さとちゃんとおじー 

低血糖症を煩い、仕事退職→結婚でサンフランシスコに移住。年の差国際結婚。太鼓叩き。アラフォー女子の生活。

A Must See! ブラック・ムービー ☆ if Beale street could talk( ビール・ストリートに口あらば)

私がサンフランシスコに住み始める時だったか、それとも結婚する前、ちょっと長めにおじーのところに滞在した時だったか・・・

 

ちょっと忘れちゃったんですけど、

 

日本から飛行機に揺られ、ようやくサンフランシスコのおじーの家に着いたとき、おじーが私に本をプレゼントしてくれて、

 

「君にはちょっと難しいかもしれないけど、是非読んでみて。」

 

と、渡されたのが、James Baldwin(ジェームス・ボールドウィン)の本だった。

 

よーし、読んじゃうぞ〜〜〜!と、ページをめくるも、さとちゃんには難しくて1ページで挫折・・・。今よりも全然英語ができなかった2年前(以上かな?)のこと。

 

本は本棚にしまわれ、その代わりといっちゃなんですが、

おじーとJames Baldwinの映画を見に行った。

 

アメリカで初めて映画館に行って見た映画がこれだった。↓

www.youtube.com


これがまた、映像が理解を助けてくれるところもあったけど、当時のさとちゃんには(今もそうかもしれないけど。。)英語がチンプンカンプンすぎて、よくわからなかった。。

 

 

彼が具体的にどんな影響力をもった人なのか?どんな発言をして、どんな作品を書いていたのか?(彼は有名な作家でもあります。)

 

こればっかりは、おじーが色々説明してくれても、自分が作品に触れてみたり、彼の言葉を理解できないと、わっかんないな〜〜〜と、思っていた。

 

そんな風に思った日から時は流れ、

 

気がつけば、2018年12月31日 大晦日。

 

何故か夜中にお腹が空きすぎて眠れないさとちゃんとおじー。

起きてご飯を作るにはあまりにもだるく、何より深夜すぎて、近所迷惑だなあ。。と思ったり。

 

明け方になってようやく眠気が襲ってきたとき、8時にセットしておいた目覚ましのアラームがなった。

 

そのままアラームを無視して眠りこけることもできたんだけど、まあ、とりあえずインスタグラムでもチェックするか・・・

 

と、目に入ってきたのが、アリシア・キーズ(アフリカン・アメリカンのミュージシャンです。)の投稿だった。

 

何やらブラックムービーで、感動するラブストーリーの映画を勧めているらしい。。ふむふむ

 

と、調べてみたら、

 

ちょうど今、アメリカで公開になっている If Beale street could talk  という映画で、James Baldwinが原作だった。

 

さとちゃん、寝不足で朦朧としてたんですけど、何かがピントきてしまい、早速出動です。

 

隣で、こちらも朦朧としているおじーに話しかけ、「James Baldwin原作の映画がやっているぞ!今日は2018年の最後の日だから、無理して見に行こう!」

 

というわけで、無理して行ってきました〜〜〜〜。(^^)/

 


日本では2月に公開されるみたい。TVコマーシャルになってたりするのかな?
見るまで知らなかったんだけど、注目されてる映画だったよ。


邦題:ビール・ストリートの恋人達 日本版予告編

www.youtube.com

 

こちら予告編。アメリカ版。

www.youtube.com

 

さて、

 

映画館についたら、シートがリラクゼーションシートで驚いたし〜〜!!!

 

は、いいとして・・・(^^;)

 

映画はどうだったかというと・・・

 

さとちゃん、実は映画が始まってすぐに涙・涙で、ほぼ号泣。

映画上映中の80%いや・・ 90%を泣いて過ごしたという、さとちゃん至上、初めての泣きまくりの映画でした。(^^;) まあ、結構、涙もろくはあるんですけど、今回は自分でもびっくり〜〜〜

 

いやさ、

 

ポイントはいくつかあるんですけど、

 

その1:

映像が(カメラワークっていうのかな?)が、とても素晴らしくてアートの域だった。

キャプチャーして、静止画が美術館に飾ってあってもいいくらい素晴らしいな〜と、私は思いました。

 

その2:

ちょっとおじーを見ているようだった。

おじーが生きてきた時代背景とも被ってるし、なんというか、主人公Tishの恋人と、Tishの父親という、この映画で重要な役割を果たしている2人のブラックの男性が、まー、おじーに似ている。顔が、っていうことではなくて、生き方が??というか、それがブラックである・・ということなのかもしれないけど。(まあ、人にもよるけど。)

 

その3:

英語でみているから細かなところの理解はできていないのだけど、それでもだいぶ何を言っているのか分かるようになってきたのと、だから逆に、私が身近で接している、おじーを始めとするアフリカン・アメリカンの皆さま方を映画の中にみて、映画の世界がぐっと近くに感じた。

 

その4:

日本語の映画のタイトルでは、「ビール・ストリートの恋人たち」となっているけれど、これは、If Beale street could talk というオリジナルのタイトル、「ビール・ストリートに口あらば」(実際に、90年代にこのタイトルで日本で本が出版されたみたいだけど)にした方がよかったんじゃないの?????とさとちゃんは頭をひねる。

 

