あんまり見たくない。)、

奇抜な格好してる人だって、

 

いっぱい、いっぱい、いっぱーーーーーい、

 

いるではないか!!!

 

ぷりぷり。。

 

 

ちなみに、

 

気になるのは、おじーも凝視されてるってこと。。。

 

で、気になって、バイト先のアメリカ人シェフ(白人)に2人ほど聞いてみた。

 

「そんなのいっぱいあるよ〜。そういう時はこっちも睨み返してるけどね〜。だいたいが、身体目的か、または殺意だよね〜。あっはっはー。」

 

 

・・・・・・・・

 

 

えーーーーと、殺意って何さ。。。(^^;)

 

 

おじーのアフリカン・アメリカンの親友に会ったので、彼にも聞いてみます。

 

「さとちゃん、それは相手が君に興味があるってことだよ。ニューヨークなんかだと、人をジロジロ見る人達ってそんなにいないらしいけど、サンフランシスコはとても色々な人がいるから、他人を見る人、多いと思うよ。女性に見られたとしたら、その人はレズビアンかもしれないしさ。ま、こういう文化だからね〜。気にしない方がいいよ〜。」

 

 

私の調査対象はおじー、シェフ2人、おじーの親友の計4人。

しかもみんな男性。(アフリカン・アメリカン2人、白人2人)

 

だもんで、まだちょっと調査に欠ける感じはあるんですど、

今のところ分かったことは、

 

 

どうやらここでは(サンフランシスコ、ベイエリア)、

人種関係なく、性別関係なく、

ともすれば不快な視線がしょっちゅう飛び交っているらしいぞ。。ということ。

 

 

 

多分、私が感じた視線なんて初級レベルで、何か人目を引く魅力のある人なんて、もう、大変だと思うわな。。(^^;)

あ、でも、「そんなもんだよー。」って気にしてないんでしょうけど。。。

 

 

 

うーむ、これが外国に住むってことなのね。。。

 

気にしないけどさ、でも、あんまりいい気分じゃないんだよなぁ。。。

 

私も冷めた目で凝視する練習でもしておくかね。。

 

さとちゃんでした〜

カオスの国の住民たち。バスと子どもとおじーと私。

仕事が終ったおじー迎えにいって、おじーと一緒にバスに乗った時のこと。

 

おじーの仕事が終る時間(要は、学校が終る時間。おじー、教師なので。)は、イコール、子どもも学校が終る時間だ。

 

我々が乗った時には空いていたバスが、2駅後には超満員!スクールバス状態になってしまった。

 

空いている席に我先に!と飛び込んでくる子どもたち。私の隣の席には小学2、3年生らしき女の子が座った。

 

おじーと、「わー、スクークバスじゃーん!!これ(^^;)」とちょっと苦笑い。

車内は一気に騒がしくなった。

 

次の駅で、白人の老人が乗り込んできた。

私が席を譲ろうと腰を上げた時、おじーが手で私を制した。少し様子を見て、周りが誰も譲ろうとしない状況をみて、

 

「君の前にいる、年配の男性に席を譲ってあげてくれないか?」と私の隣の女の子に呼びかけた。穏やかだけど優しい口調では言っていない。

 

しぶしぶと言った感じで席を譲る女の子。

「ありがとう。」と女の子に向かってお礼を言うおじー。

 

老人が私の横に座り、「ありがとう。」と我々にお礼を言った。気の良さそうな、そして気の弱そうな老人だった。「このバス、スクールバスみたいだね〜〜。」と、お互いに苦笑いをした。

 

しばらくして、大分、車内混雑が緩和されてきた。

 

私達の席の目の前には5、6年生位の男の子が座っていて、その男の子の隣には1年生くらいの女の子が腰掛け、その女の子のおばあちゃんと思われる女性がつり革に捕まって立っていた。

 

おじーが、その男の子に向かって、

「ヘイ。目の前に高齢者がいるんだよ?席を譲ってあげたらどうだい?」

と呼びかけた。先ほどと同じ、穏やかだけど優しい口調では言っていない。

 

男の子が黙って立ち上がり、我々の前の空いていたスペースに立っていた。

 

こういう時、この男の子の立場だと、なんというかもどかしいものがあるんだろーなー。。心の中で、「このくそじじい。」とか悪態ついたりしてるのかなぁ・・なんて、そんなことがちょっと頭をかすった。

 

我々がバスを降りる時、おじーがこの男の子に向かって、

「紳士的な態度を取ってくれて本当にありがとう。」とお礼を言った。

私も「あなたのした事はとても良い事だったよ。ありがとう。」と言った。

照れながら、笑顔を返してくれた男の子。

ああ、いい子だな〜〜〜と思った。

 

 

随分前のことだけど、小さな子ども達が遊ぶプレイグラウンドの傍を通った時に、石を投げられた事があった。

 

おじーも私もビックリして振り返ると、まだまだ歩くのもおぼつかない3、4歳位の女の子だった。

 

ひどいな・・・と思ったけれど、小さな子どもがした事だからと、私はそのまま無視しようとしたのだけど、

 

おじーが、「親に話にいく。」と言ってその女の子を目で追った。

 

既にその子の母親が気付いて子どもの注意をしている。

 

まあ、注意をしているんだったらいいか・・・と、2人で歩き始めた。

 

通りを少し行ったところで、後ろから、

 

「ソーリー。(ごめーん)」と、声が聞こえてきた。

 

振り向くと、さっきの女の子が母親と一緒にこっちを見ている。

 

母親につつかれてもう一度、「ソーリー。」と叫んでいるけど、そこに反省の色は全くない。

 

母親が半ばあきらめ顔でその子ども抱っこして、我々の方に歩いてきた。

「本当に、この子ったら・・・」とこぼしている。

 

母親にしがみついてこっちを振り向こうともしない女の子。

 

おじーが、

 

「謝ってくれてありがとう。」とその女の子に言った。

 

