さとちゃんとおじー 

低血糖症を煩い、仕事退職→結婚でサンフランシスコに移住。年の差国際結婚。太鼓叩き。アラフォー女子の生活。

メラニン・マジック

おじーと一緒にダンススタジオに到着したときの事。(我々はダンスじゃなくて、ダンスクラスでドラムの演奏してます〜〜。)


ちょっとユニークな風貌のアフリカンがいた。



後でおじーが、「彼は肌を脱色してしまった。だからちょっと不自然な見た目になってしまってるんだよね。素晴らしいアフリカンダンサーなんだけどね。」と教えてくれた。

 

私が関わっているアフロダンス&ドラムのコミュニティーは、アフリカンがルーツのもの。アフリカ系だけでなく、白人、アジア人、インドの人だって、アラブ系の人だって、ゲイの人だって、とにかく人種性別関係なく、様々な人がアフロダンス&ドラムに魅せられている。

 

魅せられているうちに、アフリカへの憧れ、尊敬というのが徐々に強くなっていくのだと思う。(人によるとは思いますが。)


私にとっては、肌の色が黒い人達は、ぽかーんとするほど、美しいな〜と思う憧れの対象だ。

 

それなのに、よりによって、アフリカンダンスを教えるダンサーが脱色するのか〜〜〜と思って驚いた。

 

アフリカンダンスや音楽のアーティストこそ、自分達がアフリカンであることを一番誇りに思っているんじゃないのかな?と思ったんだけど(もちろん、そういう人の方が大多数だと思うけど。)、誇り云々ではなく、肌の色が黒いということが、その人の人生に否応無く影を落とす・・私には計り知れない何かがあるのだろう。

 

 

「同じアフリカ系同士でも、より肌の色が黒い人を差別する人もいるからね〜。アフロダンス&ドラムコミュニティーの中でも、僕がマスター・ドラマーというのも関係なく、肌の色で見下してくるようなシスター(同じアフリカ系の女性)もいるしね〜。」

 

 

差別云々に限らず、性格が悪い人、人としてどうよ??っていう人も多い。

 

こっちにきて思ったのは、恐らく意見がハッキリしている人が多いからこそ、好き・嫌いの態度がハッキリして、私からみると、「いいんでしょうか、それ・・・^^;)」とか、「それを日本では性格が悪い、というじゃないでしょうか?(^^;)」と思ったりするんですけど、

 

 

だから、そもそも、

ここ、日本じゃないですから〜〜〜〜。(^^;)

私の日本人の感覚で考えたって、理解できんわ!!

 

 

ということで、日々、過ごしています。まだ慣れません、この状況。。(^^;)

 

さて、肌の脱色。

 

これ、おじーが十代の頃から既にアフリカ系の中であったらしい。

 

理由は様々なのかもしれないけれど、未だに差別が続いている状況を考えれば、自分の肌の色を憎んでしまう人がいるのも、想像はできる気がする。

 

 

さて、つい最近、興味深い記事を見つけた。

agora-web.jp

 

読んでハッとさせられた。

私の旦那であるおじーはアフリカ系だ。

でも、もし私が日本にいてこのテレビを見たら、どう思っただろうか?

 

ここは日本。
コメディーの一つとして、日本人が日本人以外の人種に変装して笑いを取る。その事に、果たして疑問を抱いたであろうか?

 

おじーにちょっと聞いてみた。この記事のリンクの写真も見せてみた。

 

「日本のコメディアンがエディー・マーフィーの変装をして笑いをとるテレビ番組があったらしいんだけど、どう思う?」

 

おじー、一言。

 

「う〜ん、気分よくはないよね〜。」

 

で、続けて、

 

「どこかのヨーロッパの国で、顔を黒く塗ってパレードするというお祭りがあるらしいんだよね。白人の友達が教えてくれて、その事で少し議論になったことがあるんだよ。黒をただの色として捉え、それがお祭りなら差別という意味は持っていないと思うかもしれないけど、そういうことではないんだよ。」

 

少し話しは変わるけれど、これまたFaceobookで見つけた動画で興味深いものがあったのを思いだした。


白人のおばちゃんが、スーパーマーケットで横暴な態度ではっきりとラテン系アメリカ人とアフリカン・アメリカンを差別している動画で、この状況を批判するたくさんのコメントがついていた。

 

そのコメントのいくつかを読んだ中にこんなのがあった。

 

「差別はもちろんいけないことだけど、我々、アフリカ系が寛大にならなければ、平和にはならないじゃないだろうか?」

 

これに対して、

 

「あなたみたいなブラック・キューバン(要は、上記のコメントはキューバ人でアメリカに移住した人らしい。)には、私たち、アフリカン・アメリカンの気持ちは分かんないわよ。このコメントが気に入らなければ、削除してもらって結構よ。怒」


 

 

話を日本のテレビに戻して・・・

 

多分、色々な意見が飛び交っているのかもしれないけれど、


個人的には、ブラックカルチャーが如何にアメリカに、そして世界に強い影響を与えたか、そして、ブラックの人達が、どれだけ超スーパーカッコイイか、それを伝えるテレビをやって欲しいよ・・・と思う。

 

最後に、今や世界的大スターのブルーノ・マーズ(ラテン系アメリカ人)が、日本のインタビューでこんなこと言ってたのね〜〜というのをみつけたのでシェア。私、これ読んで、更に好きになりました。

<ブラック・ミュージックの影響について>
 「“ブラック・ミュージック”というのは、ロック、ジャズ、R&B、レゲエ、ファンク、ドゥーワップ、ヒップホップ、そしてモータウンのことを指していることを理解しなければならない。それら全てを黒人が作ったんだ。プエルトリコ系として言わせてもらえば、サルサだってマザーランド(アフリカ)まで辿ることができる。つまり僕の世界ではブラック・ミュージックは全部という意味なんだ。アメリカに“swag”(ノリ、自信)を与えてるものだ。僕は90年代に育っていて、当時のポップ・ミュージックはR&Bに大きく影響を受けていた。ホイットニー・ヒューストン、ディディ(Diddy)、ドクター・ドレー、ボーイズ・II・メン、アリーヤ、TLC、ベイビーフェイス、ニュー・エディション、マイケル・ジャクソンとか、まだまだたくさん。僕が子供の頃、そういう音楽がMTVとラジオでかかってたし、学校の行事や近所のバーベキューとかで踊ってた。僕をインスパイアしてくれたそういうアーティストたちがいなかったら、今自分がここにいることはなかった」