この映画はラブストーリーでもあるけれど、恋人同士の愛の話だけではなく、家族の愛も描かれているし、何よりも、黒人がアメリカで暮らす事の厳しさを伝えている。

ブラックであるということが、どれだけ覚悟のいることなのか、そして、繊細な心を持ちながら強く生きているという、そんなことが描かれている素晴らしい映画だな〜と思ったよ〜う。

 

 

ちなみに、リンクの映画の予告編では、バック音楽にKilling me softlyが使われているようですが、私の記憶が正しければ、これは予告編向けの音楽で、本編には出てこないんですけど、

 

 

さとちゃんは、こっちの音楽を聞きながら予告編を見ることをお勧めします。↓

www.youtube.com

 

ちょっとしたネタバレみたいですけど、

だけど、もし、うっかりこのブログをみてこの映画をみようと思う人がいたら、

この曲を聴いて映画を見たら、何かを感覚としてわかるんじゃないかな〜〜と思う。

 

ちなみにおじーは小さい時、毎日のように学校で歌ってたんだってー。

 

2009年のオバマ大統領の就任式には、アレサ・フランクリンが歌ってたんだねー。

www.youtube.com

 

さて・・・

 

余談ですけど、

 

おじーはJames Baldwinと一緒にテーブルを囲んでご飯を食べたことが数回あったそうな。

 

このことはまたいつか、おじーヒストリー・シリーズで取り上げます〜。なんつって。

 

というわけで、今回も長々とさとちゃん節をかましましたが、

 

 

2019年まであと1時間〜〜〜〜。

 

来年もよろしくたのも〜〜〜う。

 

映画館でぱちり。

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ブログを読んで下さった皆さま方、家族、そしていつも私を気にかけてくれる友人達に、感謝と愛をこめて。2018年、ありがとうございました。

 

さとちゃん 拝

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Still love her さとちゃんの12月

さとちゃんの一日は、ホットレモンを作るところから始まる。

 

おじーはコーヒーを、

さとちゃんはホットレモンを、

 

お気に入りの白いケトルでお湯を沸かし、

それぞれのマグカップにお湯を注ぐ。

 

家にレモンがあればそれを絞り、

なければ庭にでて、レモンの木から良さそうなレモンを1つ頂く。

(ちなみに、オーナーと仲良しなのでご好意でレモンを頂いているのよ〜。)

 

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そんでもって、

おじーは山に芝刈りに(車に乗って仕事場に)、

さとちゃんは川に洗濯に(ガラージでお洗濯)、

 

ま、洗濯しない日もあるけれど、ちょっと家事をやって、その後、バイトに向かいまーす。

 

最近、ちょっと運動不足気味なので、

ちょっと歩いて公園を横切って地下鉄に乗ります。そこから、また、30分位歩いて、公園を横切ってバイト先に向かいます。

 

 

サンフランシスコ名物(なのか?)の二階建てバスに追い越されたと思ったら、

ベンツやら、テスラーやら、ロールスロイスやら、たくさんの高級車が私の前を走り去っていくので、いったいこの街にはどんだけ金持ちが住んでるんだよ!!と、不思議な気持ちになったりします。

 

 

12月といっても、日本と比べるとそんなに寒くないので、さとちゃんは散歩を楽しんでいます。

 

 

時々、おじーと海を見に行ったりもします。暗くなると、車のサンルーフから星を眺めたりします。

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早く起きれた休日は(あんまりないけど。。)、近所に散歩に行ったりもします。

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ストレッチして。。。

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そのまま即興でさとちゃん踊りをかましたり。。

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します。


車の運転の練習も始めました。(運転中の写真が気に入らないので、載せません。)


美容室に行ってお洒落染してもらいました。(実際には脱色なんですけどね。)

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1年前は自分でやりました。↓

satocomedy.hatenablog.com

 

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ちょっと写真、ハイライトが分かり辛いかな?美容師のジャニスと私。
サンフランシスコで美容師を探してる人に、お勧めよ〜〜。

 場所が変わったので、興味ある人は直接私までご連絡下さい。

satocomedy.hatenablog.com

 

美容室が歩ける距離になったので(場所がかわりましてね。)、テクテク散歩して、

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海が見えて感激〜〜〜


大学のダンスクラスのパフォーマンスで、おじーとドラムを叩いたりもしたし、

 

ちょっと、家の中を片付けたり、

 

片付けながら、大声で歌ったり、

 

買い物に行って帰ってきたら、買う予定でなかったものが鞄に入っていて慌てて返しに行ったり、

 

 

幸せな気分になることを考えて、それを仲良しのお友達に毎日メールで報告する、というのも始めてすっかり日課になっている。

 

 

ふと、

本当にふと、

さとちゃんの懐メロがききたくなって、

おじーをマッサージしながら、イヤホンで色々聴いていたんですけど、

 

涙が出たのはこの曲だった。

www.youtube.com

 

冬の日差しを受ける公園を横切って

毎日の生活が始まる。

 

 

僕が住むこの街を

君は何も知らない

僕がここにいる理由さえも

 

 

枯れ葉舞う北風は きびしさを増すけれど

僕はここで生きていける

(Still love her の歌詞の抜粋)

 

別にファンだったわけではないんですけど、

 

なんだか、気分にぴったり合っちゃってさー。(^^)

 

自分の事だったり、もう会えなくなってしまった大切な人たち、そして、なんだかんだ散々おろおろしながらも、アメリカでの生活が自分の腑に落ちてきた感じとかね。

 

 

 

今回のブログは、既にお星様になってしまって数年経つ、さとちゃんの大親友の1人、スプリングちゃんに捧げます。

 

ま、今、スプリング(春)ではないんですけどね。。冗談です。

 

どういうわけか、ハッとするほど、彼女との思い出の記憶が近く感じられたので、

 

今回は彼女にインスパイアーされてまとめてみましたー。

 

Yes!   I still love her !!!!!!!

