さとちゃんとおじー 

低血糖症を煩い、仕事退職→結婚でサンフランシスコに移住。年の差国際結婚。太鼓叩き。アラフォー女子の生活。

太鼓叩きの日記 その3 ダンスとドラムは一心同体 

今回は久しぶりに太鼓叩きの日記でーす。毎回長くなっちゃうんですけど、くじけずにどうぞ〜〜(^^)/

 

現在、おじーと私は、2つアフロヘイシャンのダンスクラスでドラムを叩き、その他に、時々、助っ人で他のクラスに参加したり、パフォーマンスやら何やらでドラムを叩いている。

 

小学校で演奏したり、アフロブラジリアンのパフォーマンスのリハーサルに呼ばれて、サンバ・ヘギを演奏したり、あとは、コンテンポラリー・ダンスのワークショップで演奏というのもあり、アフロヘイシャンだけでなく、ちょっと違った演奏もあったりして、緊張させられている。。(^^;)

 

さてさて、アフロ系のドラムはリズムが複雑で、私みたいな初心者ドラマーは、演奏中リズムがひっくり返ってしまうこともあったり・・・。その度におじーに「違うよ!」と駄目出しされてるのだけど、一度こけると、簡単に「ここはどこ?私は誰?」の世界に突入。

 

月に一回位、ハイチ人のマスタードラマーがおじーの担当クラスに遊びにくることがあるのだけど、おじーとこのハイチ人の2人のマスタードラマーと私、というドラマー3人だけというケースもあって、「ここは誰?私はどこ?」になってしまってもう大変(><) 

 

常日頃、おじーもこのハイチ人のマスタードラマーも、他のドラマーのことを考えて、演奏の自由度を抑えているのだけど(なぜならば、フリーで演奏すると、みんなリズムをキープできず、ずっこけちゃうから。)、マスタードラマーが2人いれば、1人は完全にフリーで演奏できるので、ものすごいシンコペーションがマシンガンの如く、ガンガン降り注がれる。。。

 

私にとっては、滝修行してるみたいな感じ。非常にきつい。。

 

ただ、普段の演奏とのあまりの違いに、「おじー、本当はこういう演奏をやりたいんだろうーなー。弟子(私のこと)もおじーにフリーで叩かせられる位、上達するぞ〜〜。」と、決意を新たにする。。

 

 

さてさて、そんなこんなで、リズムはドラマーでも冷や汗ものなのだけど、これ、ダンサーも同じことが起こっていて、入り方を間違えると一気にずっこけてしまう。ただこれ、間違えていることに気がついてないダンサーさんも実は結構多い。。気持ちは分かります。だって、 慣れてないとリズムの頭を探すの難しいもんね。(^^;)

 

ドラマーが合図を出してダンサーが踊り始めるというケースもあり、おじーも合図を出しているんだけど、ダンサーがそれに気がつかなかったり、ダンスクラスの進行上、鳴り続けているリズムの上に、ダンサーのタイミングで踊りが始まったりもする。

 

というわけで、ある日参加したダンスクラス、あろうことか、何度もダンサーがOff the beat(リズムと踊りがズレている状態)になってしまって、その度におじーが演奏を終了して、やり直させるということになってしまった。

 

これ、クラスで1度きりだったら良いのだけど、何度も起こってしまって、おじーもちょっとテンション低くなってくる。。 踊ってるダンサーも途中で演奏を止められたくないし、何よりこれ、ダンスの先生にとってもいい気分ではないのですよ。。だって、ドラマーがダンサを強制終了止しちゃうんだもんね・・・(^^;) 

 

で、私は思ったわけですよ。。。なんでこんな事が起こってしまうのか。。

f:id:Satocomedy:20170716061616j:plain

耳を澄ませることは大切だな〜。 Graphite artwork by Rogelio

  

 

色々考えてみた私の結論・・・

 

人による。

しょうがない。

 