 「彼らは僕に多くの喜びを与えてくれたし、忘れられない思い出が詰まった人生のサウンドトラックを作ってくれた。そして何より、あのスーパースターたちは僕に基準を設定してくれた。世界を踊らせるような曲を歌うには何が必要なのか、ずっと語り継がれるようなパフォーマンスをするにはどうすればいいのかを教えてくれた。音楽業界での成功を目指すなら、彼らと同じくらいすごくなくちゃ勝ち目がないって思わせてくれたんだ。ジョデシィが自分の後に登場するかのように歌わなければならなし、ボビー・ブラウンが次に登場するかのようにダンスしなければならないんだ」

上記はこのリンクからの引用。↓

www.billboard-japan.com

 

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おじーの着てるTシャツには「Melanin Magic」と書かれている。これ、Junteenth celebrationで買ったもので、大雑把に言えば、「濃いメラニン色素(要は黒いということです。)を持っている特別な人達。」と言う感じかな。おじー曰く。

写真は、高桑常寿さん撮影。アフリカンのミュージシャンを中心に、素晴らしい写真を取り続けているアーティスト。おじーと私がすっかりファンになったカメラマンです〜。

ネイキッド混浴温泉☆アメリカで温泉につかってみたぞの巻

 

新年明けまして、温泉に行ってきました〜。

 

アメリカで温泉???

 

あんまりイメージがなかったんですけど、どうやらあるらしい。。


おじーのお勧めの場所があるっていうんで、新年のやる気みなぎるうちに、久しぶりにお湯につかる感覚を堪能しよーー!!ってことだったんですけど、

 

お正月は見事に寝正月。(^^;)

 

さとちゃんの体調があんまり芳しくなく、体調が悪いと気持ちも落ち込むので、

 

どよ〜〜〜〜んとした、年末・年始を送っていたのでした。。とほほ

 

 

なので、全く新年のやる気みなぎらず、むしろ、「2018年、私大丈夫か??」という心配が頭をよぎりつつ、行ってきましたよ〜。温泉。♨

 

ここ↓

www.orrhotsprings.org

 

 

おじーが最後に行ったのは10年くらい前のこと。

 

前もっておじーから、

 

「日本みたいに性別でお風呂が分かれてないからね〜。あと、みんな裸だからね〜。」

 

と、聞いていた。

 

 

「日本みたいに性別でお風呂が分かれてないからね〜。あと、みんな裸だからね〜。」

 

え?いいのそれ??(^^;)

 

 

でもまあ、世界にはヌーディスト・ビーチというものも存在するし、

日本でも、混浴風呂があるみたいだし、

 

・・・・・

 

うーん、とりあえず、水着持ってこ。

 

てなわけで、水着持参です。

 

さてさて、この温泉。

 

ちょうど一年前くらいに行った旅行と方向が一緒。

っていうか、ざっくりと同じエリア。

この旅行でござる。↓

satocomedy.hatenablog.com

 

で、ここでも書いてるんですけど、

 

温泉についた当初は、なんというか、違和感満載。。。(^^;)

 

分かってるんですけど、我々、とても珍しい夫婦なので、
ちょっと目立つみたい・・

 

 

そして、私の勘違いであってほしいけど、視線が痛い・・・というか、視線ではなくて無視されているというか・・・。(どっちだよ・・・)


とにかく、何か異質な物が入ってきましたね・・・という雰囲気をバシバシ感じる。

 

 

私は自分が英語がブーブーだということもあって、過剰に緊張しやすいのもあるけど、じゃあ、おじーは?というと、

 

 

「この辺りはもともと、KKK(白装束の人達のことです。)が盛んな地域だったとこだよ。サンフランシスコと違って住民は白人がほとんど。まあ、アメリカのどこにいたって、自分達アフリカ系がくつろげる場所っていうのはなかなか難しいよね。」

 

なるほど。。。

 

ちなみに、この温泉の利用者、私達が滞在していた間、アフリカ系はおじーだけ。

私含めアジア系が4人。あと全部白人。

 

 

年齢層は、若者から年配の方まで幅広くカバーしている感じかな。

 

 

さてさて、ちょっと緊張感はあるけど、我々の目的は、お・ん・せ・ん♪

 

温泉にゴーですよ!

 

で、その温泉、日本と違って、宿の中に温泉があるのではなくて、キャンプ場に温泉が入れるとことがあるって感じかな?(意味わかるかな??^^;)

 

プライベートのお風呂(これは、個室にバスダブがどーんと置いてあって、そこに浸かるというもの。なので完全にお一人様用。)、日本みたいな皆で入る露天風呂(ただし、6人も入れば満員)、サウナ、水のプール、

 

という具合。

 

ちなみに、プライベートのお風呂以外にも、露天風呂形式で野外にどーーーん!とバスダブが置いてあって、それに入ることもできる。

 

私のお気に入りは、空を見ながらバスダブに入れるこれ。↓
写真見れるかな?スクロールしてみて下さい。

www.orrhotsprings.org

 

このバスダブ、これがなかなか良くて、日本の温泉でもバスダブ置けばいいのに。。。と思う私。

 

だって、寝そべって手足を自由に伸ばせるし、自分のプライベートな空間が確保できるし。



思わず、サンフランシスコに帰ってきてから、バスダブってお値段いくら?って調べたもんね。たはは

 

 

で、ヌードの件なんですけど・・・

 

やっぱりみんなヌードだった〜〜〜〜(^^;)
しかも、更衣室から既に男女兼用だし〜〜(^^;)

 

で、おじーと更衣室に入ったら、早速、裸のオネー様方が雑談してました。

 

おじーがいても気にもとめず・・という感じだったので、


「ま、そんなものなのか。」

と、私もあっというまに気にしなくなり、皆様方と同じスタイルで温泉を楽しませてもらいました〜。

 

ま、一応、日本で温泉や銭湯で女性の裸をみてるから、それが外国であっても特に同性に関しては気にしてなかったんですけど、気になるのは、知らない男性の裸を見るのか〜〜〜い!ってとこだったんですけど、

 

ま、それも、別にたいしたことではありませんでした〜〜。

 

別にみんな、ジロジロ見たりしないしね。

 

あとこの温泉施設、自然いっぱいのちょっとしたへき地なので車じゃないと来れないし、安くもないので、まあ、そんなに変な人というのもいない様子。

 

 

というか、もしかしたら、日本の「のぞき」とか、異性の裸への関心が、ここではちょっと違うのかもしれない。。とふと思ったり。

 

ちなみに、温泉からサンフランシスコの家に戻る道すがら、ゲイで有名なカストロストリートを通り過ぎたら、真っ昼間に裸で歩いている男の人がいました〜。(^^;) 寒くないの〜〜??