 

余談ですけど、このブログのタイトルでこの曲を思い出した人っているのかしら?
しつこい様ですが、ファンではなかったけれど、この曲はいい曲だな〜って思うー。

よかったら、この曲をBGMにこのブログ読んでみて〜(正確には読み返してみて〜かな?)

さとちゃんはアメリカでクレジットカードを持てるのか?

先日、クレジットカードの審査に落ちた。

 

(T T) ぐすーん。

 

ちなみに、審査に落ちた理由は、

 

アメリカでさとちゃんのクレジットスコアがないから。。

 

ん?クレジットカードでクレジットスコア???

なんだそりゃ?と

 

日本にお住まいの方々は思うかもしれませんけど、

 

こちらカード社会のアメリカ合衆国では、支払い能力(支払い期限を守るとか、公共料金の支払いとか。うんたらかんたら。)が数値化されていて、それがクレジットスコアと呼ばれている。まあ、大雑把に言えばそんな感じ。

 

だから、家を借りるのもこのクレジットスコアが重要になってくるし(「◯◯以上のクレジットスコアの人、募集。」ていう制限をつけて貸す人も多いよね。)、まあ、それ以外でも特に高い買いものをする場合は、売り手が顧客のクレジットスコアを聞いてくる。。という事もあるみたい。(気になる方は自分で調べて下さいませ。)

 

で、さとちゃん、確かにクレジットスコア、ないのよ。(^^;)

 

だから、今回、

 

「クレジットスコアがなくても応募できるカード!」という、日本の航空会社の米国版のカードに申込んだのに、

 

「クレジットスコアがないから、不合格」

 

という・・・・

 

だったら、クレジットスコアがなくても応募できるなんて書くなー、ぼけーー!!

 

と思ったんですけど、これ、元々駐在の方メインのサービスらしくてさ、、

収入が安定している人向きなんだろーねー・・。

 

さとちゃんの場合、アメリカ在中2年。収入はあるけど低所得。

その辺は、旦那の収入が担保になってカバーされるのかな〜?と思ったけど、駄目だったー(^^;)

 

ちなみに・・・

 

アメリカにお住まいの方は、こう思うかもしれません。

 

「なんでさとちゃんはクレジットスコアがないのだ?クレジットカードを旦那と共有すれば、クレジットスコアがつくんじゃないの??」と・・・

 

 

で、これについては、こっちで銀行口座を持つにあたって、おじーの銀行に口座作りに行ったんですけど、

 

その頃さとちゃんは、グリーンカードの面接待ち(取得までかれこれ1年かかったからねー。)で、手元にあるのは労働許可証。

 

ちなみに、この労働許可証があるから、先にバイトが決まって、やれ銀行口座作って下さいって話で口座作りにいったんですけど、

 

「これ(労働許可証)では口座は作れません。」と、突っ返されたのよ。。

 

えーと・・・・。私は現金でしかお給料もらえないっていうことなんでしょうか。。(^^;)

とりあえず、気を取り直して、おじーの用事があって別の銀行に行ったので、そこで聞いてみたら、

 

「簡単につくれますけど〜〜〜。」

 

と、言うではないか!!

 

というわけで、さとちゃんとおじーの銀行がバラバラになってしまったのですね〜。

 

ちなみに、おじーの銀行では、さとちゃんは口座が作れないだけでなく、おじーと共有のカードも持てませんでした。(銀行に依るんだと思うけど、グリーンカードが発行されるまでは宙ぶらりんなんだな〜と、そんなことを思ったよ。あんとき。)

 

 

ちなみに、普通に生活する分には、クレジットカードがなくたって生活できます。

ローン組む様な買い物しないしさ。

 

ただ、クレジットスコア社会、アメリカ。

 

さとちゃんも支払いしてるのに、デビットで引き落とされちゃって、クレジットスコアにならないってなんか損した気分。

 

だもんで、クレジットカード作る事にしたのにさ〜〜〜〜。ぷりぷり。

 

というわけで、マイルも一緒に溜めたかったさとちゃんの夢は打ち砕かれたので、

口座を持ってる銀行からのしつこい勧誘「クレジットカード作りませんか?」にのることにしました。

 

口座持ってんだから、あっと言う間にカード作ってくれんでしょ?と、思い込んでいるさとちゃん。

インターネットでさくさく申込です。

 

途中、年収を書くところがあって、

 

この位かな?って、ちょっと少なめに見積もって書いたら、

 

「金額が低すぎて、これではカードに申込できません。」と拒否される。(^^;)

あわてて真面目に計算し直し、ドラム演奏のギャラやチップもぶっ込んで申請。

 

どうやら最低限はクリアしたらしい。。。

 

と言っても、これはまだ申請の段階!