相変わらず、こっちを見ない女の子。

 

あきれている母親が、その子を抱きかかえて去って行った。

 

 

おじーが一言、

「あーあ、甘やかされちゃってさ・・・。ひどいもんだよねー。」とこぼした。

 

 

私たちは、女の子からの全く反省の色のない口先だけの「ごめーん。」は聞いたけれど、母親からは何も聞いていない。

 

 

私の感覚だと、自分の子どものした事に対して、こういう場では親も謝罪するだろうな・・と思っちゃうんですけど、他人だからなのか、アメリカだからなのか、人に依るのか、ここに母親からのSorry(ごめんなさい)の言葉はなかった。

 

 

 

さて、教師というのは、相手にするのが生徒だけではない。生徒の親、同僚、学校・・・と、色々なコミュニケーションがある。

 

おじーの教師歴の中にも数々の出来事がある。

もう忘れたものも多いみたいだけど、「そういえばこんなことあったなー」と私に話てくれた。

 

 

授業を妨害する、明らかに態度の悪い生徒をしかると、生徒の方がこんな事を言ったらしい。

 

「うちの父親に言いつけて仕返ししてやるからな。覚えてろよ。」

 

これが3、4年生の小学生が言う言葉である。

 

 

後日、身体にタトゥーをちりばめた、如何にも体格がよい男性がおじーの前に現れた。

 

「自分の子どもが、あなたからひどい扱いを受けていると言っているんだが?」と、冷めた表情でおじーを脅してくる。

 

おじーも警戒しながら、自分が授業でどんなことをやっているか、授業を妨害する子どもにどのように接しているか、それでも全く言う事を聞かない子ども達がいるという現状を冷静に話し、

 

「実際に私のクラスを見て下さい。そして、それでもあなたにとっておかしいと思う事があれば言って下さい。」と言った。

 

ここまで説得するのにも、大分時間を要したらしい。

 

そして、実際に授業をみたその男性、自分の子どもが暴れ回っている姿を見て唖然。

 

自分の子どもに拳骨を食らわし、暴れる子どもを引きずって帰っていったらしい。
その後、その子どもは大人しくなったそうです。

 

ちなみに、この男性、コートを羽織ってたということなんですけど、

 

 

おじー曰く、

 

「ま、大体、この手の状況でコートを着てる人は銃持ってるよね。本当に警戒しないと危ないからね〜〜。」

 

・・・・・・・・

 

「子どもの悪態だけじゃなくて、両親の方だって、ドラックやってたり、ギャングだったり、そんなのいっぱいいるからね〜〜〜。」

 

 

(^^;)うーん、さすがアメリカ。

今、おじーが生きてること、奇跡みたいなものかもね。。。

 

ちなみに、じゃあ、学校側はどうなのかというと・・・

これも学校によるみたいですけど、

 

こんなことがあったらしい。

 

授業妨害が激しい子どもがいた。

あまりにもひどいので授業にならず、おじーはその子を特別室(なにやらカウンセラーやら、場合によっては校長先生と話すお部屋があるらしい。)に送った。

数十分後、その問題児がクラスに戻ってきた。大人しくなったのかと思いきや、また暴れだした。その子の担任もその場にいたのだら、すっかりなめられてしまって担任の言う事をきかない。

 

そんなやり取りが数日続いた。

 

おじーが学校側にこの子に対処してほしいと頼んだ。必要であれば、自分も参加するから親を呼んで話し合うのでも良いと言った。

 

ちなみにおじーは、その問題児に対して週1で教えるだけの音楽教師だ。担任でも何でもない。

 

学校からの回答は、

 

「あなたは子どもに対してもっと我慢する必要がある。」というものだった。

 

おじーがあきれてしまい、何度か学校に掛け合ったけれど駄目だった。

 

当の担任はどうかというと、まだまだ若い先生で子どもの扱い方を知らない。

「彼女も彼女なりに必死なんだけどね。。。。」と、おじーもため息をつく。

 

 

冒頭のバスでの出来事に話を戻す。

 

私は子どもではないとは言え、お年寄りを目の前に黙って席に座っていられる程に年を取っていない。(なんか分かり辛い表現ですけど。)

 

私が席を譲ることで、子ども達にも見本になるのでは??と思ったんですけど、

 

「そんなことしても子どもは分からないよ。人の振りをみて学ぶには、彼らは若すぎる。分かる子はもうとっくに席を譲ってるんだよ。」

 

ま、そうだよな。。。

 

「本当はバスの運転手がアナウンスするのが良いのかもしれない。そういう運転手もいたけど、バスの運転手の方が乗客から暴行を受けた例もある。乗客同士で暴行になることもある。この手のことは、場を見てやんなきゃいけないことだけど、とにかく、もう年齢問わずマナーがひどすぎるよ。。。」

 

おじー、基本的には車通勤なんですけどね。。

 

 

ちなみに、この日、おじーを迎えにいくのに1人でバスに乗っていたら、私の向かい側に、筋肉モリモリのいかついアフリカン・アメリカンの男性が座った。

おじーの2倍はありそうなごっつい体格の人だった。

 

で、この彼が、突然、おっーーーーーーきな声で、わめき散らし始めた。

 

「げげ???大丈夫かな??(^^;)」

 

目が合わない様に窓をみる私。

 

みんなびっくりして振り返っている。

緊張感が走る車内・・・

 

いや、ほんと怖いからさー(><)途中でもう降りちゃおうかな・・・と思ったら、

その男性が下車した。。。

 

ほっ・・・・良かった〜〜〜(><)


この話をおじーにしたら、

 

「ああ、あの人ね。怖いよね〜〜。」と言っている。

 

え??知ってるの?だって、おじー普段は車通勤じゃーん。

 

「だって、あの人、もう何年も前からいる人だよ。大きな声でみんなを震え上がらせてるんだよねー。くくく(笑)」

 