かな・・・と。(^^;) 

 

だって、やっぱり、難しいもんね。。

 

ただ、おじーは合図を出しているし、振りによってダンサーが踊りやすいようにリズムを変えている。それに気がつけばより踊りやすいし、ダンスとドラムの一体感も更に高まっていくのではないかな〜なんて思ったり。

 

生ドラムで踊る気持ちよさ!を最重要視すれば、ダンサーが入りたいと思ったところで入るのが一番よいのかもしれないし、振りも関係なく、自由に踊ればいいのかもしれない。

 

だけど、おじー始め、多くのドラマー/ダンサーが、あえてこのリズムが複雑なアフリカンルーツのドラム、ダンスに惹かれているのは、もっと何か深い精神的な部分、何か自分にとって特別なものと繋がっているという思いがあるんじゃないかな〜、とも思う。

 

おじー自身も、「自分にとってルーツであるアフリカのリズムを演奏するということは、とてもスピリチュアルなこと。だから、ダンスとリズムがズレたまま演奏することはできない。」と言っていた。

  

 

おじーの隣で演奏していて思うのは、ドラマーはダンサーを見て演奏をしているということ。

 

私みたいなヒヨッコや、ドラマーによっては、時々、我が道を進もうとしちゃって、おじーに注意されるんですけどね。。てへへ

 

とにかく、おじーはダンサーを見て演奏しているので、ダンサーとドラマーの関係というのにとても敏感。極たま〜にだけど、ドラマーの音がダンサーに届いていない感じがして、おじー、やる気を失くしちゃう時もある。

 

ちなみに、この逆もあって、ドラマーがガンガン突っ走ってしまって、ベテランダンサーから白い目で見られるということもあるらしい。。(おじーはさすがにないけど、若いドラマーはよくあるみたい。)

 

さてさて最後に、私が日本で通っていたウェストアフリカン・ダンスの先生、マリさんのコラムを紹介します。この記事を下書きしてすぐにこのコラムを読んだので、なんだかシンクロしたみたいで1人で興奮してたのよね〜。私。むふふ

 

ちなみにこのコラム、ダンスのマリさん、ドラマーの武田さん(ご夫婦です〜。)で交代コラムを書かれていて、週1でメールで発信されているのですが、毎回とっても参考になる〜〜〜!!おすすめ♪

  

 

******** 

(コラムから一部抜粋) 

さて、そんなわけでジェンベドラマーやジェンベ愛好者との会話の中で
「ダンスに対して叩く」
とはよく耳にしますが、一方、踊り手側の方を考えると、
「ドラムに対して踊る」
という言葉はそう頻繁に聞かない気がします。
 
なんか残念。
いや、最初はね、もうそれどころじゃないと思うんですよ。
慣れない動きでいっぱいいっぱい。
でも、慣れて来たら、もう少しドラマーがどんなことをやっているか意識してみると、より面白さが深くなります。
リードがステップに合わせて変化していくのはもちろん、ドゥンドゥンだってステップによってバリエーションを入れてくれたりしています。
よーく聞いていると、伴奏のパートでさえ、同じパターンでもリズムによって「ノリ」が違ったりして、そのあたりがわかるとステップも当然変わって来ます。
 
生演奏で踊るということは、単に「叩いてもらえる」という贅沢さなのではなく、「生演奏に関われる」という贅沢さなんだと思うのです。なので、踊る側も積極的に演奏に関わっていけたら、さらにダンスとリズムのミラクルな世界が広がります。
そんなわけで、この続きはダンスクラスで(笑)。
 

 

アフリカン・グルーヴのダンス・ドラムクラス 是非、GOですよ〜〜!