 

実際に審査が通るかどうかはこれからの話。きんちょーー(><)

てかさ、自分で収入計算してて、改めて、

 

 

さとちゃんって、ほんと、低所得だな〜〜〜と、感動しました。(^^;)


日本にいたときは、カードの審査に落とされるなんてことはまずなかったし、そもそも支払いが遅れたこともなかった。これがアメリカだったら、クレジットスコア良かったんじゃないの私ーーって感じー。

 

まあ、今はグリーンカード持ってるわけだし、おじーと共同のカードも作れるんだろうけど(まあ、そのうち作るのかもしれなけいけど。)、

 

なんとなくさとちゃん的に、

 

共同じゃなくて自分のクレジットカードが(も)欲しい。。。

 

と、思うわけですよ。

 

だもんで、今回は審査が通ってくれるといいんだけどな〜〜〜〜〜。
まあ、結果はそのうちブログで報告します。

 

ところで・・・

 

そんなに低所得なら、もっと働けばいいではないか?

 

と、思うんですけど、

 

さとちゃん、腹に力を入れて、焦る気持ちをぐっとこらえます。

 

私は主婦で、家事もちゃんとやりたい。

 

私は学生で、英語も学びたい。

 

私はドラマーで、演奏もしたい。(ドラムの仕事はいつも突然。)

 

私は体調良好状態で働きたい。生活したい。(油断してると、低血糖症状って出てくるからさー。)

 

私はストレスよりも、心地よく、楽しんで仕事がしたい。(今の仕事、全部大好き♪)

 

私はおじーと幸せになる為にアメリカに来た。金だ!金だ!と目くじらたてるんなら、収入より、生活そのものを変えることを選ぶ。(これはおじーと決めたこと。)労働でストレス溜めて溜めてきた貯金は、こういう時に使うべし。

 

もちろん、働く機会や収入が増えるのは大歓迎。

 

だけど、焦って働くよりも、日々の幸せに目を向けること。

 

うっかり周りと比べて焦りそうになるとき、そう、言い聞かせる。

 

もしかしたら、また、クレジットカードの審査に落ちるかもしれないけれど、

 

そしたら、このブログを読み返そうと思う。

 

そんなわけで、さとちゃんでしたー。

 

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おじーがバラをくれたので、飾り付け〜〜。そろそろ魔のクリスマスだどー。ぎえ〜〜〜(その理由は、まあ、そのうち。。)

さとちゃんの珍しい新しい朝。

目が覚めたらまだ暗かった。

 

私が目が覚めるのは大体6時半頃。(目が覚めるのと起きるのは別です。あしからず。)まあ、今日もそんな感じの時間でしょ、きっと。

 

おじーは大抵、ぐっすり寝ているか、目が覚めていてもベットから出られない。。という感じなんだけど・・・

 

 

「さとちゃん、起きてる?雨が降ってるし、クロワッサン買いにいかない?」と、誘ってくるではないか!! どうやらぱっちりお目覚めの様子。めずらしーー。(ちなみにおじーは雨が大好き。)

 

うーん・・。どーしよーかな・・・。目が覚めてるとはいえ、ちょっとだるい気がするしなあ。。。クロワッサンって、さとちゃん的にはあんまり食べない方がいいものなんですけど〜〜。実はそんなに好きじゃないしさ〜〜〜。とか何とか、とか何とか・・

 

そんな感じでうだうだしていたら、おじー、「朝の新しい経験を創造しようよ!!」みたいなことを言っているので(日本語にそのまま訳すと、表現がださくなることって往々にしてある気がする。。関係ないけど。)、

 

分かりました。行きましょう!

 

ということで・・・・・

 

歯と顔だけ洗い、すばやく仕度を済ませて車に乗りこみます。

 

私がよく通る道に、いつも行列しているカフェがあるんですけど、そこのクロワッサンが美味しいらしく、おじーのお気に入りのベーカリー(パン、洋菓子屋)だったんだって。サンフランシスコの街もどんどん変わり、もう行かなくなって随分経つらしいんだけど。。 

 

それがここ↓

www.tartinebakery.com

 

 

「今日は雨だから、多分、そんなに並んでないと思うんだけど。。。いつもは、開店前から行列なんだよー。」

と、7時だか7時半だか、開店時間うる覚えでお店に向かったら、土日は8時オープン。俺たち、7時半に着いちゃったから〜〜〜。(^^)


ということで、車を止めて、ちょっと近所をお散歩。

ちょうどすぐ目の前に、レンタルDVD屋兼、雑貨屋兼、カフェがあったので、

おじーはカフェラテを、さとちゃんはホットミルクを注文します。

 

飲みもを片手に、雨上がりの道をちょっとだけ散歩。

 

開店10分前にクロワッサンのお店に戻ると、既に開店前から行列〜〜〜。

我々、4番目くらいかな。

 

2〜30代くらいの、こざっぱりした日本でいうところのお洒落な感じの人達が、朝のナイスな時間を求めて並んでいる。

 

ちなみにおじー曰く、

 

「ここ、IT企業で働く白人男性とアジア人女性の出会いの場所みたいなとこだったんだよ。今はどうだかしらないけど。。。」

 

ふーーーん。



さて、飲み物と、買ったばかりのまだ暖かいクロワッサンを手に、車で海に向かいまーす。

 

風の谷のナウシカに出てくるオームみたいなクロワッサンと、いろいろ屋で買ったホットミルクがこれ。↓

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ちなみに、このクロワッサン、1つ約5ドル。

 

さとちゃん的には、

 

ばっかじゃないの〜〜〜〜!!!!的お値段です。

 

 

 