えー?そんな有名(かどうかは知らない。)人なわけ??でも、怖いんですけど。(><)

 

「一度、バスが一緒になっちゃってさ、うっかり目が合っちゃったんだよね。そしたら、こいつ(おじーのこと。)は、オレよりマッチョだぞ。気をつけろ。気をつけろ。。って大声で独り言言った後、ピタっと大人しくなっちゃったんだよ。」と言って、

腹を抱えて思い出し笑いをしているおじー。

 

 

あーあ、どうなっちゃってんの、サンフランシスコ・・・(^^;)

 

 

良いも悪いも、もうわからんわ。

 

 

ただ、おじーのまっすぐに伸びた背中を見ながら、私はおじーの在り方に憧れ、そして、おじーの爆笑する姿をみて、私にはまだ見知らぬカオスな世界を覗き見ている。

 

おじーの話を聞いているだけで、毎日新鮮だ。。。(^^;)

 

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どんな写真を取っても、だいたい絵になるおじー。

だいたいまぬけな写真になってしまう私とは大違い。

乗り合いタクシー(Uber,Lift)物語その2 あなたに会えて光栄だった。

Lift(乗り合いタクシー)の運転手が道を間違えた。

 

ちなみに乗り合いタクシーって何?っていうひとは、こちらをどーぞー。

satocomedy.hatenablog.com

 

 

サンフランシスコ近辺を流しているドライバーにとっては、ちょっとあり得ない痛恨のミスだった。

 

Freeway(高速道路)に入り、方向が3つに分かれる分岐点のところで、我々が希望するダウンタウン方面とは全く逆方向の道に入ってしまう車。

 

私は車の免許を持っていないけど、それでも、こっちの高速道路の標識は分かりやすいな〜と思う。

 

ましてや、客を乗せるタクシーのドライバーなら、こんなミスは絶対にないはずなんですけど、

 

このドライバー、やってしまいました。。(^^;)

 

中年の、ラテン系なのかアジア系なのか・・・ちょっと小太りのおじさん。

 

「やってしまった〜〜〜(><)」と小さく叫んでいるのが聞こえ、

「えーと、えーと・・・汗」と苦笑いしながら運転している。

 

後部座席でおじーと顔を見合わせ、

「大丈夫か?このドライバー・・・」と、目で会話する我々。

 

Googleマップ(携帯で見れる地図のこと。念のため。)を頼りに運転しているドライバーより、サンフランシスコ歴・約50年のおじーの方が、どう考えたって道を知っている。

 

おじーが、

 

「◯◯の出口で降りて、◯◯ストリートにもどるんですよね?えーと、大丈夫ですか?(苦笑)」とアドバイスも兼ねて話しかける。

 

「はい〜〜〜。大丈夫です〜〜〜。」と、腰低めな感じで答えるドライバー。

 

腰低めな態度とは裏腹に、無理矢理割り込んでクラクションを鳴らされたり、スピードを出して他の車にぶつかりそうになったりと。。

 

やっぱり大丈夫なんだろうか。。。(^^;)

不安がよぎるおじーと私。

 

助手席には、我々より前に乗車していたアフリカン・アメリカンの女の子が、ドライバーのミスや、おっとっとな運転にもお構いなしに、

 

 

「私の彼が浮気して、他の女の子と子ども作っちゃったのよ〜〜。き〜〜〜〜!!」と、ただならぬ様子で電話に夢中。。会話丸聞こえ。

 

どうなってんのこの車。。。(^^;)

 

 

ほどなくして、浮気されたかわいそうな女の子はぷりぷりしながら車を降り、おじーと私が車内に取り残された。

 

 

きわどい運転を続行しているドライバー。

ひやっとする私たち・・・

 

だ、大丈夫かな。。。(^^;)

 

 

そこでおじーがこんなことを言った。

 

「Lift(乗り合いタクシー)の仕事はどう?この仕事より良い仕事なんてないよね?」

 

これ、おじーは冗談を言ったんですけど、それに対してドライバー、

 

 

 

爆笑!!!!!

とってもうけちゃったみたい!!!(^^)


安心したのか、そこからこのドライバーが話だした。

 

 

自分はミャンマーから来たこと。

(ちなみに私も最近、ミャンマーから来たという中年の女性に会った。彼女は難民としてアメリカに来たのだけど、戦争で両親を亡くしている。恐らく彼も難民だろうなと思う。)

 

しばらくサンフランシスコでリムジンのドライバーとして働いていたけれど、疲れてしまって、サンフランシスコを出た郊外でタイ料理レストランを経営した。(あれ?ミャンマーじゃなくて、タイなんですね?と心の中で突っ込む私とおじー。)

 

コックも、接客も、全て自分でやったそうだ。

 

一生懸命働いて、子ども達も立派に仕事につき(電力会社勤務と歯科医師だって〜。良かったね。^^)、レストランは畳んで、今はナパ(ワインで有名なところ。サンフランシスコから車で1時間ちょっとかな。通り過ぎたことしかないけど。。)に住んでいるとのこと。運転の仕事や週3日だそうな。年齢は60代。

 

なるほどね〜、ナパに住んでるんだったら、道、間違えちゃうかもね〜〜。でも、まあ、あんまりないと思うけどね・・ハッハッハ(^^;)

 

そのあと、おじーとこのドライバーのおじちゃんが、サンフランシスコが如何に変わっていったかを話していた。

 

人にもよるけど、特にカラーと言われる人たち(白人以外のことです。)で、少し年配の人達は、サンフランシスコの変化を良く思っていない人が多い。年配じゃなくても、サンフランシスコ(またはベイエリア)に疲れた・・・という話は良く聞く。

 

どんどんサンフランシスコに人が移ってくるようになって、家賃高騰、物価高騰、運転マナーの悪化・・・・など色々あるらしい。

 