毎週火曜日 19:45~21:15(ダンス)

毎週土曜日 18:30~20:00(ダンス、またはドラム)

場所:代々木オリンピックセンター(東京)

詳細は下記のブログをチェック!
参加の場合は、念のため、事前にお問い合わせくださいませ〜。

blog.goo.ne.jp

マリさんのダンスと、武田さん始め、ドラム隊の演奏。カッコいーい!!!
是非、ダンスクラスで生を体験してくだされ〜〜。

太鼓叩きの日記 その2 アメリカでアフロのドラムを叩くということ

サンフランシスコに来て、2ヶ月が過ぎた。

 

サンフランシスコでの新しい生活に奮闘しながら、おじーと一緒にダンスクラスで太鼓叩かせてもらったり、おじーのアフロコミュニティーでダンスクラスに参加させてもらったりしている。おじーが積み上げてきたアフロのドラマーとしての経験、功績と影響力の大きさを目の当たりにして、改めて尊敬、時々冷や汗・・

 

アフロのドラムはなんだかんだで男社会な気がするのですよ。女性のドラマーもいるけれど、それでもやっぱり根底として男性が演奏するもの、更に言えば、アフリカ系の男性が叩くというのがベースにあるような気がする・・のは私だけかな?(^^;)

 

2月に、おじーと一緒にアフロヘイシャンの太鼓の演奏で出させてもらった「イエマンジャーフェスティバル」。これ、アフロブラジリアンのイベントなのですが(アフロブラジリアン、イエマンジャーのことはここでは省きます。しーません。今度、別途説明します〜〜。)ドラマー隊が、筋肉モリモリのがっちりしたお兄様方で、それだけでも迫力あるのに、更に演奏も迫力満点ですばらしかった!アフロヘイシャンの太鼓のスタイルも、このアフロブラジリアンと似ているところがあり、「こういうことか・・・」と何か納得し、同時につつーと手に冷や汗が・・・。(^^;) 

 

ちなみに、このアフロブラジリアンのドラマー隊、確か4人いて、うち3人がアフリカ系、もう1人はアフリカ系ではなかったけど、ブラジル人なんだと思われるお顔立ち。とにかくみんな、しつこいようですが筋肉モリモリ。おじーより、もりもりだったかも。。。まあ、おじーより若い人たちだったけど。

 

そんな中で、まだまだ、ひよっこの私、日本人、女子40歳(年齢は不要)、痩せっぽちが、おじーと一緒に太鼓を叩かせてもらっているというのが、非常事態な気がする。。。この時は、本当、しっぽ巻いて逃げたかったし〜〜(><)

 

とはいえ、ここアメリカはサンフランシスコ。

 

旅行しなくても、住んでるだけで色々な国の人に会える不思議な場所。性別も様々だし、まあ、色々自由ちゃ、自由な雰囲気が漂っている街。

 

なわけで、私の冷や汗の演奏も、「良かったわよ!女性ドラマーっていいわよね!」と言ってくれた希有なおばちゃまもいたけれど(ありがたや〜〜、ありがたや〜〜)、でも、やっぱりこの世界、ちょっと私にはレベルが・・レベルが高すぎる・・と思うのでした。。。(^^;) 精進します。。

 

ちなみに、サンフランシスコのアフロダンス&ドラムコミュニティーは、ダンサーもドラマーも、様々な国の人達で成り立っている。この間のアフロヘイシャンのダンスクラスのドラマーは、アフリカン・アメリカン2人、イラン人、白人、日本人(私)、てな感じ。ダンサーは、白人が一番多くて、次にアフリカ系、ラテン系、時々、フィリピーノ、チャイニーズ、インディア・・・という感じかな。今のところ、日本人には遭遇しておらず。。(てか普段の生活でも日本人に会わないよ、私・・。^^;  みんな、どこにいるんだ〜〜い?)