まあ、おじーが行っていた時はもっと安かったらしいんですけど、これがある意味、現代のサンフランシスコ価格って やつですかね。。(^^;)

 


庶民にとっては、確かに新しい経験だわ。。。

 

 

というわけで、せっかく貴族の時間を過ごしているのだから、楽しまなくっちゃね(^^)

 

雨の影響で波が荒かったけど、飽きる事なく、景色を楽しむ我々。

 

ペリカンのお腹を見上げる。

 

空中を漂っていた鳥が、風に乗って進行方向を変える。

 

カラスが遊んでいる。

 

ふと、過去の自分を思い出してちょっと苦しくなった。

 

こっちで生活していて時々襲ってくるこの感覚。

 

怒りにも似たそんな感覚。

 

だけど、そんな感覚も波に飲み込まれ、また降り始めた雨に流されて行った。

 

浄化されたとは思っていない。(ちなみにさとちゃんは、浄化とう言葉が大嫌いです。)

 

 

ただ、現れては消えていく、それだけのことだ。

日々の泡ならぬ、日々の凸凹って感じ。(意味わかんないでしょうけど。。^^;)

 

別にブログに書くトピックでもないのかもしれないけれど、なんとなく忘れたくないな〜と思った時間なので、相変わらず、続きものの記事を後回しにして、書きたい事だけ書いてる、さとちゃん@超気まぐれでした〜〜〜。

 

みなさん、ごきげんよーう。

さとちゃんの海外生活。情報サイトを活用したもー。

Road Tripシリーズ、最終回を目前に、

 

今回はお休みでーす。(^^)

 

何故ならば、締め切りが迫っているから!

(なんの締め切りかは、当選した時に発表しまーす。^^)

 

は、いいとして。(^^)


サンフランシスコに住み始めてそろそろ2年。

 

不安いっぱいで始まったさとちゃんのアメリカ生活については、既にたくさんの記事を書いてきました〜〜。

 

私の場合、

 

・ アラフォー(最近42歳になりましたー。)

 

・ はっきり言って、日常会話レベル以下の英語力(てか、こっちに来てから、日常会話の英語ならできます・・・というレベルは、相当高い英語力のことを言ってるんだな。。と、私は思ってますけど。。。日常会話むずかしっつの。)

 

・ 低血糖症による諸々の症状

 

・ そもそも、自分に自信がないタイプ

 

という状態で、アメリカに上陸してしまったんですけど、

 

いや〜、さとちゃんにとっては色々大変だったんですけどね、

 

2年の月日が経ち、少しづつ慣れてきたり、自分を取り戻す中で思ったこと、

 

それは・・・

 

サンフランシスコって、住みやすいんじゃないの??ってこと。
(今頃気がつく私。^^;)

 

理由は色々あるんですけど、

 

理由の1つに、日本人始め、アジア人がたくさん住んでいるっていうのがある。

 

これ、英語が話せなくても、全然、生活できちゃうよね〜〜と、さとちゃんは思います。日本人に限らず、英語を話せない人がたくさんこの街には住んでいるよ。

 

ま、そもそも私が生活できる位だしね。。(^^;)


で、そんなアメリカ生活恐る恐るだったさとちゃんが、仕事を見つけちゃったり、お友達ができたのも、実はこのサイトのおかげ。↓

びびなび サンフランシスコ (アメリカ合衆国) あなたの街のクラシファイド / トップページ

 

これはサンフランシスコ版だけど、他の地域や国もカバーしてるみたいよ。

 

ちなみにお友達募集のところなんかは、時々、結婚相手募集なんかも出てるし、「サンフランシスコに遊びに行くから一緒にご飯食べましょう〜。」みたいな投稿もあったりして、サンフランシスコに住んでなくても(海外に住んでなくても)活用できるんんじゃないかな?

 

余談ですが、「サンフランシスコに遊びに行くので、ご飯を奢ってくれる方を募集します。」みたいな投稿をみて、さとちゃんなんかはぶったまげたことがあったけど(^^;)、ここは日本から離れた異国の地。同じ言葉で分かり合える人とご飯を食べたいという人がいて、需要と供給が成り立ったりするんだろーなーと思ったりした。もしかしたら、こういうのが婚活に繋がるかもよ??? 婚活の皆さん、旅のついでに海外移住はどうでしょうか?(なんちゃって^^;)

 

まあ、何にせよ、どんな人とどんな風に時間を過ごしたいか?っていうのはとっても大事だわさね。私も友達がいなくて落ち込んでた時もあったけど、誰でもいいから暇な時間や不安を埋めてくれる人!!!!

 

ではなくて、

 

ちょっと時間かかっても少ない人数であっても、自分が一緒にいて、そしてその人のことを考えた時に心地よい気分になれる友人がいることが私にとっては幸せ〜〜〜♪

 

てな感じーーー(^^)

 

まあ、なんにせよ、

 

仕事するんでも、しないんでも、友達いようがいまいが、

英語だろうが、日本語だろうが、

 

 

自分の人生、一秒でも長く気分よく過ごしたいもんね。(^^)

 

以上、さとちゃんでしたーー

 

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満月の日に、サンフランシスコの市役所をぱちり。

 

 

What a perfect day☆バークリーで昼食を。

昨日、朝おきたら、晴れていた。

 

そんなの良くあることでしょ?と思うかもしれないけれど、

 

「霧のサンフランシスコ」と言われる程、サンフランシスコは霧が発生するのよー。さとちゃんが住んでいるところは、特に霧が出やすいところで、家の周りは曇ってるのに、15分もバスに乗れば晴天!ということがしょっちょうなのよ。

 

でもって、朝おきたら晴れてたんですよ!!!