 

おじー曰く、このカストロストリートで、裸の集団が歩いていたのを見た事あるそうで、まあ、こんなところがサンフランシスコっぽいといえば、サンフランシスコっぽいのかもしれないけど・・・

 

 

とにかく、日本とは違う様子。。。 (^^;) 
ま、ここ日本じゃないしね。。そもそも


というわけで、温泉で緊張感を緩和しつつ、久々の湯船を堪能させて頂きました〜〜。さとちゃん、うれし〜〜〜〜。(^^)
ちゃんと硫黄の匂いもしたもんね。

で、おじーのお肌が、つるっつるになっていてちょっとビックリ。

京都辺りの仏像みたい(勝手なイメージ)に黒光りしていて、なんか神々しかったもんね。

 


あ、で、思いだしたのが、実は、アメリカに来てから2回目の温泉だったってこと。

前にマウント・シャスタに行った時に、温泉入ったわ、そういえば・・・

ここみたいに、混浴温泉じゃなかったですけど。

 

 

というわけで、温泉に行ってパワーチャージ完了!!!

 

と、言いたいところですけど、

 

私の体調不良は血糖値からくるので、最近、不摂生をしている私にとっては、なんだか相変わらず、

 

ちょっと具合悪いんですけど〜〜〜〜


て、感じ。(^^;)

 

ま、気をつけます。

 

でも、このどんよ〜りな年末・年始。

体調以外にも、どよ〜んとさせられることがあったんですけど(だから体調が悪いってのもあるかもですけど)、

 

このどよ〜んを通じて改めて気付かされたとても大事なことがありました。

 

それはまた次のブログで書くとして。。

 

今年は、これまた変化のある年になる予定・・・

その変化にビビらない身体とメンタルを持っていたいな〜と、新年の抱負はそんなところでしょうか。

 

最近、ちょっとブログがノロノロ更新なので、もうちょっとブログ書いて、あわよくば読者100人くらいに増えたらいいな〜〜〜と思ってます〜〜。おほほ



読者数も少ないし、アクセス数も少ないのですけど、

自分がブログを書けるまでのメンタルの回復ができたこと、そして、なんと!このブログを読んで下さる方がいる!!という奇跡に感謝して。。。

 

ありがとうありがとうありがとーーーーう(^^)

 

らぶ❤

 

さとちゃんより

 

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旅行先のスーパーで、笑ってるケーキを発見!めっちゃくちゃのデコレーションだけど、癒されるぅ〜〜〜。

 

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泊ったお部屋はこんな感じ。木で作られているのはとても素敵なんだけど、壁が薄いのと板が軋むので、ちょっとうるさい。。。

自分でハイライトが出来たぞ!の巻

おじーが切ってくれている(刈ってくれているとも言う)この髪型にして、2年ちょっと。

私の髪型は、以前からの憧れだったモヒカン・テイスト。
テイスト(〜〜風)なので、実際のモヒカンとは違いますけど、髪の毛の4分の3位は丸刈り状態。顔の右側はボブなんですけど、左側は完全に坊主というやつです。

 

こうすると、モヒカンテイストが分かりやすいかな?

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で、この髪型、

 

2年以上やってて飽きてきたので、髪型チェーンジ!を決意するも、髪の毛がさほど無いし(ある意味、坊主なもんで。)・・・

 

で、思いだしたのが、

 

「そうだ!私はアメリカに来る前からハイライトがやりたかったではないか!」

 

日本でもハイライトは安くはないので、ずっと我慢してたんだった。そういえば。。(^^;)

 

 

で、サンフランシスコの美容室をネットで調べると、

 

げ、高っ!!! ( T T )

 

ハイライトだと、カット無しでも180ドル(2万円位)からとかになってるし〜〜。


探せば安いところもあるのかもしれなけど、時間を費やし、しかも不慣れな英語で探すのは疲れるので、30分位検索に費やしたところで止めました・・・ちーん。

 


まあ、髪型を変えなくても死にはしないし、サンフランシスコも大分寒くなり、毎日帽子を被っているので、あまり髪を気にしてもいないんですけど・・・

 

でも・・・・・

 

でも・・・・・


それじゃあ、さとちゃん、つまんなーーーーーーい!!!!!!(><)ジタバタ

 

 

こうなったら自分でやるしかない???とネットで検索してみたところ・・・

 

 

ハイライト大国アメリカ!(か、どうかは知りませんけど、多くの人がやっている。)
簡単に自分で出来るキットが売ってるらしいぞー!

 

ということで、近くの薬局に買いに走ります。

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ショートカット用のハイライトキット。

10ドルくらいで買える。

 

いざ、実践!

 

まずは、汚れても大丈夫な服に着替えってっと・・・

 

専用のキャップをしっかり被って、そこから色を染めたい髪の毛をつまんで出していくという作業をしまして・・・

 

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この専用のキャップがさすがだな〜〜と思いまして。

 

ちゃんと穴が空いていて、髪の毛がつまみ出せる様になっているし(付属品で、髪をつまみ出す用具もついている。)、たくさんハイライトを入れたくない場合は、丸い印がついたところだけにするとか、色々工夫できる様になっている。

 

これに専用の薬剤を塗りたくり、あとは待つだけ♪

(写真取るの忘れました。)

 

 

「髪が黒い人は60~70分放置して下さい」、と書いてあったので、


洗い物をしながら鼻歌を歌ってたんですけど、

ふと、

昔、眉毛の脱色をしてた時、20分位でちょうど良かったはず・・・というのを思い出し、

慌てて確認しに行ったら・・・・

 

 


金髪になってるし〜〜〜〜(><)


 

と、慌てて洗い流す私。。。あぶねー、あぶねー。

 

 

結局、乾かしてみたら大したことはなく、


むしろ、


なんか足りない、もっとやれば良かった・・・

 

と思ったので、


まあ、ちょうど良かったということでしょう。(^^;)

(もしかしたら、また近々やるかもしれませんが・・・)


出来上がりはこんな感じです。分かるかな〜〜??