 

というわけで、老若男女、人種問わず、皆でダンス&ドラムを楽しんでいるわけですが、やっぱり、アフリカ系のダンサー、ドラマーは、一目置かれているような気がするし、何かレベルが違うような気がする。というか、ハイレベルな人は、私が知る限り、今のところ、みんなアフリカ系。ダンスのパフォーマンスなんかで、アフリカ系勢揃いのグループをみると、「おおーー!!」と思うのは、多分、私だけではないはず・・。

 

アメリカは、根強く残る人種差別、悲惨な歴史が根底にあるから、アフリカ系にとって、白人がアフロ・コミュニティーに入ってくることに対して、何とも言えない複雑な気持ちがあるようだ。

 

もともと、アフリカンとしての自分達のルーツを胸に、この道を進んできたおじーの様なアフリカ系ミュージシャンにとっては、アフロの音楽をやるということは、とても重要な精神性、意味を持っている。アフリカン・アメリカンである自分は何者なのか?という問いを突きつけられながら、自分の精神性を開拓し続けている。

 

アメリカのアフロダンス&ドラムコミュニティーは、そもそもは、自国でアフロ文化を継承したハイチやキューバ、ブラジルの一地域などから入ってきているものなので、ここに、実はアフリカン・アメリカンのジレンマがある。ハイチ人から見れば、「アメリカ人のお前が何故、マスタードラマーなんだ!」と言う人もいるし、ダンサーなら、「あなたはキューバ人のダンサーじゃないでしょ?」みたいなことが起こるわけだ。その逆もしかり、「ハイチ人なのに、なんでこれが出来ないの?」「キューバ人のダンサーなのにこれ知らないの?」というような逆のパターンもあったりするようだ。ただ、「俺たちアフリカ系」という同じルーツをもつ仲間として、どんなにライバル関係であっても、仲間としての感覚はあるらしい。そこにくると、アフリカ系とそれ以外では、またちょっと関係性が違うのかもしれない。。まあ、人によるところもあるとは思いますが。。

   

 

私がおじーと一緒に太鼓を叩いているダンスクラス、アフリカ系のダンサー・ドラマーは残念ながら多くはない。ダンスの先生とおじー以外、真っ白・・・ということもよくある。これが現実。おじーは寂しがっているけれど。。

 

 

直接言われたわけではないけれど、時々、どこかではっきりと線が引かれているのかもしれない、と思う時がある。「ここから先は、アフリカンじゃないと入れないんだよ。」という線。

 

 いつの日か、その線が消えるときがくるのだろうか?

 

正直なところ、線が消えることがよいことなのかどうか、私にはわからない。。これからどんどんコミュニティーの人種がミックスされていったとしても、アフロダンス&ドラムは、アフリカンのものなのだ・・という根源は、精神性も含めてそのまま変わらないで欲しいと私は思っている。

 

ただなんというか、私もこのアフロダンス&ドラムコミュニティーで、自分なりに、ここに居ていいのだ、と思える確固とした何かを見つけられたら幸せだなと思う。

 

f:id:Satocomedy:20170313152103j:plain

 ゴールデンゲートパークにて。人だかりになってるところがドラムサークル。皆でドラムを演奏している。ドラムだけでなくて、アコーディオン、ディジュリデュ、木琴、ギター、歌、踊り等々、皆、自由に演奏していた。おじいの知り合いも何人か演奏してました〜。おじーが知り合いになったアフリカ系のお兄さんに、「サークルで踊ろう!」と誘われ、一発芸的に、髭ダンスを披露してすごすご退散する私。(^^;) 楽しい時間をありがとうございました〜〜。

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ サンフランシスコ・ベイエリア情報へ
にほんブログ村

太鼓叩きの日記 その1 筋肉は大事だよ〜〜

おじーのもとで太鼓を叩き始めて早2年。

satocomedy.hatenablog.com

 

日本では太鼓を叩ける場所が限られているので、練習したくてもできない。。ということも多々あったけど、サンフランシスコのおじーの家は、おじーの長年の近所付き合いと説得で、朝10時〜夜9時までいつでも太鼓を叩けるという特権を勝ち得ている。

 