 

昨日は土曜日。

 

毎週土曜日はドラムを担いでベイブリッジを渡り、バークリー(サンフランシスコの近隣の町)のスタジオに演奏しに行くんですけど、

 

昨日は、11時から13時まで急遽ベイブリッジ閉鎖。

ドラムの演奏は13時から。

 

前日にベイブリッジ閉鎖の知らせを知って、おじー、

「これ、明日、行けないでしょ。。。(^^;)」と弱気になっている。

 

週末はゆっくり寝るのがおじー流。

 

早めに起きて準備するよりも、ギリギリまで家で寛ぎたいお年頃なのです。

 

だもんで、「ま、明日考えよ。」、ってことだったんですけど、

 

さとちゃん、目が覚めたら、日差しが入りにくいこのお部屋でも分かるくらいの、

 

晴天!!!!!

 

とっても良い予感がしたので(←ここ重要です。)、

 

ベットで寝ているおじーを叩きおこし、説得して出かけることにしました。

 

バークリーで、ブランチを食べようぞな♪♪ (^^) 作戦です。

 

バークリーは大学がある町で、これまた雰囲気がとても良いところ。

 

おじーもむかーし昔住んでいて、その頃は、ヒッピーの人が多かったらしいんだけど、今は、お洒落なレストランやカフェが並ぶ素敵な町。(に、私は見える。)

 

そー言えば、バークリーのフリマに行ったことあったなー。

 なんか遠い昔のことみたい。↓

satocomedy.hatenablog.com

 

というわけで、おじーと一緒に、いつもより随分早めにドラムを担いでバークリー目指してGOですよ。

 

朝の10時位は、まだFreeway(高速道路)もスーイスイ。いつも私たちが出かける時間は混んじゃってるからさーー。気持ちよくドライブスタートですよ。

 

スーイスイ!だったので、10時半前にはバークリーに到着♪

 

さて、ブランチだ、ブランチだ!

と、言う事で、おじーのリクエストでルイジアナ料理の店に駆けつけます!

 

ここ↓

Angelines Kitchen

 

ちなみにルイジアナ料理とは何ぞや?という人はこれ見て下さい。↓

satocomedy.hatenablog.com

 

ちなみに行ってみたら、開店、11時半からだったしー(^^;)

 

しかたなく、1時間、散歩したりして時間つぶしました。

ま、それも楽しかったけどさ。

 

さ、開店10分前にはお店に戻ります。

 

既に待ってる人いるし〜〜〜!

というわけで、我々も並びます。

 

アメリカでも日本でも、レストランの開店前にお店に並ぶって、私、多分、人生初めてなのよね〜。思いがけず、人生の初体験ですよ!

 

ブランチがすっかりランチになっちゃったんですけど、

 

我々が注文したのはこれだよー

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Cat fishのフライと、ハッシュパピー(丸い団子みたいなやつ)

 

一応、リンク↓

ハッシュパピー (菓子) - Wikipedia

 

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ルッコラのサラダ ブルーチーズとクルミが効いてて美味しかったぞ。

 

 

おまけ。おじーのファッション、なんかかわいーね♪ ニューオリンズの絵のポスターを見るおじー。

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で、さとちゃん、アメリカに1年以上住んでおきながら、これと言って強烈に行きたいところが思い浮かばなかったんですけど(ヨセミテとか行きたいけどさー。まあ、いつでもいけるよな・・と思ってしまったり。あと、マウントシャスタは大好きー。)

 

そうだ!ニューオーリンズがあったじゃ、あーーーりませんか!!!!!!

 

ということに、気がつきました。

 

マルディグラですよ!!!!

ニューオーリンズ・マルディグラ - Wikipedia


てかこの話、日本に帰国した時、おじーと私の大好きなドラム仲間のTさんと、この話したばっかじゃん!!

 

てか、ニューオーリンズは、さとちゃんがブラックカルチャーに出会うひとつのきっかけになった大事なキーワードなんですけどね、

 

すっかり忘れてました(^^;)

 

このレストランにきて、思い出せて良かったよ〜〜〜。

 

さて、お腹を満たした後は、本日のメインの用事、

 

ダンスクラスでのドラムの演奏です。

 

本日のドラマーはさとちゃん入れて、計5人。

 

さとちゃん以外は筋肉たっぷりの男性ドラマーです。さとちゃん、がんば。

 

まあ、基本的にみんなとてもよいエネルギーの人達なんですけど、昨日はちょっとビックリする位、ドラマーの息が合っていて、本当にみんな、「演奏していて幸せ〜〜〜♪」という感じだった。

 

これ、こういうエネルギーというのはダンサーさんにも伝わるもので、ダンサーさんもとっても楽しそうだった!

