Summer Art Camp for Kids☆羨ましい・・としか言えない
こっちの学校は、5月の下旬くらいに春学期が終わり、8月下旬まで夏休みらしい。
で、その間、夏学期(サマースクールってやつですね。)というのがあって、希望者がこのサマースクールにやってくる・・・と、私は理解しているけど、中には、親に入れられた・・という人もいるんだろうな〜〜(^^;)
さて、おじーがサマースクールで子ども達相手に音楽を教えていて、発表会があるというので見に行ってみた。
それが私には、「ゲゲゲ!」と驚く内容だったので、レポートしまーす。
このサマー・スクール、多分、色々なスタイルがあるのだろうけど、おじーが担当したのはアート・キャンプ。要は、芸術に特化したクラスで、朝から昼過ぎまでみっちり芸術に触れるというもの。
ちなみに内容はこんな感じ。
- 楽器演奏のクラス(おじーが指導。木琴や鉄琴を使って、シンコペーション等、リズムや楽譜の読み方を教える。)
- 歌のクラス(プロの現役ゴスペルシンガーが指導。ミュージカルの曲にあわせて、歌とダンスを学ぶ子ども達。主に歌かな。)
- ダンスクラス(現役のダンサーが指導。コンテンポラリーダンスを教える。)
- 絵のクラス(現役のアーティストが指導。トム・ウェイツみたいな風貌のおじさん)
- 陶器のクラス(現役のアーティストが指導。モヒカンのカッコイイレズビアンの先生が指導)
ちなみに、おじーも現役のミュージシャンですので〜。
公立のプログラムなので、学費無料。5~15歳あたりの子ども達が対象。
近隣のエリアから集まった子どもたちが、毎日、上記の5つのクラスを、2週間みっちり学ぶ。
結構、忙しいスケジュールよね。(^^;)
で、発表会当日。
金曜日のお昼だけど、学校に両親がわさわさと集まっていた。
フロアには、子ども達の絵の作品、陶芸作品が並べられて、パーティー会場みたいな雰囲気。「こういう色使いなわけね〜。」という感じで、ビビットな色使いの作品の数々。あんまり日本で見ないような感じ。
体育館では、年齢別に4つのグループに分かれた子ども達がパフォーマンスを披露。
楽器の演奏、ミュージカル、コンテンポラリーダンスと、3つのパフォーマンスをこなす子ども達。
個人的には、コンテンポラリー・ダンスのパフォーマンスにビックリ!
振り付けも、曲も、とってもカッコ良かった〜。
一瞬、バレエ団のコンテンポラリー作品を見てるのかと思ったし!(ほんとか!笑)
スペースの使い方とか、「さすが!」って感じ〜
これ、おじーもそうだし、ミュージカル担当の先生もそうだったのだけど、
とにかくパフォーマンスが全部かっこ良かった!!
学生の時に(確か、中学や高校)、創作ダンスをやった記憶がうっすらあるけど、なんというか、特に覚えていない。。(^^;) というか、多分、嫌々やってたと思う。
そしてやりながら、「ダサッ」と思っていた自分がいたのだと思う。(だから、よく覚えていないのかも?まあ、一概に学校教育のせいにはできませんけど)
そもそも、学生時代に、現役で活躍している専門家から、アートを習ってませんから〜〜〜(^^;)
ちなみに、また別の話ですけど、おじーのミュージシャン仲間にピアノ教室をやってる人がいて、そこの発表会をおじーが手伝うっていうので、ついていったことがある。
プロのドラマー(ドラムセットの方)、パーカッション(おじー)、ギター兼、ベース兼、キーボード(ピアノの先生。なんかマルチな人で、作曲や編曲もやるらしい。)という豪華なミュージシャンをバックに演奏する子ども達。(数人、大人もいたかな。)
この発表会で演奏された曲調はこんな感じ
・ラテン(キューバ)
・ジャズ
・レゲエ
・ロック
・カンツォーネ
・ニューウェーブ(っていうのかな?YMOみたいなやつ)
・ブルース
他にも色々あったけど、ありすぎて忘れました。。
しかも、編曲がどれもこれもかっこ良くて、子ども達、大人ノリノリ。見にきた両親もノリノリ。
で、私はというと・・・
「私もこのピアノ教室に入りたかった!!」(><)
と、本気でハンカチの裾を噛み締めました。キー
どうなってんのアメリカ?!(^^;)
まあ、サンフランシスコが特殊なのかもしれないけど。。
というわけで、今の日本のおこちゃまのアート事情は分からないけど、あえて、もし、欧米が(またはサンフランシスコが)日本より進んでるっていう言葉を使うとしたら、
このことかもしれない・・・・
と、ちょっと思っちゃった私でした。
発表会の様子。立ってる人がおじーだよ。(^^)