てか、まー、そもそも、全体的に日本より音に対してうるさくない・・というか、普通にガレージでバンドの練習したり、騒音でパーティーしたりカラオケしたりしてるしね。。。(^^;) さすがに夜中の騒音はないので、その辺は皆、心得ていらっしゃるよう。あ、でもこの間、深夜の1時に車のクラクション(?)が鳴り止まず、30分鳴り響いていたのには参ったけど。。こういうのは特殊なケース。

 

というわけで、隙間時間に、家で太鼓を並べて、コツコツ練習しています〜。

 

私がおじーに習いながら一緒に演奏しているアフロヘイシャンのドラムは、何人かドラマーが集まって1つの壮大なサウンドを作り上げていくというスタイル。多くのアフリカンドラム、アフリカをルーツとするドラムは、同じ様にドラマーが何人か集まってサウンドを作っていくことが多いだす。

 

アフロヘイシャンの場合は、リーダーのドラマー(ママンと呼ばれる)、子分ドラマーその1(セコンと呼ばれる)、子分ドラマーその2(ブラと呼ばれる)をメインに、あとはバスパートを担当する子分ドラマーその3、ベルやシェイカー等の鳴りもの楽器が参加という感じ。

 

f:id:Satocomedy:20170208024856j:plain

 

太鼓を始めてしばらくは、とにかくリズムをしっかりキープすること、そして、太鼓を鳴らすことを心がけていた。

 

我々は、コンガという細長い太鼓を叩くことが多いですが(厳密には、アフロヘイシャンの太鼓はコンガではないのだけど、特別な儀式等パフォーマンスで無い限り、大体コンガが主流。上の写真がアフロヘイシャンの太鼓達)、そうそう、簡単に音がでるってもんでもないです。これ、どんな楽器も同じですが、その楽器の音がちゃんと出てくるまでに時間がかかる〜〜。まあ、これは練習するとして。。

 

サンフランシスコにきて、おじーと一緒にアフロヘイシャンのダンスクラスで演奏させてもらっていて、気がついたことがあった。

 

私の叩いている太鼓の音が聴こえな〜〜〜い(><)ガーン

 

演奏中に聴こえない・・。もちろん練習やレベルが足りてないのもそうだけど、これはもう、力の問題でもあるなと思い、全力でガンガン叩く・・・。まだ筋肉がそれほど付いてない私には、1時間半、全力で叩くのは非常にきつい。。。

 

全力で叩き始めてから、さすがに演奏中に自分の音が聴こえない・・・は、最近はなくなってきたけど、録画されたものを見ると、やっぱり聴こえない・・・。聴こえても、微妙にずれてるし〜〜。ガーン・・・(><)

 

おじーは、私と太鼓を叩く時は、私に音の響きを聴かせる為に、音量を私のレベルに合わせている。が、ダンスクラスでは、ダンサーを気持ちよく踊らせることがおじーの使命なので、おじー本領発揮!こうなると私の命がけの修行もスタート!個人的には、フルマラソン走っている様な感じ。気持ちよくハイな状況にもなるけど、「助けてくれ〜〜」と思いながらも叩いている。

 

ちなみに、そんなに苦しいのなら、今、自分ができるパワーでやればいいのではないか?と思う人もいるかもしれない。。

 

これについては、おじーも私も意見が一致していて、「さらに先に進む為の避けては通れない道。」だと考えている。また、色々おじーを頼っている身としては、ドラムの上達が、おじーへの恩返しとも思っているので、ここは頑張りどころだす!

