さとちゃんとおじー 

低血糖症を煩い、仕事退職→結婚でサンフランシスコに移住。年の差国際結婚。太鼓叩き。アラフォー女子の生活。

Eyes on flying おじーの夢

おじーの朝の日課は、目が覚めた直後から始まる。

 

こんなふうに・・・

 

「なんかね、◯◯ストリートらしきところにいたんだけどね、自分がどんどん風船になったような感じで、ボヨンボヨン弾んでて、その後、空を飛んだり、自分の好きなところに行けたりしたんだよ。」

 

とか、

 

「なんかね、さとちゃんと一緒に空を飛んでたよ。さとちゃんも飛べるようになったんだねーって言ったら、そうだよー!って言ってたよ。」

 

これ、おじーの夢の話なんですけど、夢の話、という前置き無しに突然話し始めるので、

 

慣れるまではさとちゃん、

「夢の話をしているんだよね??(^^;)」と、いちいち確認していました。

 

さとちゃんの夢はたいてい、悪夢系なので覚えていても思い出したくない夢が多いし、むしろ、夢を覚えてないほうが嬉しいくらいなんですけど、

 

おじーの場合、60%位は面白い夢を見ていて、夢を自分でコントロールしているらしい。(そんなおじーも悪夢をみることもあるよー。夜中に叫んでて、さとちゃんが起こされることもあるしね。。^^;)

 

そんなおじーが、今日、

「僕はフライング・スーツが欲しいです。」

と言って、タブレット片手に黙々と検索しまくっている。

 

「えー、なにそれ〜〜〜?」と呑気に答えるさとちゃん。

 

これのことだって〜〜↓

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ほほ〜〜。こんなのがあったのか〜〜。知らんかったわ〜〜。


「ちょっと高いみたいなんだけどさ〜、きっと何十万円とかしちゃうと思うんだよね。」と、おじー。

 

さとちゃん、

「まー、それがおじーのやりたいことなら応援するよー。」

お金のことを現実的に考えるより、先にやりたい気持ちをまず応援したいと思ってさ〜〜。おじー71歳だしさー。人生、楽しんで欲しいじゃん。

 

と、しばらくしたら・・・

 

「とってもお金がかかるのもあるけど、まず200回以上スカイダイビングの経験がなくちゃだめなんだってーー。そんなのできないよーーー」と、しょぼくれている。。

 

 

お金云々よりも、スカイダイビング初心者がこれから200回以上のダイビングをやるなんて、おじーの体力を考えるともう無理だな・・とは私も思った。

 

かわいそうなおじー。(TT)

 

 

さとちゃん、

「じゃさ、とりあえず、スカイダイビングでもハングライダーでもいいから、一度、体験してみるのはどう?さとちゃんも一緒にやるからさー。」

 

「うーん、でもやりたい飛び方と違う。。。」と言って、あまりのり気じゃない様子のおじー。

 

そう、おじーは、自分の夢で見ている飛び方で空を飛びたかったんですねー。

 

と、

 

ここまで読んで下さった方の中には、

 

「何をアホな話をしているのだ?」と思う人もいるかもしれませんが、

どんな夢でも、目をキラキラさせて語る夢は聞いていて気持ちいいし、不可能だとしても、心の中で夢を絶やさずにいて欲しいと私なんかは思っちゃうのよね。何かイメージの助けになるものがあれば、本でも映画でも美術でも、こんなのあるよーって教えてあげたりもしたいしさ。

 

 

ちなみにしつこい様ですが、

 

おじーは71歳なんです。(^^)

 

だから尚更、夢を見続けて欲しいな〜とさとちゃんは願っちゃうぜ!

 

 

 

さて、もう早いもので3月になってしまいましたが、2月はBlack History Monthでした。

 

それは何かと言いますと、

 

大雑把に言えば、黒人の歴史を学ぶ、またはフォーカスを当てる1ヶ月ということで、学校なんかでは、授業でこの題材を取り上げたり、イベントが開催されたりする。

 

ちなみに、さとちゃんがアメリカに来たのが2016年の末なんですけど、2017年、2018年の過去2回、おじーのアシスタントとして、Black History Monthのイベントで小学校で演奏しました〜。 

 

と、話はずれ込みましたが・・・

 

 

先日、私が参加した英語学習のワークショップの題材も、まさにBlack Historyに絡んだものだったんですけど、

 

クラスで取り上げられた3分ちょっとのこのアニメーションが、私はとても好きなので、ここにシェアします。

 

初めてのアフリカン・アメリカンの宇宙飛行士のお話。

彼は残念ながら、宇宙船チャレンジャーの爆発事故で亡くなってしまったけれど、彼のエピソードを兄弟が語っています。

 

この時代、ちょうどおじーが生まれた時代でもあるのですが、人種差別から、黒人は図書館に行く事もできなかったそんな時代。9歳の少年が、1人、図書館で本を借りるためにねばっている姿や、近未来の宇宙の物語(スタートレック)に、人種差別がない自由な生き方を夢見て、実際に宇宙飛行士になってしまったという実話に、

なんか、感動しちゃってさ。。。。(TT)

よかったら見てみて下さいな。

www.youtube.com

 

さてさて、

 

話が脱線していますが(^^;)

何か新しいことの始まりは、誰かの夢が発端だったんだな〜と、そんなことを思ったりして。。

 

忙しい日々の中では、何かと夢をイメージすることすら難しくなってしまうけれど、深呼吸して頭の中に夢を膨らませることを忘れずにいたいものですね。(^^)


ではでは、ごきげんよーう。

 

さとちゃん