 

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まあ、全体的に、ちょっと茶色になったよーな??

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ちなみに、最初のモヒカン・テイストの写真もハイライト後の写真です。


もちろん、美容室でプロにやってもらった方が、何かとカッコイイ感じになると思うのですが、

私にはこれで充分!(^^)

 

いや、正確には充分ではないんですけど(なんかパンチが足りない・・と思ったり)、やり方が分かって自分で出来たので満足感ひとしお!!

 

ちなみに、このハイライト用のキャップ、日本にあるのかな?

ネットで調べたところによると、まだ、無いみたいだけど、

この、昔の水泳帽(?)みたいなの、なかなか良いと思います!!

 

お勧めよ(^^)

食べるということ

久しぶりにいじけてしまい、1人、ぴーっと涙を流す。

なんてことはない、つまらない事、

私が作った料理をおじーが食べられなかった・・というそれだけの事だ。

 


私は料理が得意ではないけれど、料理をするのはそれなりに好き。
ただ、割となんでも美味しいと思って食べてしまうので、味に対して、鈍感なところがある。

 

それに対しておじー、料理は得意だし、私よりも遥かに良いものを作ってくる。
食材選びから慎重だし、自分の身体に何を入れるかに意識が高い。
だから、ジャンク・フードはまず食べないし、余り物を食べる・・という感覚もあまり無い。出来るだけいつも新鮮で良いものを食べる。(だからうちは食費がかかるんですけどね。。^^;)


わりと何でも食べちゃう私にとっては、もったいないから昨日の余り物食べよう〜とか、安く早く食事の仕度をすませる為に、このくらいの食事でいいんじゃないの?って感覚があったりする。

 

それに、


「食べ物を粗末にしてはいけない。だからどんな食べ物でも感謝して頂こう。」

「どんな食べ物でも頂こう。」

 

そんな風に思ってきたし、今でもうっかり思いそうになる。

 

だから、鮮度にこだわり、そして、時に食に対して神経質なおじーに対して、「???」と思うことが幾度かあった。


自分が低血糖症になって何を食べるか、何を選ぶか?の大切さを身にしみたはずなのに、健康な人であるおじーに、もうちょっと食に対して(作る人に対して、それは私。)情をかけてくれても・・・(^^;) と思ったりした。

 

過去にも何回か、私が作った和食をおじーが食べられない・・・ということがあって、それが私は悲しかった。

 

もちろん、私が作ったものでおじーが「おいしい!」と言って食べている料理もあるのであしからず。。。むしろその方が多いので、関係者の皆さまは心配しないでね。。笑


ただ、私が食べられて、おじーが食べられない・・っていう状況がね。。(^^;)

人と自分が味覚が違うのは承知してるつもりでも、なんだかガビーンと落ち込んでしまうんですよね。。。とほほ

 


まあ、もしかしたら私の味覚が本当に大雑把すぎるのかもしれないけどさ。。(結構ありえる。。。^^;)


そんなこんなで時々悲しくなっちゃうんですけど、逆に食に対しての新たな発見もあった。

 

おじーはこんな事を言う。

 

「このプロテインジュースは全く何も感じない。やっぱり前のに変えよう。」

 

ちなみに我々のプロテインジュースは、プロテインパウダー、スーパーフードパウダー(要は青汁系のパウダーです。)バナナ、ブルーベリー、ブラックベリーを牛乳と一緒にミキサーにかけている。

 

毎回、決まったプロテイン・パウダーとスーパーフードパウダーを使っているのだけど、たまには違うのを・・と、他のを試したところだった。

 

「プロテイン・ジュースとか、こういう栄養系のジュースなんて、そもそも美味しくないんだし、とにかく栄養がたっぷり入ってるパウダー買ってるんだから我慢して飲もうよ。」と私。

新しく買ったパウダー(プロテインとスーパーフード)は、いつも使用してるのより、お値段が高いものだった。必然的に、値段が高いんだから栄養値も上がっているだろう・・と信じて疑わない私。


結局、使い切るまで我慢して飲んだんですけど、おじーとの日々の生活の中で、おじーが言いたかったこと、私、なんとなく分かるような気がした。


「このジュースとは、コミュニケーションが取れない・・・。それは値段が高いからいいとか、そういうことじゃないんだよ。」こんな感じのことを言ってる。我慢して身体に入れる、盲目に飲み込む。。そういうことじゃないんだよと。


ちなみに我々、外食時は安くて美味しいレストランに行くんですけど(なので、そんなにたくさんないので、いつも同じところをローテーションしている・・)、一度、結婚のお祝いで、某超有名ホテルのレストランで食事したんですけど、

 

そこでおじーが言った言葉、

 

「美味しくない。」

 

これ、色々な同レベルのレストランの味を知ってる人が言うならわかるんですけど、我々みたいに高級レストランなんて全く行かない人が言うのは面白いな〜と思ったのを覚えている。


ちなみに、このレストランでの食事はお祝いだったのでお金払ってないんですけど、それでも「美味しくない。」と言えるおじーがすごいな・・と思った。(ちなみに、私にだけ言った言葉です。)私だったら、高級レストランでご馳走してもらっているというだけで、先に高ポイントをつけそうだけどね〜〜。笑 


以前、こんなことを書いたんですけど

satocomedy.hatenablog.com

 
おじーにとって、食べるということはスピリチュアルなこと。



だから、おじーは時間をかけて作る料理を厭わないし、丁寧に味付けされた料理を出してくる。


ガンボスープなんて、3日がかりだったしね。。(^^;) これ↓

satocomedy.hatenablog.com



おじーが食べることを大切にしている姿勢から、食べ物に対する敬意も感じる。
空を見たり、自然の中を歩くことを大切にしているのと同じ感覚がある。

高級と言われているお店だろうが、安かろうが、実は関係ない。
おもてなしされてようが、おごってもらってようが関係ない。

 