「本当に、運転マナーが悪い人が増えましたよね〜〜。だから、私もつられて時々、若者みたいな運転になっちゃうんですよ〜〜。」と、ドライバーのおじちゃん。

 

・・・・(^^;)

ま、そうですよね。だから、この運転なんですよね・・・(^^;)

 

顔を見合わす、おじーと私。

 

私たちとのおしゃべりが始まってからは、運転は安定してたけどさ。よかった〜(^^;)

 

ほどなくして、我々の目的地に着いた。

もうすっかり和気あいあいとした雰囲気になり、なんだか名残惜しい気持ちにさえなった。

 

冷やっとさせられ、「この運転手、大丈夫???」と疑ったけど、どんでん返しの様に、楽しいおしゃべりのひと時を過ごした。

 

 

車を降りる時、ドライバーのおっちゃんが、

 

「あなた達を車に乗せることができて光栄だった。あなたに会えて良かった。」と言った。

 

(こういう場合、大体、good to see youとかnice to see youという言葉を聞くんですけど、honorって言ってたのが印象的だった。よく使われる言葉なのかもしれないけれど、私はあまり聞かない。)

 

私達も、

 

「あなたに会えて光栄でした。」

 

と返した。

 

おじーと私、運転手と会話をするのはしょっちゅうなんですけど、明らかに今回は何かが違った。それを何と説明していいのか分からないけれど、私とおじーはこの現象を、

 

「彼(ドライバー)は、本当に素敵なエネルギーを持った人だったね。」って言っている。

 

 

おじーも私も、幸福感に包まれていた。

何故だか分からない。

きっとドライバーのおじちゃんもそう感じたのかもしれない。

 

 

これは私の見方でしかないけれど・・・・

おじーといると、時々、こういうことが起きる。

見知らぬ人と、ほんの少しの会話ではっとするような幸福感に包まれること。

 

 

おじーと私(アフリカン・アメリカンと日本人。年齢もかなり違う。)かなり珍しいカップル、要はマイノリティー(少数派)なんですけど、ここ、アメリカ・サンフランシスコで、同じ様にマイノリティーの人に会う時、こんな幸福感に包まれることがある。それは人種のマイノリティーというより、その人の個性や生き方で、自分は世間から見れば少し変わっていると思われるかもしれないけど、それでも、自分の道を行こう・・と決めたようなそんな人達。

 

「あなたに会えて、本当に本当に良かった。」

 

何か自分自身であることにほっとするような、安心できる様な、場合によっては、ちょっとうるっと涙がでそうな、そんな時間。

 

日常にある、小さな、小さな出来事だけど、

 

でも、忘れたくない不思議な時間だったので、記録しておきます。

 

てか、そろそろ車買わんとな〜〜〜〜。

交通費がかさむ〜〜〜〜〜(><)

 

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きれいな夕焼け。私の日々の感動はこんな感じで溢れている。

 

心地良さ100%の意識。ようこさんがやってきた☆ヤァ!ヤァ!ヤァ!

先週末、お隣の州のオレゴンから、ヨウコさんがやってきたぞ!!

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ヨウコさんとおじーだよー。2人とも、かっこい〜〜い♪

 

ヨウコさんはもともとおじーのお友達で、再会は実に5年振りとか!

今回、オレゴンから車をぶっ飛ばして遊びにきてくれました〜。

 

 

おじーから、

 

「ヨウコは、長くハワイに住んでいて、今はオレゴンにいるけど、色々なところに旅をしたり、ダンスしたり、ヨガしたり、おいしい料理をつくったり、とにかく魅力的な素敵な女性だよ〜。」

 

と聞いていたので、さとちゃん、興味津々です。

 

私にとってはアメリカ暮らしの大先輩のヨウコさん。

 

まだまだ不慣れ、不便、時々不安、というネガティブな壁がそびえ立ってる私には、

この外国の地・アメリカで、自分らしく心地よく生きているロールモデルを目にする事は、新たな感覚が開くようなそんな感じ。

 

新しい風を吹き込んでくれたヨウコさんマジックをご紹介しまーす。

 

手作りキムチに夢中

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ヨウコさん手作りのキムチを頂いたんですけど、これが、

 

う、うまい。。。

 

しかも、この色〜〜〜。かわいい〜〜〜♪♪

 

そして食材は全部オーガニック!

 

おじーが作ってくれた朝食とさっそくコラボです。↓

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サラダはヨウコさん作ってくれました〜。持参してくれた手作りキャロットドレッシングで頂きます。グルテンフリーのこのパンも、とてもおいしくて、うっかりぱくぱく食べちゃう私。(こちらはヨウコさんお勧めのパンを購入してくれました〜。)普段パンは避けてるんですけどね・・避けられませんでした。。でも、具合悪くならなかった〜〜〜!!イエス!

 

ちなみにこのキムチ、あっという間に、一瓶空にしてしまったので(まあ、他の2つもほぼ空なんですけどね・・・)、作り方を教わりました〜〜。

 

これ↓

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 昨日作ったんですけど、既に半分食べてしまった私。(我慢しろよ。^^;)

低血糖症の人にも良いと思うので、今度、改めてご紹介しまーす。

 

 

ヨガが気持ちよかったぞ!の巻

 

ヨガマット持参で現れたヨウコさん。

ヨガが生活に組み込まれているご様子です。

何やら気持ちよいヨガがあるとのことで、さとちゃん、さっそく挑戦です。

 

いや〜、ヨガ、ご無沙汰〜〜〜(^^;)てか、最近運動不足〜〜〜(><)

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さとちゃん、カメラ目線です。身体が固いので、所々、ヨウコさんにサポートしてもらいました〜〜。

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ところで、この素敵なスタジオはどこでしょうか??