 

自分だけが気分がいいのではなくて、みんなも同じ様に気分が良い。そして、みんなで1つのものを作り上げている、というのがとっても気持ちよかった。

 

おじーもすっかりご機嫌。(^^)

さとちゃんの朝の説得のおかげだね!!と、楽しそうにしている。

 

で、おじー、

 

「こんな良い日はバイクに乗るべし!」と思い立ってしまったらしく、

 

今度は、バークレーからサンフランシスコまで戻って、おじーのバイクでツーリング

ですよ。

 

ちなみにさとちゃん、免許持ってないので、バイクなんておじーが乗る時しか乗りませんけど(後ろにしがみつく)、 

 

改めて、

 

何の修行なのかしら。。。(^^;)

 

と、Freeway(高速道路です。)で、ほっぺと口がぶよんぶよんになりながら、さとちゃんは思いました。。。

 

基本的にはおもしろがってるんですけどね。。。

これは、なかなか体力要る遊びだなーと、そんなことを思いました。

 

ツーリングが終わり、スーパーで買い物して帰ろうとしたんですけど、

そんな大満足な一日が幸せに過ぎようとした正にその時、

 

一気にテンション下がる、ネガティブ事件勃発。

店員とのコミュニケーションミスで嫌な気分になっちゃったんです。

 

いや、どこかで分かっていたんですけどね。。。(^^;)

人生、こういうものだってことを。。。

 

名付けて、凸凹の法則。

 

ただ、さとちゃん、前回のブログにも書きましたけど↓

satocomedy.hatenablog.com

 

どこに意識を向けるかについて、かなり意識をしているので、

 

ま、30分で回復しました。(^^)

 

別に、大金を手にしたわけでもないし、全部が全部スムーズに進んだわけでもない。

(ランチも1時間待ったしさ、ツーリングでちょっと寒気がしてきちゃったり、スーパーで嫌な思いしたりさ。。)

 

でも、私にとっては、

 

What a perfect day!!!

 

いや〜、ある意味、完璧な一日だったな〜〜。(^^)

 

そうそう。

良い日だったかどうかも、全部自分が決めるもの。

他人じゃないよ。自分だよ〜〜。

 

 

乗り合いタクシー(Uber, Lift)物語その3 同志との出会い

先日、1人でUber(乗り合いタクシー)に乗った。

Uberとはこれのことだよ。↓ 

satocomedy.hatenablog.com

 

基本的に私の通勤・通学は、バスや路面電車なんかを使うんですけど、まー、時間通りにこないこと、こないこと・・・(^^;)

 

特に一番よく使う路面電車が、時刻表をまったく無視して、30分遅れもざらなので、その日はたまたまUberを使う事にしたのですよ。

 

ま、要はタクシーなんで、難しいことは何もないんですけど、

 

車でぴゅいーっと、快適に目的地に到着できるのはいいとして、車内に見知らぬ人と一緒・・・というのが、私はまだちょっと緊張するんですねー。

 

まあ、大抵、知らない人同士が乗車してるんだから、みんな静かにそれぞれの時間を過ごしているはずなんですけど、

 

おじーと一緒に利用していた頃(車がなかった時。)は、会話が始まる確立が多くてさー。(^^;)

 

それで面白いこともあったけど、これとか↓ 

satocomedy.hatenablog.com

 

 これとか↓

satocomedy.hatenablog.com

 

まー、傾向として、おじーが話しかけられやすいので(またはおじーが話しかけるパターンも大いにあるけど。)、

 

 

車がなくて、おじーがUber 通勤している時、

 

仕事から帰ってきたおじーに、

 

「今日、車内で面白いことあった?」と聞くのが、私の日課だった。

 

その位、おじーの乗り合いタクシー物語がたくさんあった。(^^;)

 

例えば、

 

運転手に「あなたが今でも信じている、なかなか人には言えないことはなんですか?」とお題をふられ、その時、車内にいた3人の乗客(おじー含む)が一人づつ、わりと真面目に(世界平和とかそんな感じで)答えていったらしんですけど、

 

最後がおじーの番で、

 

「うーん、そうだなー、Tooth Fairy(歯の妖精)かな〜。」

 

と言って、

 

車内が大爆笑になったらしい。。(^^;)とか

 

 * Tooth Fairyって何?って言う人は、ググって下さいませ。

 

 

というわけで、

 

「乗り合いタクシー イコール おしゃべり。」

 

という、イメージが定着している私。

 

しかも、そんな笑点みたいなことやっちゃってさー、まあ、そんなテーマを出してくる運転手の方が珍しいとは思うけど、

 

さとちゃんすっかり、

 

「1人でUber乗りたくない病。」にかかってまして。。。。(^^;)

そんな高度な英語しゃべれないし、人を笑わせるなんてもってのほか!!!

(この辺り、さとちゃん、かなり勘違いしてますけどね。。)

 

 

だもんで、1人でUber乗る時、ちょっと緊張してたんですけどね。。実は。

 

でもまー、仕事に遅れたくないので、Uberに乗り込むことを決断します。

 

 

乗った車には、既に私以外に2人のアジア人の若い女性がいて、運転手もラテン系と思われる若い女性だった。

 

おとなしい感じの車内でほっとするさとちゃん。

(傾向として、アジア人の乗客はわりと静かにしている気がする。)

 

ただ、逆に「しーん」とし過ぎていたので、運転手の女性が「音楽かけるね。」と言って、車内に音楽が流れた。

 

 

が、これが、すっごくカッコいい音楽で、さとちゃん、個人的にノリノリです。

ブラックミュージックなのは分かるけど、なんだろこれ?レゲエじゃないし、、、多分、SOCA(ソカ)かな? とにかく、すごく良い!!

