さとちゃんとおじー 

低血糖症を煩い、仕事退職→結婚でサンフランシスコに移住。年の差国際結婚。太鼓叩き。アラフォー女子の生活。

Free for all  私には分からない。でも感じることはできる。

ある日の朝のこと。

 

朝食を取りながら、おじーがポロポロと涙を流し始めた。

肩を振るわせて泣いている。

 

おじーが見た事、過ごした時間を私はおじーを通して聞く事しかできないし、私の英語力ではどれだけ正確に理解しているか自信はないけれど、

 

それでも、強烈に伝わってくるものがある。

 

おじーは自分の為に泣いているわけではないということ。

 

何かスピリットと呼ばれるものがおじーを突き動かした様に、または、浄化というものが起こったかの様に、

 

ぽろぽろと涙を流していた。

 

 

 

そして私は、やる事そっちのけで、突き動かされたようにブログを書く。 

不思議だな〜と、時々思う。

 

 

 

 

 

もし、あなたの好きな音楽を1つあげて下さい、と言われたら、

私はこの曲を挙げる。

 

 

高校の時に聴いて以来、私の41年の人生の中で一番時間を費やして聴き続けた曲がこちら〜。

www.youtube.com

 

私は大して音楽に詳しいわけではなく、何故か取り憑かれてしまった曲を何度もしつこく聴くというタイプでして、

 

で、この曲を聴いたのが高校生の時だったんですけど、その頃私は、カラオケで歌える歌手の音楽ばっかり聴いている様なふっつーの女子だったんです〜。

 

で、この曲を聴いた時に、鳥肌が立ってしまい

「これは魂の叫びだ!!」

 

と、当時の若かった私は本気で思っていました。

 

だって、この曲のタイトルは、Free for all

 

お馬鹿だった高校生の私にも意味分かるし。(^^;)

 

 

ということで、頭の中には、何故かアフリカと、アフリカの戦士のイメージがずっとあった。

 

今でもある。多分、高校の時のイメージから変わっていないだろうと思う。

 

 

その頃から漠然と疑問があった。

 

 

「なんでこの曲はできたのだ???」

 

 

色々なアートがある。現代のものだけではなく、歴史を辿っても、素晴らしい作品が、音楽に限らずたくさん溢れている。アーティストの精神性、時代背景等、色々な要素も関係している。強いメッセージを伝える作品も多い。

 

それでも私は、どーしても分からなかった。

 

「なんでこの曲はできたのだ???」

 

 

ちょっと話は変わりますけど、最近のブログ(これ↓)で、 

satocomedy.hatenablog.com

 

この曲を紹介しました。

これ↓

www.youtube.com

 

私にはまだまだ難解な歌詞なので、おじーに聞いてみたところ、

 

「これは、アフリカン・アメリカンの ブラザー、シスターに向けてのメッセージだよ。

時間を無駄にするなって言ってるでしょ。(確かに、それは私にもわかる。)しっかり生きていけっていう力強いメッセージだよ。まあ、彼は多分、わりとポリティカルなミュージシャンかもしれないよね。」

 

私が日本にいた時、ヒップホップも時々聞くことがあったけれど、曲調が自分に合う・・という理由だけで聴いてたので、「カッコイーイ!!」と思うことはあっても、そこにある精神性やカルチャーを考えたことなんて微塵もなかったんです。。はい。(^^;)

 

同じブラック・ミュージックでも、JAZZとヒップホップ(ラップ)は、すんごく違うように見えたし、そもそも、感覚で聴いているので、ミュージシャンというよりは、「この1曲が好き!」の一点集中リスニング型。ま、今もあまり変わってないとおもうけど。。

 

ただ、アメリカで暮らす様になってから、というかおじーと暮らす様になってから、だんだん見えてきたものがあって、

 

あくまで感覚なんですけど、

 

本当に感覚なんですけど、

 

私、上記に挙げた私の魂ミュージック Free for allが

この曲がなんで出来たか?

 

私、分かる様な気がする。

 

No regrets(上記のラップの曲です。)のメッセージ強さや、

 

おじーの涙の理由が、

 

私、分かる様な気がする。

 

 

いや、分かる様なきがするではくて、

 

私には分からない、

 

ということが分かったのかもしれない。

 

(ややこしいのう。。^^;)

 

 

だけど何かが分かる。

 

(ますますややこしいのう・・^^;)

 

・・・・・・・・

 

うーん、

説明が難しい。。。(><)

 

ただ、私が想像できる範囲を遥かに超えたところの精神性があって、

 

それに気付いたことが大きなことだった。

 

誰それは、何年にどこそこで生まれ、こんな環境で育ち、これこれに影響を受けて〜〜〜〜〜

 

という、言葉で語られて分かったような気分になるのは、

あくまで、私の世界でしか物を見てなかったんだな〜〜ということ。

 

脳みそを誰かと取っ替えるわけにはいかないから、

決して、自分の世界から抜けることはできないけれど、

 

ただ、

 

私には分からない世界(精神性)が存在している、

 

ということを知るのは

 

なんというか

 

とても光栄なことだった。

 

私には分からない、でも、感じることはできる。

アステカの人が似た様なこと、言っとったね。↓

satocomedy.hatenablog.com

 

 

最後におまけとして、ice Cube(ラッパー、俳優、プロデューサー)の動画を貼ります。なんでこの動画か?私の勘です。(おいおい^^;) 字幕ないんですけどね。

www.youtube.com

 

 

いつものことなんですけど、ハチャメチャなブログですね〜。はっはっはー

ここまで読んで下さった方に感謝を。。。(^^)

 

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 おじーが木から作った太鼓(キューバのバタドラム)とおじー。

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