目の前の食べ物と、おじーがコミュニケーションできるか・・。
そこがポイントらしい。

 

食に対して大雑把で、食べられれば何でもよいとコンビニ、ファミレスを頼り、スーパーでお得な値段の元気ない食品を選び適当に料理をし、それで食べた気になっていた私は、結局、別名、重度の栄養失調という低血糖症になってしまった。

 

ちなみに昨日、口内炎ができたので、辞書で英語を調べて「口内炎ができた。」と、おじーに言ってみた。

おじー、口内炎という単語がぴんとこなくて、よく分からない。。と言っている。

「だからー、口の中にポツってできるやつで、痛くなるやつだよー。」みたいな説明をしていてふと、「おじー、最後に口内炎になったのいつ?」って聞いてみた。

「うーん、ちょっとそれがなんだかよく分かんないけど、多分、子どもの時だと思う。」と応えるおじー。

もう一度、辞書で調べ直して、他の言い回しで口内炎を言ってみたところ、おじー、納得。そしてやっぱり、

「最後に口内炎になったのは子どもの時だね。。」


えーと・・・・(^^;)


頻繁になるものではないにしても(と言っても、低血糖症状が強かった時は、しょっちゅう口内炎ができてたけどさー)、大人になってから1回くらいは、いや3回くらいはあるんじゃないの????


びっくり。。。


まあ、私の感覚でびっくりなだけであって、世の中には口内炎と縁がない人がごそっといるのかもしれないけどさ。。。まあ、もしかしたら、人種によって口内炎になり辛い・・とかもあるかもね。。


というわけで今日は、つまるところ、よくある夫婦のあるある問題を取り上げてみました〜〜。作ったものを旦那が食べなくて・・・という愚痴、結構、あっちゃこっちゃで目にするもんね。(^^;) てか、来月で結婚1年になるけど、考えてみれば、新婚ちゃ、新婚だもんね。。。我々。ま、食の好みの違いもあるわな。。アメリカで和食作ってるんだしね、私。素材がそもそも違うじゃん!(って言い訳〜〜)

 


ただ、よくある、夫婦あるある〜〜でもあるんだけど、おじーの食べ物に対する姿勢が、口内炎知らずだったり、日本帰国時にスーパー銭湯で茶化しでやった自動健康測定でA判定(ちなみに私はD判定)が出ちゃったり、時間をかけて丁寧に料理したりしてるんだから、

 

例え、私の料理を食べられないという私にとって悲劇が起ころうとも、



おじーが自分の身体に入れるものを選ぶその姿勢は、そのまま貫いて欲しいなーと思う。


ちなみに、食後、落ち込んで黙り込んでしまった私を心配して、レモンジュースを作って持って来てくれたおじー。サプリもしっかり飲んで、食べて、休息してる生活をしてるのに、私はなんとまた風邪を引いて咳をしている。週5で働き、ドラムも週3で叩き、ちょっと疲れた〜といっている70歳は、今日も筋トレしてましたとさ。

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マヤ料理。我々が頼っているレストランの1つ。おいしい。

失敗は誰かを救う。あーあ、やっちゃった。

バイト先で失敗した。

 

実はこれで2回目なんですけど。。。(^^;)


1回目の失敗は、もうしょうがないよな・・・のレベルの失敗。

プロの仕事を初心者がやるとこうなる・・という失敗だった。(と、都合よく信じている。)

アイスクリームを作ったら、作業段階で見事に分離してしまい廃棄にしてしまったのだ。とほほ これ、可愛い失敗じゃなくて、可愛くない失敗です。材料費高いので。。(T T)



だもんで、その後、家で色々研究したり練習したりしてコツを掴み、それ以来、今のところ失敗してない。

 

 

さて、2回目の失敗は、やりたてほやほや。今日、失敗してきました。(T T)


ちなみに私はなんのバイトをしているかというと、居酒屋さん(だから和食です。)のお料理の仕込み。


以前、こんな記事を書きましたが、

satocomedy.hatenablog.com

 

ここではなくて、もう一つ、短時間のバイト始めたんです。

(もともと、最初に始めたバイトは欠員要因だったので、人が足りてる時は私の出番はないのだ〜。)

 

この新しいバイト先で、デザートを作ったり、お料理の仕込みのお手伝いをしてるんですけど、

 

今日は、2人いるシェフの1人がお休みだったので、私が帰る間際に、急遽、焼き鳥の準備を頼まれる。

 

お肉とネギを串に刺していく・・・という、日本人ならお馴染みのあれです。

 

そして、シェフが私の目の前に、タレの四角い容器をどん、と置いて、「焼き鳥にこのタレを絡ませて下さい。」と言った。

 

 

とりあえず、先に串にお肉とネギを刺していき、それが終ったら、タレをつける事にした。

 

お店がオープンし、忙しそうなシェフ。なんせ1人しかいないからね。


ちなみに彼は日本人ではないので、やり取りは英語。

 

念のため、タレにつける前にシェフのところに言って、「焼き鳥にタレをつけてお皿に載せておけばいいですか?それとも、容器にそのまま入れておけばいいですか?」と私のめちゃくちゃな英語できいた。

 

私の言いたいことがなんとなくわかったみたいで、「ちょっとタレをつけてお皿に載せておけばいいから」(と私は理解した)と、シェフ。

 

よし、わかったよ!

ということで、串カツ屋と同じ要領で、タレの容器に焼き鳥をそのまま突っ込む私。

 

串もの、そして四角い容器に入っているタレ、とくれば、


そのまま、タレに串を突っ込む・・・以外の方法を私は思いつかなかったんですけど、
実はこればNGだったのだ======(><)  OH NOOOOOOOO!!!!!!


