Satocomedyの人生驚いた  

低血糖症を煩い、人生ガラリと航路変更。仕事休職→退職からいきなりサンフランシスコでの生活に挑む!年の差国際結婚。アフロで凸凹な日常。

太鼓叩きの日記 その2 アメリカでアフロのドラムを叩くということ

サンフランシスコに来て、2ヶ月が過ぎた。

 

サンフランシスコでの新しい生活に奮闘しながら、おじーと一緒にダンスクラスで太鼓叩かせてもらったり、おじーのアフロコミュニティーでダンスクラスに参加させてもらったりしている。おじーが積み上げてきたアフロのドラマーとしての経験、功績と影響力の大きさを目の当たりにして、改めて尊敬、時々冷や汗・・

 

アフロのドラムはなんだかんだで男社会な気がするのですよ。女性のドラマーもいるけれど、それでもやっぱり根底として男性が演奏するもの、更に言えば、アフリカ系の男性が叩くというのがベースにあるような気がする・・のは私だけかな?(^^;)

 

2月に、おじーと一緒にアフロヘイシャンの太鼓の演奏で出させてもらった「イエマンジャーフェスティバル」。これ、アフロブラジリアンのイベントなのですが(アフロブラジリアン、イエマンジャーのことはここでは省きます。しーません。今度、別途説明します〜〜。)ドラマー隊が、筋肉モリモリのがっちりしたお兄様方で、それだけでも迫力あるのに、更に演奏も迫力満点ですばらしかった!アフロヘイシャンの太鼓のスタイルも、このアフロブラジリアンと似ているところがあり、「こういうことか・・・」と何か納得し、同時につつーと手に冷や汗が・・・。(^^;) 

 

ちなみに、このアフロブラジリアンのドラマー隊、確か4人いて、うち3人がアフリカ系、もう1人はアフリカ系ではなかったけど、ブラジル人なんだと思われるお顔立ち。とにかくみんな、しつこいようですが筋肉モリモリ。おじーより、もりもりだったかも。。。まあ、おじーより若い人たちだったけど。

 

そんな中で、まだまだ、ひよっこの私、日本人、女子40歳(年齢は不要)、痩せっぽちが、おじーと一緒に太鼓を叩かせてもらっているというのが、非常事態な気がする。。。この時は、本当、しっぽ巻いて逃げたかったし〜〜(><)

 

とはいえ、ここアメリカはサンフランシスコ。

 

旅行しなくても、住んでるだけで色々な国の人に会える不思議な場所。性別も様々だし、まあ、色々自由ちゃ、自由な雰囲気が漂っている街。

 

なわけで、私の冷や汗の演奏も、「良かったわよ!女性ドラマーっていいわよね!」と言ってくれた希有なおばちゃまもいたけれど(ありがたや〜〜、ありがたや〜〜)、でも、やっぱりこの世界、ちょっと私にはレベルが・・レベルが高すぎる・・と思うのでした。。。(^^;) 精進します。。

 

ちなみに、サンフランシスコのアフロダンス&ドラムコミュニティーは、ダンサーもドラマーも、様々な国の人達で成り立っている。この間のアフロヘイシャンのダンスクラスのドラマーは、アフリカン・アメリカン2人、イラン人、白人、日本人(私)、てな感じ。ダンサーは、白人が一番多くて、次にアフリカ系、ラテン系、時々、フィリピーノ、チャイニーズ、インディア・・・という感じかな。今のところ、日本人には遭遇しておらず。。(てか普段の生活でも日本人に会わないよ、私・・。^^;  みんな、どこにいるんだ〜〜い?)

 

というわけで、老若男女、人種問わず、皆でダンス&ドラムを楽しんでいるわけですが、やっぱり、アフリカ系のダンサー、ドラマーは、一目置かれているような気がするし、何かレベルが違うような気がする。というか、ハイレベルな人は、私が知る限り、今のところ、みんなアフリカ系。ダンスのパフォーマンスなんかで、アフリカ系勢揃いのグループをみると、「おおーー!!」と思うのは、多分、私だけではないはず・・。

 

アメリカは、根強く残る人種差別、悲惨な歴史が根底にあるから、アフリカ系にとって、白人がアフロ・コミュニティーに入ってくることに対して、何とも言えない複雑な気持ちがあるようだ。

 

もともと、アフリカンとしての自分達のルーツを胸に、この道を進んできたおじーの様なアフリカ系ミュージシャンにとっては、アフロの音楽をやるということは、とても重要な精神性、意味を持っている。アフリカン・アメリカンである自分は何者なのか?という問いを突きつけられながら、自分の精神性を開拓し続けている。

 

アメリカのアフロダンス&ドラムコミュニティーは、そもそもは、自国でアフロ文化を継承したハイチやキューバ、ブラジルの一地域などから入ってきているものなので、ここに、実はアフリカン・アメリカンのジレンマがある。ハイチ人から見れば、「アメリカ人のお前が何故、マスタードラマーなんだ!」と言う人もいるし、ダンサーなら、「あなたはキューバ人のダンサーじゃないでしょ?」みたいなことが起こるわけだ。その逆もしかり、「ハイチ人なのに、なんでこれが出来ないの?」「キューバ人のダンサーなのにこれ知らないの?」というような逆のパターンもあったりするようだ。ただ、「俺たちアフリカ系」という同じルーツをもつ仲間として、どんなにライバル関係であっても、仲間としての感覚はあるらしい。そこにくると、アフリカ系とそれ以外では、またちょっと関係性が違うのかもしれない。。まあ、人によるところもあるとは思いますが。。

   

 

私がおじーと一緒に太鼓を叩いているダンスクラス、アフリカ系のダンサー・ドラマーは残念ながら多くはない。ダンスの先生とおじー以外、真っ白・・・ということもよくある。これが現実。おじーは寂しがっているけれど。。

 

 

直接言われたわけではないけれど、時々、どこかではっきりと線が引かれているのかもしれない、と思う時がある。「ここから先は、アフリカンじゃないと入れないんだよ。」という線。

 

 いつの日か、その線が消えるときがくるのだろうか?

 

正直なところ、線が消えることがよいことなのかどうか、私にはわからない。。これからどんどんコミュニティーの人種がミックスされていったとしても、アフロダンス&ドラムは、アフリカンのものなのだ・・という根源は、精神性も含めてそのまま変わらないで欲しいと私は思っている。

 

ただなんというか、私もこのアフロダンス&ドラムコミュニティーで、自分なりに、ここに居ていいのだ、と思える確固とした何かを見つけられたら幸せだなと思う。

 

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 ゴールデンゲートパークにて。人だかりになってるところがドラムサークル。皆でドラムを演奏している。ドラムだけでなくて、アコーディオン、ディジュリデュ、木琴、ギター、歌、踊り等々、皆、自由に演奏していた。おじいの知り合いも何人か演奏してました〜。おじーが知り合いになったアフリカ系のお兄さんに、「サークルで踊ろう!」と誘われ、一発芸的に、髭ダンスを披露してすごすご退散する私。(^^;) 楽しい時間をありがとうございました〜〜。

 

 

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