さとちゃんの一時帰国。宙ぶらりんな私。
さとちゃん、おじーと日本に帰国中です。
前回のブログにも書いたように↓
家族、友人に本当にお世話になっていて嬉しい限りなのですが、
実はさとちゃん、ちょっと気持ちが落ち込み気味〜〜〜〜(^^;)
今朝、思わずおじーに、
「さとちゃん、サンフランシスコに帰りたい・・・」とボソッと言ってしまったよ。。
家族、友人・知人も見るこのブログ、
こんなぼやきを書いていいいものか?と思ったけれど、あえて記録しておこうと思います。
さとちゃんの落ち込みの原因
その1:体調がすぐれない。
この時期の日本は暑い。そして室内はずっとクーラー。サンフランシスコのなんとなくいつも肌寒いところから、一気に蒸し暑い日本に戻ってきたのが、身体にこたえている。しかも、おじーと私で体感温度が違うので、2人にとって適切な温度を見つけるのが、結構大変。(特に夜、寝る時。)
あと、お米が美味しすぎて食べ過ぎる。低血糖症の私には、非常によろしくない。。
だけど食べちゃう。。これ問題ね。
その2:お金がかかる。
我々、6月中旬に帰国したんですけど、それでもやっぱり航空費、高ーーーーい!!しかも直行便で帰ってくるもんだから(最初、乗り継ぎ便で少しでも安く・・と考えていたんですけど、私より元気とはいえ、おじーの年齢を考えて直行便にしました。)、
まあ、本当に覚悟を決めて帰国を決定します。(^^;)
てか、去年も直行便で1ヶ月、帰国したんですけど、今年はなんと2ヶ月!
2ヶ月も休みが取れること事体、驚きなんですけど(おじーがフリーの教師だからできることなんですどね。あと、私も驚きのバイトお休み取得!)
これ↓
日本で散々両親にお世話になっているとは言え、お金はかかるもの。
しかも、その間、無収入だしさー(^^;) 家賃もあるしさー。トホホ
というわけで、バンザーイ!ラリホー!と、100%ご機嫌な気持ちになれない。。
これ、多分、同じ様に思っている家族連れの一時帰国者、多いんじゃないかな?(^^;)
洒落にならんわよ。本当に。
その3。日本?アメリカ? その狭間にいる私。
いくらお金がかかっても、家族に会えるのだし、お休みが取れるだけで奇跡みたいなものなんだから!と、思う人がいるかもしれない。というか、私自身、そう思ってます。
ただ、その一方で、
「今、自分は日本には住んでいない。」
「アメリカでの生活に必死に慣れようとしている。」
という状態。
生活の拠点はアメリカで、アメリカに帰ったらまた、不便な英語の生活に戻り、日本とは違うコミュニケーションの中で生きていくことになる。
アメリカ在中3年くらい経てば、2ヶ月のお休みも「ひゃっほーい!」と心から楽しめるかもしれないけど、今のさとちゃんは、日本でのお休みを楽しみつつ、日々日々、できなくなっている英語に不安を覚え、この日本の快適な生活から、いきなりアメリカの生活に戻れるんだろうか。。。と、結構深刻に不安にも思っている。(^^;)
その4:コミュニケーション
おじーと帰国しているので、アメリカで生活しているよりも、ずっと、おじーと一緒にいる。なので、行動がおじー目線になる。
基本的に一緒に行動するわけですが、サンフランシスコと違って、便利であって不便な東京の生活。
空港は遠いし、電車は混んでる、てかどこに行っても混んでる。(サンフランシスコだと、全部車で行けちゃうので。。)何かと融通がきかないコミュニケーション(お店とかね。あと、基本的にはサンフランシスコはフレンドリーな街なので、そこに慣れてしまうと日本人のコミュニケーションが時々不思議に感じることがある。)
ちなみに、国内の飛行機に乗ったんですけど、飛行機内も含め、おじーが空港での英語のアナウンスを半分位しか理解できていなかったことが驚きだった。私もまた、彼らの英語が理解できず(私の英語力かもしれないですけど。。)、早口でハッキリしゃべらない彼らの英語に、正直なところ、ちょっとムッとした。(これは、日本だけではないけれど、色々な国の人が集まる空港では、もう少しアナウンスに気を使って欲しいと切に願う。ゆっくりハッキリしゃべって欲しいよ。。さとちゃん的には。)
話ずれちゃったけど。。汗
あと、私には平気でもおじーにはきつい・・ということがある。(その逆もある。)
言葉も違えば文化も違う。そもそも年齢も違う・・ということで、気を使うことは多い。それがお互いのイライラの原因になったりもする。
あと、なんちゃって通訳をしている身としては、おじー側と相手側にダブルで気を使うので、場合によっては結構疲れるよ〜。(^^;) まだまだ、集中力がそんなに続かないからさ〜〜。
一方、日本大好き♪のおじーにとって、日本での生活は毎日バラ色。
このブログでも何度も書いてますけど、アメリカでアフリカン・アメリカンであることは、それだけでストレスを持って生活しているということ。
「やっと安心して呼吸ができるような気がする。」おじーが日本に来て、よく口にすること。だもんで、少しでも長く日本にいたい!というおじーの希望で、2ヶ月滞在しているわけである。
さてさて、
そんなこんなで、今日はちょっと一時帰国のネガティブサイドをご紹介してみました〜。
ネガティブサイドがあれば、ポジティブサイドもある。
てか、ポジティブなことの方が多いですけど。
なので、このブログをみた私の関係者の皆様はご心配なさらぬよう。。(^^)
おじーが家族や友人と、言葉じゃないところで通じ合ってしまって大爆笑していたりするのを見ると、
100%幸福な気持ちになるし、家族や友人達の元気そうな様子をみて、本当に安心している。
ネガティブをみるか、ポジティブをみるか?
ただ、それだけのことなんですけどね。たはは
今日は朝からお腹が痛くて、ちょっと疲れ気味で気持ちが暗ーくなってしまったんです〜。
ネガティブなことをいちいち書くなよ・・(^^;)とも思うけど、「こういう気持ちもあるんだよ。」って、なんかそこんところがシェアできたらいいな〜と思いました。
最後に・・
サンフランシスコで会った、もう何十年もアメリカに住んでいる年上の女性がこんなことを言っていた。
「日本とアメリカ、どっちに住み続けたいかって言われたらアメリカって言う。もう日本では暮らせないと思う。日本に帰っても自分の居場所にピンとこない。だけど、じゃあ自分がアメリカ社会に完全に馴染んでいるかと言われればそうとも言えない。日本もアメリカも両足を突っ込んでいて、それでいて宙ぶらりんな気がする。」
私はまだ、アメリカ在中1年半くらいだけど、それでも何故か、彼女が言った「宙ぶらりん」という言葉に共感した。
宙ぶらりん。
あまりいい言葉じゃないような気がしていたけれど、宙ぶらりんだからこそ見える世界があるのかもしれないな〜と、
そんなことを思ったりもしている。