本来は、このタレの容器から必要分だけ取り出して、串に絡ませる・・が正解。
他の料理にも使うこのタレ、生肉をぶち込んでしまった私のせいで、おじゃん。。。


日本食スーパーがあるサンフランシスコと言えども、食材にもこだわっているバイト先のレストランでは、タレにもこだわりがあり、お金も掛かってるし、そもそも入手も容易ではないとのこと。。。

なおさら
ガビーーーーーーン(><)


と言うわけで、オーナーに怒られました。
シェフもオーナーに怒られてました。

ただ、オーナーが、この状況でどうすべきだったか?ということをちゃんと説明してくれて、起こったことに冷静に見てくれたので感謝。

 

確かに、私のせいではあるし、私がもっと注意を払うべきだったのだけど、でもね、私には分からなかったのよ。。。

 

そして、シェフも、まさか私が直接タレの容器に焼き鳥をぶち込むなんて、思いもよらなかったのだと思う。

 

私とシェフの2人の会話は、ある意味、正しい。

 

「焼き鳥の串に、タレをつける。」

 

ただそれだけ。

 

ただ、私は思い込みで、串は容器にぶち込むものだと勘違いし、
シェフは、まさか私がそんなことをするとは思ってもみなかった。

 

まあ、英語でのコミュニケーションだから、お互いにちゃんと伝えられていない、理解していない・・ということがあったのだと思うけど、

 

でもさ、これ、

 

英語じゃなくても、起きそうじゃない???(^^;)

 

思い込み・・・という名の失敗。

 

まあ、とにかく、私がしでかしたことなので、仕事終ってもどよよ〜〜〜んとしてます。

 

そして、

 

失敗をしておきながら、不謹慎かもしれませんけど。。。

 

家に戻って笑いました。(^^;)

 

だって、私は40年間、日本で暮らした日本人。
「焼き鳥は、タレにぶち込むものじゃん!」って、間違いなくそう信じていた自分に、


笑っちゃったんです。。ひ〜 

すみません。。。(^^;)

 

 

過去には、もっとひどい失敗をしてきている私。

その度に、穴に入りたい・・・どころじゃなく、ひどい時には、ホームから飛び降りたい・・・というくらい、自分を責めまくっていた。

 

特に、低血糖症状が強かった時なんか、仕事はできない、ミスばかり。気がつけば、「死にたい、死にたい。」の大合唱で、結構大変だったんだよな〜。


会社辞めた後も、大したことないことで責任を過剰に感じたり、自分をせめて気持ちで死にそうになったりしてて、「本当に私、あの時大変だったよね〜〜〜」と、今は人ごとみたいに思ってるんだから、まあ、大分良くなったあるね。オレ様。


ちなみに、今回、自分が失敗してふと気がついたことがある。

 

反省と自責は全く違う。

 

私は、もともと自分を責める傾向が強いんですけど、それがここにきて大分なくなってきたみたい。

 

「できないものはできません。そして、無理はしません。」

 

気がつけば、それがスローガンになっている。

 

しかし、やりたい事はガンガンやる。

アイスクリーム作りは難しかったけど、楽しかった!だから、家で研究した。
私はこの仕事が楽しかったから、やりたかった。それだけ。
(ま、アイスじゃないとこで失敗したけどね。。とほほ)


無理はしてない、頑張ってもいない、だけど、もしエネルギーの強さという、目に見えないお話をすれば、無理とか、頑張っているエネルギー以上のエネルギーで、アイス作りを研究したんだと思う。苦ではなかった。

 

最後に、私が今、とっても興味津々で追いかけている人を紹介。
その名もHappyちゃん♪

ameblo.jp


まあ、もしかしたら賛否両論あるのかもしれないけど、私は彼女の存在にかなり助けられている。


今は超売れっ子で、たくさんのたくさんのファンがいるHappyちゃん。そんな彼女が、自分の過去の大失敗を公開していたブログ記事があって、それが本当に、本当にあり得ない様な失敗の数々だった。。。(^^;)

 

そして、Happyちゃんのあり得ない失敗に、私はとても勇気づけられた。

失敗とその人の人間性は、また別の話だ。

反省と自責は違う。

どれだけ大失敗しても、Happyちゃんの様に多くの人を勇気づける人がいる。

 

もしかしたら、人を勇気づけるどんな言葉よりも、

失敗談を暴露した方が、

誰かの心を救うかもしれないよ〜、

と思って、今回のこの記事かきました。


少なくとも、私はあなたの失敗に心救われてますから〜〜〜。(^^)

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先週のバイト帰りのサンフランシスコの空。
きれーだにー。

41歳のThanksgiving

41歳になった。

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私の誕生日は11月23日。

 

勤労感謝の日で、日本では、国民の祝日でお休み。

 

で、アメリカは、というと、

 

サンクスギビングー・デー(感謝祭)という
家族や親しい人が集う大事な日に(毎年、第3木曜日らしい)

今回、私の誕生日が重なっちゃったんですね〜〜。

 

おじーの誕生日、9月23日。

オレ様の誕生日、11月23日。

 

ということで、お互い23日生まれ。

 

おじーの誕生日は、前日に、弟さんが亡くなってしまった為、
気持ち良くおじーの誕生日をお祝いすることができなかった。

 

で、10月もバタバタと過ごし、

なら、この11月23日を2人の誕生日祝いとして、仕切り直しで
内輪でパーティーでもしようか。。と考えてたんですけど、

 

「そういえば、サンクスギビングじゃん。誘っても誰も来ないかも・・・(^^;)」

 

しーーん・・・


と思っていたら、おじーの親戚(実際にはおじーの子ども達のお母さんのお兄さんの子どもの家族。なんかなぞなぞみたいでしょ・。笑。)から電話がかかってきて、パーティーにお呼ばれ。

 

結局、こっちのパーティーの日程を変えることで、パーティーに行く事になった。

 

私たちのパーティーはいつでも出来るし、私の誕生日については、むしろ地味に過ぎてくれる方が性に合っているくらい。内輪のパーティーは、あくまでも、おじーの為に、開催したかった私。

 

 

ちなみに、昨年の自分の誕生日は、具合が悪くて実家で伸びてたはず。。

その前も、具合が悪かったはず。。

で、その前は・・・・。

 

忘れました。。。(^^;)

 

自分主催の誕生日パーティーをやってたこともあったけど、
それももう、昔のことの様。

誕生日を祝ってくれていた仲良しのお友達の1人が亡くなり、
多分、こうした事も関連して、低血糖症の症状がだんだん出てきていた頃
だったのだと思う。今にして思えば。。


そんなこんなで、いつの間にか「自分の誕生日をお祝いしない私」になっていたのかもしれない。もちろん、家族・友人達から温かいメッセージやプレゼントを頂いたりしてたのだけど、

 

自分の心が、自分の誕生日を粗雑に扱うことに慣れてしまってたんだなーと、

 