うちでーーーす。(^^)

でも、もうすぐ引っ越し。どひゃ〜〜〜。

 

ちなみに我々は陰ヨガというものをやりました〜。

You tubeの動画を見ながら進めていきます。

www.youtube.com

これ↑

30分位でできるのだ。

気持ちよかった〜。

 

 

日本でヨガクラスに通っていたこともあったのですが、何と言っても難点は

 

「お家でやらない。(^^;)」

 

今回、自分の家でヨガをやってみて、

「こういう感じでやればいいのね〜〜。」というイメージを掴む。

これ、結構大事だな〜と思いました。

スタジオでやるヨガもいいけれど、お家でできたらもっといいわな。いつでもできるしさ。。お家でやる為のヨガの先生や、ヨガをやるための空間もプロデュース・・・なんてお仕事、出てくるかもね〜。ほんと。

 

自分を心地よくするものを知っていてそれを選ぶ。

ヨウコさん、着ているお洋服、

 

全部、手作り〜〜〜〜(^^)

マジかいな??

スパッツ作る人なんているの〜〜?

タンクトップ(下着も兼用)作る人なんているんかいな〜〜?

 

しかも、おしゃれだし!!

(スクロールして写真みてみぃ)

 

ほげーーーー。

 

自分の服を作る為に始めたお裁縫で、実際に注文されてお洋服作りするまでに才能を発揮している。

 

「自分が気持ちよいと思える服を着たい。」というヨウコさん。

 

こういう話を聞くと、羨ましくなったり、「お裁縫なんて私無理、できない!(><)」って思っていたけど、そういうことじゃないな・・と、ふと思った。

 

自分が心地よいものを身につけたい、自分が心地よい時間を過ごしたい、そのことにどれだけフォーカスできるか、それだけな気がした。

 

何を食べたいか?、自分がどこに行きたいか?、どんな風に時間を過ごしたいか?、

その感覚を研澄ませていく。

 

もしかしたら、当の本人は、

「あれ〜そうなの〜?自然にやってるから分からないな〜〜。」と言うかもしれない。

 

それでも私は自分が心地よくあることの大切さを、随分教えてもらった様な気がする。

おじーも心地よさ第一主義者なので、おじーからも色々学んでるんですけど、やっぱ、性別とか、年代が違うので、さとちゃん、今回、ヨウコさんから新しい風ゲットですよ。

 

 

ちなみにこれ↓

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今回のサンフランシスコ滞在でヨウコさんが見つけたオリシャー・タロットカード。

(オリシャーって何?という人はググって下さい。私もいつかブログで書こうとは思いますけど〜〜。まあ、いつか。)

 

よくぞ見つけました〜〜〜。パチパチパチ!拍手です。

 こういう、自分に腑に落ちるものに出会うのも、その人の出すエネルギーだよな〜〜と思うさとちゃんでした。

 

 

ワクワクしてもっと生活を楽しもうだにゃ!

 ダンスクラスとぶらりお散歩から帰ってきたヨウコさんが、

 

「ワクワクすること発見!!」と、早速ワクワクをシェアしてくれた。

 

ワクワクが止まらないヨウコさん。聞いてるこちらもワクワクしてくる。

 

一旦、現実は置いといて、ワクワクの世界にどっぷり浸かる。ワクワクのエネルギーが充満していた夕方のひと時。時間がキラキラしていた。

 

 

ちなみに・・・

 

アメリカにいるから人生バラ色とか、外国に住んでるから楽しいとか、そういうことでは全然ないと思っている。

 

海外でメンタルを病んでしまう人も多くいるし、アメリカには精神科医が、多分、日本よりいっぱいいる。(私が今まであった人で、ご家族が精神科医というのを3人知ってる。)

 

もしうっかり、私のブログをみて「羨まし〜〜。」(なんて思う人、いないと思いますけど^^;)と思う人がいたとしたら、私が書いている内容ではなくて、私が自分に起こったことをどう見ているか?に是非フォーカスしてもらいたいな〜と思います。

 

このブログは、私が自分の心地よさに少しづつ目を向け始めた記録でもあるので。(^^)

 

そう、

 

自分の心地よさにしっかりと目を向けたとき、自分の生活を愛し、世界はわくわくに溢れていることに気付き始める。

 

自分が心地よくなる術を知ってる事、自分が大好きなもので自分を取り囲むこと、

そういうことが本当に人生を豊かにするし、そして、その人の自然な在り方が、周りの人にも伝わっていく。その人が何もしていなくとも、勝手にヒーリングがおこるものなのだと思う。

 

ヨウコさんの在り方に、

 

生活って楽しいな♪

自然にしてるだけで楽しいな♪

 

ってそう思った。

 

 

私の新しいお友達、ヨウコさんに出会えたことに感謝して。

 

 

Thank you Yoko.

We will see you soon.

 

 

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アステカ・ニューイヤー☆私はエネルギーを信じている

アスティック・ニューイヤー( Aztek New Year)

 

今日、学校に行ったら、アステカのニューイヤーだった。

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正しくは、

 

今日、学校に行ったら、学校の前でアステカの新年をお祝いする儀式が行われていた。

 

アステカのダンスとドラムのパフォーマンスを見た事があったので、英語クラスそっちのけでしばらく儀式を見学。

 

すると、

 

「どうぞ、皆様方も一緒にお祈りしましょう。」というような流れになり、さとちゃん、1人で急遽儀式に参加です。

 

ドラムが鳴り響く中、司祭と思わしき人がチャンティングを捧げています。その間、手のひらを外側に向け、光を受ける様なポーズをしています。チャンティングが終ると、膝をついて手を地面にあてます。

 

東西南北4つの方向で、同じ事を繰り返します。

 

最後に、その場で反時計回りにぐるりと回ってセレモニーが終了。

 

司祭(またはリーダー?)と思われる人が、学校の壁面に描かれている壁画を指差して、

 

「これが、アステカのカレンダーです。今日はちょうど真上の12時のところにいます。このカレンダーは反時計周りに進んでいきます。さあ、この新年をみんなでハグをしてお祝いしましょう。」

 

と言った。

 

東洋人、私、ひとり。。。

他はみんな、ラテンアメリカのお顔立ち。

 

ということで、なんとなーく場違い?な気もしつつ

 

数人とハグ。

 

ちなみに、私が到着した8:50頃には、既にセレモニーが始まっていたのだけど、実はこのセレモニー、朝の6時スタートでした〜〜〜。ほよ〜〜。

 

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1年以上通っているのに、気がつかなかったアスティック・カレンダーがこれ↑

 

ちなみに、アステカのカレンダー(正確には、1日の表し方)はこんな感じだよ。

aztekayolokalli.com

 

マヤン・カレンダーと似ているな〜〜と思ったさとちゃんでした。

(以前、マヤン・カレンダーの手帳を使っていたので。。)

 

マヤとアステカ、どう違うの??