 

ので、

 

他の2人の乗客が降りたところで、

 

「この音楽いいねー。とってもいいねー。」と運転手に話しかけてみました。

 

「この音楽、良いって言う人、多いのよ〜〜。」と色々音楽の情報を教えてくれる運転手。

 

ちょこっと話をしているうちに、運転手の女性はDancehall(ダンスホール)というジャンルのダンスのダンサーということがわかった。

 

ちなみにこのDancehall、あとでおじーに説明してもらってわかったんだけど、カリブあたりのレゲトンの動きだったり、他には、アフリカで今、流行しているステップなんかが組み合わされているものらしく、時々、動画をみたことがあったんだけど、それがDancehallと呼ばれているとは知らなかったー。

 

車に乗った時に、

 

「あ、この運転手はきっとダンサーだなー。」とは思ってたんですけどね。。

 

もう見た目がカッコ良かったからさー。

 

まあいいとして・・・

 

そんな話をしている内に、白人のカップルが乗車です。

 

さとちゃん、運転手さんと2人の会話ならいいんですけど、他の人がいると一気に緊張しちゃうからさー

 

ちょっと気持ち、おとなしくなってたんですけど、あと、運転手の彼女も、もうこの話を終わりにするかな〜と思ったんだけど、

 

話は終らなかった〜。(^^;)

 

でも、その話に、カップルの2人もちょっと入ってきたりして(その間、さとちゃんは聞き役。)

 

すっかり

 

「やっぱり乗り合いタクシー イコール おしゃべりじゃーん。(^^;)」

 

という、私のイメージがそのまま再現された。。。

 

 

とにかく、ポイントは、

 

さとちゃんが緊張しちゃうということ。(^^;)

 

そう、さとちゃん、緊張し始めちゃったんです。。。

 

でもね、不思議なもので、緊張してはいるんですけど、

 

もともと、私と運転手さんの間でなされている会話は、

 

「アフリカンミュージック」がテーマなのです。

 

これはまさしく、「私のテーマ・関心ごと」なのですよ。

 

車内という、狭ーい場所で、しかも他の乗客もいて、私にとって緊張感に溢れている状況だったんですけど、アフリカの音楽の話をしたかったので、

 

「私もアフリカの太鼓を叩いてましてー。正確に言うとハイチなんですけど、コンガというドラムで、カリブ諸国のリズムなんかも学んでいるところですー。」

 

という、かなりざっくりとした自己紹介をしたところ、

 

このダンサー運転手さん、興味津々できいてくれて、

 

「どこで演奏しているの?」と聞かれたので、

 

「今は、◯◯スタジオと◯◯スタジオです〜。」と答える。

 

実は上記のスタジオ、真剣にダンスをやっている人には有名なスタジオで、それにも反応してくれたらしく、

 

「SNSやってる?連絡先交換しましょう!」ということになった。

 

他の乗客がいるのもお構いなし。。(^^;) キョトンとしているカップルの2人。

 

というわけで、連絡先を交換して、さとちゃん降車しました。

 

 

一応、私、こっちではかなり人を警戒しているので(私だけでなく、他人を警戒している人は多いと思う。フレンドリーであってもね。)、たかだかSNSでの繋がりとはいえ、繋がっていいものかどうか、特に知らない人の場合、その判断は慎重にする。

 

 

彼女の場合、実は、車に乗った時から、すごく良いエネルギーがあって、そのエネルギーがちょっとおじーに似ていたので、さとちゃん、興味津々だったのです。

 

肝の据わり方がおじーに似てて、すごく堂々としていて、かつ人当たりが良いって、

あーんまり見かけないんだわさ。。私の感覚として。。そこで、私の直感に従って、SNSで繋がることにしたのですよ。

 

 

で、あとで彼女のSNSのページを見た時、彼女がラテン系ではなくて、どうやらアジア人らしいということが分かった。

 

 

ダンスを教える先生でもあるらしく、時に彼女のダンスにかける情熱ではなく、肌の色でまわりに判断されることがあると嘆く投稿が目にとまった。

 

 

これは勘だけど、どうして彼女が私に関心を持ったのか、なんとなく、理解できた気がした。

 

 

彼女も私のSNSの投稿をみて、私がどんなことをしているか理解してくれたらしい。

 

 

自分の娘と一緒に、さとちゃんのドラムの演奏をいつか聴いてみたい、とコメントしてくれた。そして、サンフランシスコで開催されるアフロビーツのお勧めのイベントを教えてくれたりした。

 

 

その後もまた、Uberに何度か乗車したけれど、特に会話になるわけではない車内の様子に、SNSで繋がるような状況になるのは、実はちょっと珍しいんじゃないかな〜と、思ったりした。ま、人によるでしょうけど。。

 

 

アメリカに住むアジア人として、自分の情熱を指針に、アフリカン・ルーツの世界の道をいく同志に出会わせてくれたこの偶然を嬉しく思う。

 

いつか彼女のダンスパフォーマンスを見れたらなーと思う。

また、彼女にも、いつか我々のドラムの演奏を聴いてもらえたらなーと思う。

 

 

数十分の短い時間ではあったけど、「こういうことがあるから、人生っておもろいよな〜。」という、そんな不思議な楽しい時間だったなー。

 

 

 ちなみに来週から、ドラムの演奏が週2から週3になりましたー。(てか、週3に戻りましたーかな。前は週3だったもんね。)新しい演奏の機会が増えて嬉しいな♪ 

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