さとちゃんとおじー 

低血糖症を煩い、仕事退職→結婚でサンフランシスコに移住。年の差国際結婚。太鼓叩き。アラフォー女子の生活。

POWER ブラックドラマに夢中。

昨年末、おじーと夢中になってみていたドラマがある。

 

これ↓

www.starz.com

 

今年、シーズン5が放映されるらしい。

 

このドラマ、ブラック・ドラマと言ってよいと思うんですけど、主人公やメインの登場人物がブラックの皆様方。(アフリカン・アメリカンと言っていいと思いますが、アフリカンもいるんだとは思います〜。きっと。)

 

アメリカのギャング界(ドラック・ディーラー等々)、FBI、恋愛、家族、友情・・・等々、少年ジャンプ系のドラマです。

 

プロデューサーに、50Cent.(アメリカで有名なラッパーです。)

本人もドラマに登場しますが、

 

ま〜〜、怖いこと、怖いこと。(^^;)

 

このドラマ、英語で見ているので、さとちゃんには理解するのが難しいんですけど、

要所要所、おじーに説明してもらいながら一緒に楽しんでいる。

 

アメリカ1年生(ようやく1年経ちました)、そして、基本的に平和に、そして、平和と言われる日本でまったり育ってきた私。

 

 

このドラマで何かと発見があったのでここにシェアします。

 

 

アフリカン・アメリカンの話し方

このドラマ、主人公のゴースト(アフリカン・アメリカン)と、その親友のトミー(こちは白人)の友情の話でもあるんですけど、2人は幼馴染で、スラムで育ったという設定。トミーがいじめられていたのを、ゴーストが助けてから親友になり、お互いに悪の道を突っ走っていくんですけど、

 

おじー曰く、

 

トミーの話し方は、ブラックの話方を模倣していて(まあ、一緒に育ってきたっていう設定だしね。)、おじー的には、

 

「う〜〜ん。ど〜〜かな〜〜。。。」

 

らしいです。

 

ちなみに私がおじーと出会う前、日本でたいしてアメリカに興味がなかった頃、このブラックの話し方といのは何となく品がないものなのかも・・とすら勝手にイメージしてました。

 

日本のスピリチュアル界(?)の大御所コメンテーターの◯◯様が、自身の著書の中で、

 

 「ヒップホップやラップの様な品のない音楽を聞いてはいけません。」みたいな事を言っていて、中学生だった私は、しばらく素直に従ってしまったんですけど、

 

これ、今思うと、すごい発言だな〜〜〜って、苦笑いしかない。

 

多分まあ、昔の私の様に、アフリカン・アメリカンの歴史を全く分かっていなかったんだと思うけど、こういう知識人の言葉が、偏見を後押ししたりするんだろうな。。

怖い、怖い。。。

 

今は、ブラックの話し方の方が音楽聴いてるみたいで好きです。(ただ、理解できない事も多い。^^;)

 

で、話は戻って・・・

 

こっちにきて分かってきたのは、育ってきた環境も大いに関係してるだろうけど、それよりも、ブラックとしてのプライドで話ているということ。

 

場所や人によるところもあると思うけど、ブラック同士でも、

 

「白人みたいな話し方して。」

 

と言う言葉、

 

映画だったり、何かのコメディーだったり、SNSなんかで見聞きする事がよくあるもんね。

 

コップキラー

主人公のゴーストが、殺人の容疑で刑務所に入れられた時、同じくアフリカン・アメリカンの刑務所内の警官に、こっぴどくいじめを受ける場面があった。

このゴースト、裏社会でドラックディーラーとしてお金を得た後、表社会で華々しく成功しているビジネスマンとして描かれている、要は現在、セレブという設定。

この刑務所内の警官が、他にもたくさんいるアフリカン・アメリカンの受刑者の中からゴーストをいじめるのは、彼の生活に嫉妬してるから??と思ったら、

 

おじー曰く、

 

警官殺しは「コップキラー」と言われて、刑務所内で警官から暴力を振るわれるというのはよくあることらしい。ドラマの中でも、警官がゴーストに対して、

 

「コップキラーめ。」みたいな台詞、そういえば言ってたわ。。

 

*ゴーストはFBI捜査官の殺人容疑で捕まっていたので。

 

ナイトクラブの秘密のサービス

ゴーストが経営する人気のナイトクラブ。従業員がマッチの箱になにやらカラフルなものを詰めているシーンがあって、「何のこっちゃ??」と思っていたら、

 

「あれは違法ドラッグで、お店の常連等が買える様な仕組みになってるんだよ。」

 

ふーん、このドラマだけの設定なのかな?と思っていたら、

 

「まあ、こういうことやってるナイトクラブ、あるよね〜。」と。

 

なにやらナイトクラブの常識(?)かどうかは知らないけど、本当に巷である話らしい。。。

 

 

考えてみれば、世の中にはマフィアの映画やら漫画やらなんやら、平和じゃない世界を描いた作品がごそっと存在している。日本だって、極道ものとか、殺人事件ドラマに暴力団が出てきたりもするもんね。

 

ただ、日本の月9(月曜日21時からのドラマ)や月10(月曜日の22時からのドラマ)のドラマで(ま、このドラマPowerは、23時から放送されてましたけど。。)

 

どっぷり裏社会をメインにしたドラマなんて、私が知る限り無かったはず。。

 

主人公がドラックをやってて、どうやってそれを入手して。。。とか、そんなドラマ、まずないよね。。(^^;)

 

 

しかも、ナイトクラブでの秘密のサービス(ドラック販売)が、ドラマで放送されちゃったら、秘密でもなんでもないじゃーーん!

 

些細な場面なのかも知れませんけど、どれだけの人が、裏社会(違法な世界)に精通しているのか、精通は大袈裟だとしても、どれだけの人が事実として受け入れているのか、

 

そこのところの感覚が気になりました。。。個人的に。。(特に子どもとかさ)

 

さて最後に、このドラマの再放送(というか、ケーブルTVでいつでも見たい時に見られるようになってたんですけど)を1人で見ていたおじーが、

「超かっこいーーーーー!」と絶叫していたシーンがあって、

何やら音楽と動画が絶妙で、私も一緒になって、3,4回巻き戻して見ちゃったりして。。

 

 

で、その時流れていた音楽を突き止め、

それから我が家の目覚まし音楽になってます。

www.youtube.com

 

ちなみにこの曲については別途、ブログ記事を書きたいくらい。

(思うところがあるので、またそのうち書きます。)

歌詞の中に、niggasって言葉が出てくるですけど、おじー曰く、メッセージ性の強い歌詞とのこと。私が理解できるところだけでも、かなりディープな感じは伝わってくる。

 

 niggaについてはこちらをどうぞ。

satocomedy.hatenablog.com

 

というわけで、ちょっとまとまりがないですけど(いつものことですが)、

POWER、ある意味とってもアメリカっぽいドラマだと思います。とっても面白いのでお勧めですよ〜〜。

 

さとちゃんでした。