実は、最近気がつきました。

 

なぜなら、おじーに怒られたから・・・(^^;)

 

誕生日プレゼントを買いに行くのを渋っている私をみて、
(ちょっと忙しかったこともあるし、特に欲しいものも無かったので、ちょっと遠慮してみたんですけど・・)


「特別な日なんだから、ちゃんとお祝いしたいんですけど!」とむっとされる。

まあ、確かに、お祝いしたいと思ってくれてる人がいるとすると、
気持ちを受取らないのは失礼だよな。。と思って、誕生日の前日、お買い物して来ました〜〜〜♪

 

るんるん♪

 

これで私はもう満足よ♪♪

好きな物ゲットできたしね♪♪


そしておじーは、これで心おきなく、サンクスギビングに持っていくガンボスープの仕込みに入れるよ。(ちなみにこのガンボスープの材料費の方が、私の買い物より高かったんですけどね。ま、私の買い物が高くなかったってのもありますけど。。)

 

 

ちなみにガンボスープとは、アフリカンアメリカンにとって縁あるお料理と言えばよいかな。おじーのガンボスープは、たくさんのシーフード(蟹、エビ、アサリ)と野菜(オクラ、コーン、セロリ等)、スパイスが効いていてとても美味しい。おじーの親戚もみんな、おじーのガンボスープが大好き♪ おじー3日がかりで作る大作料理!

 

 

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 生きてる蟹。この子を解体するところから始まります。ごめんね〜〜(><)

 

 

 

だもんで、23日の私の誕生日当日は、Facebookや頂いたお祝いメッセージに、「じ〜ん」としながら過ごしてました。

 

 

さて、夕方になると、でっかい鍋を担いで、うちのボロ車で会場に向けて出発です!
車で1時間くらいかけて、到着!

既に30人くらい集まってたんじゃないかな?


到着するなり、

 

Happy Birthday!!

と、お祝いの言葉とハグをもらって、

 

もうそれだけで、超嬉しい私!!!

 

感動(T T)

 

と思ったら、サプライズで、おじーのカッチョいい子ども達ファミリーからプレゼントとカードを頂く。

 

再び、感激(T T)



と思ったら、今度はみんなが集まって、ケーキと歌でお祝いしてくれた!


ぎょえ〜〜〜〜(><)

しかもケーキは手作り!!小学生が作りました!すげー。

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これは、しばらくジミタン(地味な誕生日)をしていた私には、
抱えきれない感激!!

なので、感極まり、

 

ろうそくを吹き消す前に、

 

まだまだ大してしゃべれない英語なんですけど、


強行でみじかーいスピーチをしました。

誰も、求めてなかったと思うんですけどね。。(^^;)

ま、誕生日ということでご愛嬌。

 

そして、英語のネイティブ・スピーカー(90%がアフリカンアメリカン)に囲まれて歌ってもらったバースデーソング。

 

録音しておけばよかったーーーーー(><)


ちくしょーう。涙。

 

というわけで、

 

うっかり超お祝いしてもらいましたとさ。

オレ様、ビックリだよ!!

 

 

帰りの車の中で、「サプライズ、気付かなかったでしょ〜〜。むふふ。」と、
おじーが細く笑んでいる。

おじーが仕掛け人か〜〜。
いや、ま、考えてみたらそうか!でも、気がつかなかったわ、私。

おじー、ありがとーう(^^) (^^)

わたしゃ、幸せだ〜〜〜〜!!!

 

と、本来なら、ブログはここで終るはずなのですが・・・・

 

 

実はまだもう一つ物語があることを、車で家路を急ぐ我々は、この時、知る由もなかった・・・

 

 

 

Free way(高速道路)をかっ飛ばして時に、トイレに行きたくなってしまったおじー。

途中でFree wayを降りて、トイレに向かうも、そんな簡単にトイレが見つかるようなところではないので、おじー、ホームレスの皆さんが集合しているトンネルを抜けて、ちょっと何とかなりそうなところに車停車。用を足して頂きます。

 


すると、ちょうど通り沿いに、ホームレスかな?と思われる、アフリカン・アメリカンの男性が、大きな声で叫び始めた。

「げげ。大丈夫かな??(^^;)」と、車で待っている私。ちょっと緊張が走る。。
おじーもこっちを振り向いて気にしている様子なんだけど、なぜか突然、ゲラゲラ笑い始めた。

どうやら、このホームレスと思しき男性が面白かったみたい。

そのゲラゲラ笑っているおじーをみて、私も笑った。不安はあっという間に消えた。

 

 

ふと、おじーが車に戻って来た時に、

日本語で、「ターキーあるよ。」とおじーに言った。

日本語だし、意味がわからないでキョトンとしているおじー。
後部座席から、パーティーでもらってきたターキーとサラダを包んだ紙皿を掴んで、おじーに渡した。

 


おじー、私が言いたいことが分かったみたいで、紙皿を持ってホームレスと思われる男性に渡しに行く。

おじーから紙皿を受取る男性の姿が見えたので、車の窓を全開にして、車の中から手をふった。その男性も手を振り返してくれた。

車道の向こう側から、誰かが何か言っているのが聞こえた。

アフリカン・アメリカンの男性グループがいた。

 

 

おじーが車に乗り込み、話はじめた。

 

「彼、ちょっと精神的に安定してない感じだったけど、受取る時に、ちゃんとこっちの目をみてありがとうって言ったんだよ。なんだかそれが胸に迫るものがあったんだよね。」

 

そして、続けて、

 

「通りの向こう側から、“サンキュー・サー”って、言葉が返ってきたの聞こえた?彼ら、見てたんだよ。この光景を。」

 

この話をきいて、私、泣く。(T T)


私が差し出した紙皿を掴んで、何も言わずすぐに行動に移したおじーにも、

そして、それをみていた人から、お礼を言われるこの状況が、

 

なんだか、じ〜〜〜〜ん。

 

はからずも、サンクス・ギビング(言葉の意味通りなら、感謝を伝える、与える)に、サプライズで、私には抱えきれない感動を頂き、

 

そして、

 

もし私自身も、今回、何かを伝える、与える・・・ということに、ちょっとでも貢献できたとしたら、

 

これ以上嬉しいことはないな。。と

 