さてさて、儀式を見学していた時、学校のスタッフで見た事があるラテン系の女性が私の隣に立っていたので、聞いてみた。

 

「これはアステカの儀式ですよね?」

 

スペイン語で説明されているところも多かったので、念のため、確認です。

 

すると彼女が、

 

「これは、マヤ、アステカの儀式よ。毎年やっているの。」

 

と言っていた。

 

いまいち、マヤとアステカの違いが分からない私。てか、一緒なの?もしかして??

 

校舎に戻って、英語クラスには出席せず(だって、もう残り30分だったんですもの。。^^;)、そのまま図書館に行きネットで検索です。

 

「アステカ文明は、マヤ文明の一部です。」と表記されているものを最初に発見。

 

「え?そうなの??よーわからん。。(^^;)」と思っているうちに、ふと、マヤのカレンダーでは、新年は7月だったことを思い出した。

 

今、3月。

 

これはおかしいぞ。。。

 

というわけで、図書館からまたセレモニー会場に戻ります。

 

ちなみに、家に戻ってから調べましたが、マヤとアステカは、まったく違うものの様です。

 

比較されているサイトをみつけたので、リンクを貼っておきます。

osusumegeorge.seesaa.net

 

私はエネルギーを信じている。

セレモニーの物販会場があったので、そこでキョロキョロしていると、髪を長く伸ばした、おじーと同じ年代と思われる男性が私に気付いてくれたので、質問をしてみた。

 

「私はマヤのカレンダーを使っていたことがあって、それでは新年は7月だったのですが、どうして今日が新年なのでしょうか?また、マヤン・カレンダーやマヤン・カルチャーとはどのような違いがあるのでしょうか?」

 

男性が答えてくれます。

「我々、アステカのカルチャーはマヤのものに似ていたり、同じものもある。でも違いもある。我々のカレンダーは、1ヶ月が20日で、18ヶ月なんだよ。」

 

私が知る限り、マヤン・カレンダーは、1ヶ月が28日で13ヶ月。

なるほど、新年が違うはずだわ。

 

続けて、

「新年は6:45(朝です。)に始まったんだよ。」

 

え?????(^^;)

どうやら時間の感覚も違うらしい。。。

おもしろ〜〜〜〜い!!

 

さとちゃん、質問熱が高まります。

「どんな神様、またはスピリットを信仰しているのですか?」

 

「我々は、神様、スピリットを信仰してはいないんだよ。エネルギーとして捉えているんだよ。◯◯のエネルギー、◯◯のエネルギーというように、色々なエネルギー体があるんだけどね。」

 

ほよ〜〜〜。

これは初耳!そして、私のめちゃめちゃな英語にも真摯に聞き入れて答えてくれるこの男性にも感動。実は、かなりおじーに似てる・・・というか、見た目ではなくて、エネルギーが、なんですが。(と言ってわかるかな〜〜^^;)

 

最後に、私もドラムを演奏する身として、このアステカ・カルチャーのなかでドラムがどんな役割を果たしているのか聞いてみた。

 

「ドラムはGrandfatherなんだよ。そして、ドラムのビートは鼓動なんだよ。 とても大切なものだよ。」

 

日本語に訳すと、Grandfather っておじいちゃん、祖父って言葉が浮かぶんですけど、この場合は、「偉大なる父、大いなる父。」という意味かな。ま、言われなくても分かってるよ。。って突っ込みがはいりそうですけど。。(^^;)

 

この男性が言ったこと、

「目に見えるものではない。ただ、感じることはできる。」

 

そうだ、私もそれに心を動かされている。

目には見えない、でも分かる。説明はできないけれど・・。

なんだか感動した時間だった。ありがとう。

 

感謝を述べて、握手してお別れした。

 

 

太鼓に触れる許可

もうひとつ印象的だったことがあった。

 

儀式が終わり、儀式で使用された数台のドラムが物販会場に運ばれてきた。(ちなみに売り物になったわけではありません。あしからず。。)

若い女の子(おそらく中学生か高校生)がドラマーの1人だったので少しお話した。

 

私が普段叩くドラムとは全然違うので、

「触ってみても大丈夫?」と聞いてみたところ、

 

1つのドラムを指さして、

「このドラムは私のドラムだから大丈夫だよ。」と言ってくれた。

 

ドラムに手を当てながら、彼女の返答を嬉しく思っていた。

 

以前、おじーに言われたことがある。

「ドラムは家族だ。だから基本的には無許可で人に触られるのをよくは思っていない。その場の状況にもよるだろうけど、人のドラムを許可なく叩こうとする人に、ノーと言える強さをもつことも大事だよ。」

 

とは言っても、

「ノー」と言う前に、既にぽんぽこ叩いて通り過ぎていく様な人たちは多い。

追っかけてまで、「無許可で叩くのは良くないですよ。」とも言うには、相手はあまりにも無邪気だ。知り合いやダンサーがぽこぽこ叩いている場合、暗黙の了解で、

「分かったよ。叩いていいよ。」と心の中で許可している。波風を立てることでもない。おじーもその辺のことはわかっている。

 

