さとちゃんとおじー 

低血糖症を煩い、仕事退職→結婚でサンフランシスコに移住。年の差国際結婚。太鼓叩き。アラフォー女子の生活。

なんてこったい!英語学習の道のりは長いな〜。その2 Overseasの意味するところ

ELS( English as a second Language: 要は英語のクラスです。)のクラスに参加して一週間。

 

市民向けの無料のクラスということで、さほど授業のクオリティーを期待していなかったのだけど、ところがどっこい!今までの人生、数々受けてきた英語の授業の中でも、群を抜いて素晴らしいクラスだった!!

 

白髪のおじいちゃん先生は、非常にユーモラスでありながら、バシッとアメリカの闇の部分に切り込んでいきます。我々生徒は、アメリカの地では「Color(カラー)」と呼ばれ、ともすれば差別の対象になってしまうわけですが、「とても悲しいことですが・・」と前置きをし、我々が日常生活で受けるであろう差別的な対応についてアドバイスしてくれたりします。

 

この先生、毎回、40人程出席する生徒の名前をちゃんと覚えていて(ちなみに欠席している人もたくさんいるから、そもそも全員で何人生徒がいるのか不明・・)、必ず1人1人に、「ハロー」と声をかけてくれる。先生の説明中、遅刻して入ってきた生徒にも「ハロー」、先生が他の生徒と会話中に生徒が教室に入って来た時でも、プリントを配る時なんかに「ハロー」と言ってくれる。

しかも、毎回。。。

 

これってとてもすごいことだと思うのは私だけ???

 

生徒も先生が大好き!というのが分かるし、あと、無料だからなのか??これもちょっと私には意外だったけど、真剣な生徒の多いこと多いこと。

 

生徒はみんなサンフランシスコに住んでいて、これからもここで生きて行くことを思えば、真剣になるのは当たり前のことかもしれないけど。。

 

ちなみに良いクラスであるのと、そこで友達ができるかどうかはまた別の話。。。(^^;)今のところ、友達いないしさ〜〜。ひ〜。

 

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ムンクの叫びならぬ、Satocomedyの叫び。ひ〜〜と言っている図。

落ち込んでもしょうがないので、開き直りました。こうして人は強くなります。(多分)

 

 

さてさて、前置きが長くなりましたが、あなたは、”Overseas” という単語の意味を知っておりますかな?

 

「知ってるよそのくらい。」

 

はい、私もそう思ってました。

 

今日、おじいちゃん先生が、「Overseasはどういう意味ですか?」と生徒に質問。

一応、上級クラスなので(しつこい様ですが、私の英語のレベルは上級ではありません。中級です。)、誰しもが「そんなの簡単じゃーん」と思っている。

 

ある生徒が「Foreign country(外国)です。。」と答える。

 

おじいちゃん先生、「じゃあ、メキシコはOverseasですか?」と続けて質問。

 

沈黙する生徒・・・。(少なくとも私は、そうかー!と思って沈黙。。)

 

Overseas(オーバーシー)はそのままズバリ、「海を越える」だから、他の国でも陸続きでは、Overseasとは言わない。そりゃそーだ。

 

ちなみにおじーに、アルゼンチンはOverseasか?と聞いてみた。「違う」と返ってきた。じゃあ、「ハワイはoverseasか?」と聞いてみたら、「そうだ」と言う。(まあ、人に寄るのかもしれないけど。。)

 

この理論で行くと、東京に住んでいた私にとって、沖縄はOverseasになっちゃうんだけどな??まあ、それとこれとは、ちょっと違うらしい。。うむむ

 

日本は島国で、日本から見た外国は全てOverseasだから、たいして疑問に思わなかったけど、受験英語的に「Overseas=外国・海外」って覚えてきた私には、Ovearseasの意味するところを知って衝撃だった・・・。

 

もしかしたら、私が知らないだけだったのかもしれないけどさ。。。(^^;)

 

ちなみに、「海外」という言葉も良く言い当てているなあ・・と今更ながら。

言葉っておもしろいなあ。