41歳になったその日の、最後の最後で、これまた、ものすごいプレゼントをもらってしまった気分。

 

実際に行動に移したのはおじーだけど、この何か感動する瞬間を目撃できて、それが私には、大きなギフトになった。

 

ターキーと野菜の紙皿が、受取ってくれた彼の胃を喜ばせてくれてるといいな〜と願う。

 

最後に、

 

たくさんの祝福と、バースデーソングで、私の言い辛い名前を言ってくれてありがとう。

 

紙皿を受取ってくれてありがとう。私の意図を理解して、黙って渡しに行ってくれてありがとう。

 

トンチンカンでカオスなアメリカで、

今、私は本当に最高に幸せだ。

病人を喜ぶひと。

一週間以上寝込んでいる。

 

学校を休み、バイトを休み、ダンスクラスでのドラム演奏を休み、そしてダンスクラスも休む。

 

ようやくサンフランシスコでの生活のリズムが出て来たかな?と思っていた矢先に、突然の強制シャットダウンだった。

 

咳が止まらないので(特に夜)、おじーも睡眠不足になり、私の風邪の影響を受けてか、ちょっと痩せてしまったみたい。

 

 

ふと、病気でお休みする時って、いつも罪悪感を抱えていたよな〜〜と思い当たる。

 

仕事を休む、約束をキャンセルする、他人に迷惑をかける、あれできない、これできない。。。

 

身体が動かなくても、頭や心は動いている。これじゃー、全然休んでることにならないよな〜〜と、罪悪感がない病人生活に憧れたりした。

 

ただ、今までの罪悪感まみれの病人生活に比べると、今回の病人生活は、おじーのおかげで格段に気が楽なのは確か。

 

仕事から帰ってきてベットで寝ている私を見て嬉しそうなおじー。(^^;)

 

おじーも私の隣でお昼寝している。が、私の咳がひどくて、ゲストルームに移動するおじー。

 

おじーが食事を作ってくれて、「食欲がない。。」と断ると、「冷めるとまずくなるので、食べられる分だけ食べて下さい。」と、おじー。病人を看病しつつも、自分の意見を遠慮しないで言ってくるところも、実はかなり有り難い。お互いに気を使わないので。。

 

私が元気な時よりも、なんだかくつろいでいるし〜〜(^^;)

 

「俺たち病人なんだから、しかたないじゃーん。」という態で、おじーも病人的生活を謳歌している。。

 

 

ポイントは、一応、私よりは健康なおじーが、一緒になって病人生活を謳歌しているというところ!(まあ、謳歌は言い過ぎかもしれないけど・・笑)

 

元気な時って、あれもこれもやりたいエネルギーになってるし、逆を言えば、そのエネルギーで走ってしまうと、ちょっとエネルギー切れしてきたときに、足を引っ張られたり、息切れしたりする。

 

で、そういう時に限って、休めない。ちょっと疲れたな・・位で、目に見える症状には出てないもんね。元気な時に約束してしまった用事が色々あったりして、忙しかったり。

 

おじーも若くないので、休養が必要。

 

最近の我々、ちょっと忙しかったもんね。。(^^;)

 

ちゃんと休むタイミングが無かった。

 

だから、おじーもこの機会にできる範囲で休んでいる。

 

何かにつけて「妻がひどい風邪を引いてしまって、自分も具合が悪い・・・」と言って、予定をキャンセルして、リラックスしている。

 

私のおかげだね!!笑 

 

ふと、家族が病気になってしまった場合、病人をダシに仕事を休んで、病人の隣でねっ転がって漫画読んでいるような人が実際に結構な数でいたらいいな〜・・・と、そんな事を思った。

 

誰かの役に立てるなら、病人の罪悪感も帳消しになるしね。笑

 

 

日本で働いてる頃、「できる人はここが違う!」みたいな本で、体調管理も自己責任みたいなのをよく目にしてた。私自身、自分を体調管理ができず、仕事もできないダラしない人だと思ってたから、なんだか余計に罪悪感が強かったのかもね。

 

今も自分が「体調管理ができて仕事ができる人。」だとは思わないけれど、おじーのおかげで、ベットで一日へばっていても、罪悪感はさほどない。元気になったら、この病人生活ぐだ〜〜〜を、大いに巻き返す貢献をできるだろうと、何故か思っている。

 

 

 

ちなみに病人の罪悪感はなくても、それでもメンタルに悪影響はある。

 

今日は、学校に行けると思っていた。

遅刻だったけど、バスに乗って学校に向かっていたら、気持ち悪くなって途中で引き返してしまった。一連の病人生活で日常生活がくるったのが原因なのか、低血糖症状が強く出始めていた。

 

これで気が滅入ってしまい、「おじーと家族以外はみんな大嫌いだ!」といじけていた。ぶっつりと社会から繋がりが切れてしまったようで、寂しくなってしまったのだ。

 

おじーが仕事から戻ってきてこの事を話したら、ゲラゲラ笑って、「僕が今朝言ってたことと同じだよ。ほら、文句言ってたでしょ。なんかやりきれない気持ちになっちゃったんだよね。でも、学校で子どもたちの無邪気さを見たら、どうでもよくなっちゃた。そんなもんだよね。」

 

そうだそうだ、おじー、そんな事言ってたわ。

 

二人でゲラゲラ笑いながら、今日もまったりした時間を過ごした。(私は寝込んでたんですけど。)

 

寝込んでいるし、元気になったらなったでいろんな不便もあるし、まだフルタイムで仕事もできないし、英語もブーブーだし、気がかりな事は考えればキリがないけど、でもなんだか寝込みながら私は満足だった。なんてことはない、病人を謳歌すればいいのだ。

 

そして、寝込み中、こんな夢をみた。

 

高層マンションの手すりにぶら下がっていて、見事にヘンテコな着地を決めるというよくわからない夢だった。

 

着地した本人も呆気にとられていた。

 

何はともあれ、着地はできた。着地はできたのだ。

 

最後に、この状況でおじーと共倒れしていないという奇跡に感謝。

ちょっと痩せちゃったけど、とにかくおじーが元気を保っているのが本当にすごい!!

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咳があまりにひどかったので、おじーに「マスクが欲しい。」と言ったら、渡されたのがこれ。まあ、確かにこれもマスクだよな。。