ただ、これがバイオリンや管楽器などなど、明らかに勝手に触ったら怒られるでしょ〜〜

 

という楽器と違い、

 

太鼓、パーッカションの皆さんは、

 

「みんなが自由に叩いてなんぼ。」の世界観がある様だ。。。(^^;)

 

どーなのこれ???(^^;)

 

ある意味、ドラマーの間では常識なのかもしれない、

 

「人の彼女に手を出すな!」

 

じゃなくて、

 

「人の太鼓に手を出すな!」が、ちゃんと存在している現場をみることができて、

 

しかも、若い女の子が言ったひとこと

 

「私のドラムだったら、触っても大丈夫だよ。(だけど、他のドラムは触っちゃ駄目だよ。←これは言ってはいないけど、そういう意味。)」

 

が、

 

嬉しかった。

 

 

目には見えない。でも感じることはできる。

 

ドラムに勝手に触ってはいけない。。

それは、人によっては何の根拠もないことに思えるかもしれない、

 

だけど、私たちは信じている。

目には見えない、だけど、そこにあるエネルギーを、そこにあるスピリットを、そこにある神様を。。。

 

 

You made my day

You made my day

あなたのお陰で素敵な一日になったよ〜〜♪

 

みたいな意味らしい。

 

日本でいうところの、おかげさまで(^^)ってやつだね。

 

さて、昨夜、電話がかかってきて、ダンスクラスでのドラムの演奏を頼まれた。

 

演奏する日、

 

今日!!(^^)

 

ドタ依頼である・・

 

が、この依頼、おじーとともにベイエリアで活躍する重鎮ドラマーが企画したものらしい。

 

ふたつ返事で引き受けるおじー。

演奏場所はオークランド。ちょっと距離があります。

 

まだ車がないので、Lift(乗り合いタクシー)を頼む我々。

satocomedy.hatenablog.com

 

 

既に2人の男性の乗客が乗っていた。

太鼓3つをどうにかトランクに納め、後部座席に3人、ぎゅうぎゅうな感じで車発車。

 

おじーを真ん中に車に乗り込むと、すでに後部座席に座っていた若いアフリカン・アメリカンの男性が、早速おじーに話しかけてきた。

 

ドレッドロックス(ドレッドヘアーのことです。)に、金のアクセサリー、サングラス、派手な服装。

 

そう、彼は若者だった!(29歳らしいんですけど。)

 

この若者、とにかくしゃべる、しゃべる、しゃべる。

超しゃべる。(^^;)

 

ただ、何かがとてもポジティブでそれが面白かった。

 

どうやらこの彼、友達とニューヨークからサンフランシスコに買い物にきたらしい。友達は、私たちが車に乗りやすい様に、助手席に移ってくれていた。ちょっと体格のよいラテン系の男性だった。

 

彼らの目的地に到着したので、車を降りる若者たち。

「楽しい時間をありがとう。」と言って、手を差し出された。握手をしてお別れした。

 

この1ヶ月くらい、乗り合いタクシーを頻繁に使っているけど、他の乗客と握手したのは今日が初めてだった。というか、乗客同士で話が盛り上がっていたのも(というか、この彼が1人でしゃべり倒してたんですけど。)初めてだった。

 

なんだかいいよなこういうの、おもしろいよな〜〜、

 

と、いい気分だった。

 

 

ダンスクラスの会場に着いたら、久しぶりに会うおじーの教え子がサプライズで遊びにきていた。

 

嬉しそうなおじー。彼は今、ハイチに住んでいてなかなか会えないのだ。

 

普段、私がよく担当するおじーのとなりのセカンド・ドラムのパート。

今回は、この久しぶりのおじーの教え子が担当。

 

おじーとの息の合った演奏と、私とは全く違うファンキーなノリに感動した。

 

ヒートアップするドラマー達。

男性陣、みんな汗だく。

ドラムの演奏では、何故かあんまり汗かかない私。(一生懸命叩いてますからね〜〜。)

 

本日のドラマー総勢6人。イエーイ。

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とっても良いエネルギーを持つ素敵なドラマーの先輩たち。男社会、アフリカ系社会のドラマーの世界で、こうして私を受け入れてくれる先輩方の存在に本当に助けられてます。一緒に演奏できることを、さとちゃんは誇りに思っているよ〜〜〜。あなたのお陰!おじーのお陰!ほんとうに、ほんとうにおかげさま。(^^)

 

 

 

 

さて、時間を巻き戻しまして・・・

今日は忙しい一日だった。

 

英語のクラスには行かず家で作業していたら、今日演奏するダンスクラスの先生から、

「今夜、ハイチのTシャツ着てきて〜〜。お願い〜〜。」とメールがあったので、さとちゃん、急いで荷物をまとめます。

 

荷物って、洗濯物のことです〜〜。(^^;)

うちは洗濯機がないし、車もないし、最近、忙しくて洗濯物溜まりっぱなし(><)

ハイチのTシャツ、先日のイベント以来、洗ってないからさ〜〜(^^;) ↓

satocomedy.hatenablog.com

 

旅行鞄に詰められるだけ詰めて、近所のコインランドリーにゴー!

 

で、お洗濯終了!と思ったら、今度はおじーから電話がかかってきて、おじーと不動産屋さんが車で私を迎えにくるとのこと。

 

で、そのまま物件見学に突入。

 

あ、実は、引っ越しするんです、我々。(^^;)

 

洗濯物を抱えて、つっかけスタイルで物件巡りするさとちゃん。

お昼の時間はとっくに過ぎてたけど、お昼食べる時間もないし〜〜〜

てか、今日のドラムの演奏、17:30からだし〜〜〜

このままだと、お昼だけじゃなくて、夕飯も食べれんわ!!

さとちゃん、ピンチ!!