 

おじーがドラムを叩く為に、欠かさずトレーニングをしている様に(最近、旅行に行っちゃったからちょっと欠かしてるけど)、ドラムを叩くためにはドラムを叩ける身体が必要。

 

そんなこんなで、ほそぼそと筋トレをしている。

 

ちなみに、最近私はシェカレという楽器も練習しているぞ。

ひょうたんで作られた楽器。これがシェカレちゃん。↓

f:id:Satocomedy:20170208023055j:plain

 

ひょうたんだから、大して重くもないし、これを両手で持って揺らして演奏するのだけど、

 

演奏しているうちに、

 

お、重い・・・と、思い始める私。。(^^;) 

 

私がまだまだへなちょこというのもあるのですが、手のスナップを利かせる時の腕の動きが、今まで、そんな動きやったことなかったよ〜〜ということで、苦労している。。

 

私のシェカレ日記は、長くなるのでまた後日・・

 

最後に、本場ハイチのアフロヘイシャンのドラムの演奏の動画をご紹介。特に動画最後あたりの4:30位からのドラムサウンドにいつもメロメロな私。イヤホンじゃないと聴こえないので、イヤホンをお勧めだす〜〜。(ちなみにこの動画のダンスは特殊で、私が習っているダンスはもうちょっと違います〜〜。って、最近はダンスは全然やれてないけど。。。)


Master Voudou Drummers of Haiti

 

以上、マニアックなドラム日記でした〜〜。笑 
読んでくれる人いるのかいな??(^^;)

Afro-Haitian Dance and Drams (ハイチのダンスと太鼓)

f:id:Satocomedy:20170116135948j:plain

連れ合いのおじー:OG( Old Gang Starの略。実際に年齢もおじいの域に足を突っ込んでいる。本名は違います。)が、ハイチの太鼓のマスタードラマー、パーカッショニスト、兼、音楽の先生なので、私も一緒になってポコポコ太鼓を叩いています。たまにダンスも踊ります。(下手ですけど、情熱でカバー。)サンフランシスコに来てからは、今のところ、もっぱらドラマーに専念していますが、来週あたりからぼちぼちダンスクラスにも参加してみようと思っています。

 

今日はハイチ人のローリー先生のダンスクラスで、おじーと一緒に太鼓を叩いてきました!

 

彼女のクラスは、毎週水曜日の夜7時半から。
今日はダンススタジオ主催で『5ドルで受講できるスペシャルデー』とのことで、スタジオにはたくさんの人・人・人。ローリーのクラスにもたくさんの人が参加。50人位いたかな。。普段のクラスは少人数なんだけどな。。。(^^;)これを機会に人が増えるといいな♪ 

 

てか、ダンス人口、多いな〜。年齢も人種も関係なく、上手いも下手も関係なく、みんなが楽しく踊ってて素敵!

 

ハイチ共和国は、キューバ、ジャマイカ、アメリカ等と同様、昔、アフリカからたくさんの人達が奴隷として連れてこられて、労働を強いられていました。アフリカのダンス、音楽、歌や儀式が、その土地で独自の発展を遂げて受け継がれてきたのが、カリブ諸国のアフロ文化。Afro-Haitian(アフロヘイシャン)は、ハイチのアフロ文化ということになるでしょうか。

 

アフロヘイシャンや他のアフロダンス&ドラムについては、これから色々と書き溜めていきたいと思います。

様々なダンス、音楽を習える機会に溢れているところが、さすがアメリカ!サンフランシスコ!1クラス、大体、15ドル以下で受けられて、しかもドラムの演奏付きなので、う〜ん贅沢!!


日本でも、有り難いことに、アフロのダンス&ドラムを教えて下さる先生方がいて、そうした先生方のおかげで、私は今、ここにいます。海を渡り、遠い外国の地に赴いて、時間をかけて、お金をかけて習得したものを日本に伝え広めてくれた先生方に改めて感謝です。

 

改めて、日本って、アフリカからも、アメリカからも遠いのね。。って、思ったんですもの。。。アフロ文化が日本に渡ってきたのが、そもそも凄いな・・・てしみじみと思うのでした。(とはいえ、JAZZやゴスペル、HIP POP等、アフロルーツのものは、既にたくさんあるといえば、あるか。。。)