さとちゃんとおじー 

低血糖症を煩い、仕事退職→結婚でサンフランシスコに移住。年の差国際結婚。太鼓叩き。アラフォー女子の生活。

アメリカで英語を学ぶ。アメリカのしてきたことを辿って。。

大好きなESL(英語のクラス)、本日は映画鑑賞の日でした〜。

 

さて、何の映画を見たかというと、これ↓


13TH | Official Trailer [HD] | Netflix

 

「13th」というドキュメンタリー映画。

日本語タイトルだと、「13th 憲法修正第13条」となっている。

ちなみに、NET FLEXで見れるみたい。(日本語のサービスもあるのかな?使ったことないから分からないけど。。)

www.netflix.com

 

私の英語力だと十分に説明しきれないので、サイトから引用します。

1865年に制定された奴隷制を禁止する修正法「合衆国憲法修正第13条」はすべての人に自由を認めるはずのものだったが、「犯罪者は例外」という言葉が抜け穴となり、黒人が犯罪者として逮捕されやすい現状を招くこととなった。長年に渡って「大量投獄システム」の標的にされ続けてきたアフリカ系アメリカ人たちの苦難の歴史を、政治家や活動家、学者、元受刑者たちへのインタビューを交えながら明らかにしていく。

(引用元http://eiga.com/movie/86044/

 

授業中に全てを見終わることができないので、クラス終了30分前で今日の映画鑑賞は終了。その後、通常の授業に戻るはずだったのが、約40人いる生徒達からの質問、感想がひっきりなしで、結局そのまま時間になってクラス終了。

 

実は、アフリカン・アメリカンに焦点をあてた授業はこれで2回目。

 

1回目は、私がESLのクラスに参加した初日で、ビリー・ホリデーの「Strange Fruit」を題材に、アメリカの奴隷制度とそこで行われた数々の差別の歴史を学んだ。

 

そして今回、この映画。

 

普段の授業の様子から、私はこのクラスの先生(白人おじいちゃん)の大ファンなのだけど、こういう社会問題も絡めたことをしっかり授業に盛り込んでくるって、これって、この学校の英語の授業のカリキュラムの一環なのかな?それとも先生の独断で決めたのかな?と、疑問に思ったので、授業の後に聞いてみた。

 

「これは僕の判断でやってるんだよ。このクラスは様々な国から生徒が集まっている。彼らに謝った偏見を持って欲しくないんだ。」とおじいちゃん先生。すばらしい〜〜〜。

 

再び私、「先生の様に英語の授業でアフリカン・アメリカンについて取り上げる先生は、ここ(アメリカ)では珍しいんでしょうか?」

 

「僕の様に白人がってこと?まず、できないだろうね。」

「これは僕ができることで、やらなくちゃいけないことだと思うんだよ。」

 

先生・・・素晴らしすぎる。。。泣

 

先生に感謝を伝えてクラスを後にする私。

ちょっと泣きそうになるのを、ぐぐっと目に力を込めて歩きだす。

 

 

先生、ありがとーーーう!!

本当に、本当に、あたなのクラスは、とってもとってもすばらしいですよ〜〜〜〜。