 

も、おかまいなしに、バタバタと物件巡りは続く。

 

とりあえず、もう時間だし、今日の見学は終了。

あとは、家に帰ってドラム演奏に行く仕度をしてっと・・・

 

と、不動産屋さんが我々を車で送る道すがら、いきなり警察に車を止められた。

 

「あなた、携帯で話ながら運転してたでしょ?罰金です。」

 

たまたま、急用でかかってきた電話に出てしまった不動産屋さん。あちゃー。

携帯で話しながら、運転してる人なんてごまんといるんだけどね。まあ、辞めて欲しいことではあるんだけどね。。危ないから。

 

罰金を受ける、悔しい気持ち、よ〜〜〜く分かるよ!!

我々も何度も駐禁切られてしまったし。。。とほほ。。。

 

悔しい、悔しい、悔しい気持ちを押し殺して、アフリカン・アメリカンのおじーと同じ世代の不動産屋さん(すっかり仲良しなんですけど)は、警官にこう言った。

 

You made my day

あなたのお陰で良い一日になったよ。

 

(^^;)

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サンフランシスコで美容室に行ってきたぞ。

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ハロー。さとちゃんです。

 

今日のブログは写真からスタート!

 

というのも、見ての通り?、美容室に行ってきました〜〜〜♪

ここ↓ (Webが何故か開けないので、美容室予約サイト)

www.styleseat.com

 

 

写真は、髪を切る前の私でーす。

 

サンフランシスコに住んで1年ちょっと、さとちゃん人生41年(41歳なので)の中で、初めての海外での美容室です。

 

 

今まで、おじーが私の髪を散髪してたんですけど、

 

この髪型↓

(アフロキューバンの司祭のお家を尋ねた帰りなので、額に白い粉がついている。) 

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2年もやってりゃ飽きるわな。。。

 

ということで、イメチェンです!!

短くなりました〜〜〜。

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あんまり違和感ないのは、さとちゃん人生、ショートカット歴がながーーーいからかな。。

 

 

ちなみに、美容室に行く前に長かった部分の髪を自分でぶった切り、なんとか美容室に行かずに自分で事なきを得ようと思っていたのですが、

 

私が見ても、おじーが見ても、なんだか変だったので、美容室行き決定。(^^;)

 

じゃあ、美容室、どこに行くか?

 

が、大問題!!

 

日本人美容師がいる美容室も色々あるんですけど、あまり良い評判を聞かなかったり、

 

Webで探すと、どこもかしこも、日本より高〜〜い(><)

 

つてもなく、飛び込みで美容室に行くのは、なんだか恐ろしいし・・・。

 

むむむ、困った。。。

 

むむむ、困った。。。

 

むむむ、困った。。。

 

ん?

 

そういえば、お洒落でかっこい〜〜い、おじーの娘がいるではないか!!

聞いてみよっ!

 

ということで、ヘアサロンの情報ゲットです。

 

実は私、アメリカにきたからにはアメリカ人のスタイリストに髪を切ってもらいたいな〜という好奇心があり、

 

更に、それが私が敬愛するアフリカン・アメリカンだったら更に素敵〜〜〜♪

 

と、思っていたんですけど、

 

さっそく願いが叶いました。

 

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じゃーん。

ヘアスタイリスト Jan'nise(ジャニス) かっこい〜〜い♪♪ 

私より年下なんですけど、私が幼く見えるな〜〜ほんと。(^^;)

 

このヘアサロンは、Jan’niseのお店なので彼女が担当してくれます。

だいたい、日本のサロンもそうだけど、スタイリストの技術によって値段が変わってきたりしますでしょ?でも、このお店は、今のところJanniseが1人で切り盛りしてるので、美容師歴20年の彼女のサービスを受けることができる。

 

しかも、お値段が良心的!!!

 

しつこいようですが、サンフランシスコのヘアサロンは高いんですよ〜〜〜(><)

日本人向けヘアサロンでも、webで見る限り、カットだけで65ドルから。(シャンプーは含まれてません。)技術者の腕が上がるともっとお値段する。

 

で、ここにチップがくっついてくるわけです。(5ドル以上かな。メニューによるでしょうけど。)

 

Jan’niseのキャリアから言えば、彼女はトップスタイリストになると思うんですけど、

 

私の今日のカットのお値段。。。

 

・・・・・

 

沈黙・・・

 

ええーい、

 

40ドルでした。(うるうる。メニューだとTrimsてやつかな。)

 

私の場合、もともと短くなっていた髪を整えてもらったという感じなので、30分位でささっと終っちゃいました。長さやヘアスタイルによっては、値段も変わってくると思いますけど、

 

ただそれでも、絶対に他のヘアサロンよりは良心的なお値段だと思うし、個人の好みがあるにせよ、Jannise、上手だと思う。

 

私のつむじをみて(3つくらい、頑固なつむじがありまして。。)、

「(私が切った部分が)短すぎて手が出せないから、もう自分で髪切らないでね〜〜。」って言いながら、セフルカットでめちゃめちゃになっていた私の髪の毛をまともな状態にまで戻してくれました。ありがたや〜〜〜。

 

ちなみに、つむじは英語でCowlickと言うということを教えてもらいました。めもめも。

 

 

日本人が多いサンフランシスコでも、美容室探しはなかなか困難とか、そもそも美容室に行かずに自分で切ってしまうというのを耳にするので、

 

サンフランシスコ、ベイエリアに住む、美容室難民の方、

Jan'nise、お勧めですよ〜〜〜。

 

その後のレポートはこちら↓

satocomedy.hatenablog.com

 

 

英語が適当な私でも、心地良い時間が過ごせたので、英語に自信の無い方でも大丈夫!!

 

是非、行ってみて下さいな。♪

 

美容室の帰りに、Polkストリートをぶらりもなかなか良いですよ〜〜♪

 

さとちゃんでした!

 

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 美容室の近所をぶらり。教会があったので、教会をぱちり。

 

 

 

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