さとちゃんとおじー 

低血糖症を煩い、仕事退職→結婚でサンフランシスコに移住。年の差国際結婚。太鼓叩き。アラフォー女子の生活。

海外不適応??友達ってどうやってつくるのさ!! その後のお話

半袖で歩けるくらいの暖かい日のお昼、英語のクラスが急遽お休みになってしまったので、仲良しのクラスメートとランチをした。

 

実は、おじー抜きで、誰かとお食事するのは初めて!(お食事どころか、お茶とかも無かったし〜。笑)

 

私が夢にまで見ていた、「サンフランシスコでお友達のいる風景」が実現!キラーン♪なんて(^^;)、そんなに意気込む程のことでもないのですが。。。

 

クラスメートのメリー(仮名)は、ドイツ育ちで両親がギリシャ人。彼女の国籍はドイツ。旦那さんの赴任でサンフランシスコにやってきた。サンフランシスコの前はロンドンにいたという。

 

たまたま、英語のクラスで隣の席に座り、お互い同じ英文法のテキスト(クラスの教材じゃないもの)を持っていたことから話が弾み、年齢も近いし、お互い既婚、とにかく話しやすい。最近クラスに入ったばかりで、更に週2しかこないというレアキャラのメリー。毎日顔を合わせてても、そうそう親しくはならないクラスメート・・という状況が続いた中で、メリーは彗星のごとく現れた。

 

と、そんなメリーが面白い話をしてくれた。

 

メリーは子どもがいるので、子どもを連れていく遊び場がメリーに取っての社交場にもなるのだけど、ドイツ人にもたくさん会うのに、ドイツ人の友達がいないという。逆に、ギリシャ人の方が人懐こくて、すぐに仲良くなっちゃうとのこと。ランチしたカフェも、そんなギリシャ人のお友達に教えてもらったんだって。

 

メリーの両親はギリシャ人だけど、彼女はドイツ人。ギリシャ語も話すけど、彼女の母国語はドイツ語。ちなみに、ドイツ人はメリーにとってどんな感じかというと、そっけない、または無視される、だそうです。。ちなみにこれ、私も似た様な経験があって、「あれ?日本人かな?」と思って、ニコッとしてみたら、思いっきり無視されるとかね。。 もしかしたら、日本人じゃなかったのかもしれないけどさ。。(でも、これ、数回あるんですけど。。^^;)

 

まあ、みんなそれぞれ、色々あるのね。。

 

ちなみに、そんなこんなで、マイペースながらも、なんとなく慣れてきたかも?と思えるくらいの気楽さが出てきたかなと。

 

前に、こんな記事を書きましたが↓

satocomedy.hatenablog.com

 実はこの記事を書いた後ぐらいに、大きな孤独の日々が訪れてしまい、一週間位、泣いて過ごしてしまったことがあった。天候も曇りや雨で良くなかったのと、それに伴うかの様に体調もあまり良くなかった。(要は低血糖の症状がわりと強く出てたということです。)3ヶ月も経ったのに友達もいない、私より後に入った生徒の方が皆と楽しくやっている、私は相変わらず英語で苦労している・・・頑張っても、報われた気持ちになれない。。あれや、これや・・と、自分を責めたり、落ち込む日々。

 

そんな時、こちらのブログを見つけて、衝撃を受けたとともに、自分だけじゃないんだなって、ちょっと気持ちが楽になったのを覚えている。「海外不適応」、ズシッとくる言葉だけど。。

english-life-essay.seesaa.net

 

結婚して海外に暮らすということは、英語の学校だけではなく、おじーと一緒にあっちこっちに出かけ、または家にお客様が来て、そこで会話をすることになる。おじーがミュージシャンとして、教師として多くの人に慕われているので、それが逆に私を緊張させたりもした。おじーの妻である私が、英語もしゃべれないただの馬鹿と思われたら、おじーにも申し訳ない。。。みたいな、変なプレッシャー。。

 

 

というわけで、ストレスだったのです。。。

 

学校で英語が通じないのにも打ちのめされたけど、アメリカ人との会話は、通じないじゃなくて、もう、入っていけない。。のレベルだったし、自分も会話することにすっかり緊張しちゃってるから尚更・・・。居心地悪くそこにいる自分を、本当に何度も何度も嫌になった。おじーがその度に、親身にサポートしてくれたけど、そうさせる自分をもっと嫌になっちゃうという・・

 

上記のブログにもあるけれど、最初のうちは色々できない自分も許せる、日本とは違う環境に興奮している。でもそれがだんだん、アメリカで生活をするという現実がみえてくる。挨拶以外のコミュニケーションができず、相手にしてもらえない、無視されるということも何度も出てくる。ニュースは毎日の様に銃が絡んだ殺人事件を報道し、日常生活の中でも、ひやっとする事を体験したりする。

 

今思えば、私もこの海外不適応に足を突っ込んでいたのだろ〜な〜。

 

じゃあ、何が私を助けたかと言えば、生活に慣れるためのある程度の時間と、そしてやっぱり英語。なんだかんだで、話すこと、聞く事に慣れてくるので、めちゃくちゃな英語でも会話ができる様になってきたなと。

 

あと、精神面では、自分がおじーと共に太鼓を叩かせてもらっているドラマーであるということが、私に強さをあたえてくれてたと思う。辛い時もドラムは叩き続けたし、ドラムを叩いてる間は何も考えず夢中になれたしね。

 

で、「結局、友達はいるのか?」と聞かれたら、メリーを友達だと思ってるけど、そもそも何をもって友達っていうんだっけ??と、なんだかトモダチ浦島太郎状態の私。。(^^;)

 

でも、メリーも、そして他のクラスメートも、ドラマーの先輩達、ダンサーさん、スーパーの魚介類担当の顔なじみのお兄さんも、皆みんな、私の生活にとけ込んできていて、なんだかもう、それでいいじゃないか!!と思うのです。

 

色々なお友達がいて、パーティーしたり、一緒に遊んだり・・・そんな華やかな「ザ・海外生活」の世界からはほど遠いかもしれないけど、私は今、この生活にかなり満足しているぞ。自分のペースでいいか〜と思えるこの自分。(^^) イエイ

 

今、ドイツに戻っているメリー。「また帰ってきたらランチしよーねー」って言ってハグしておわかれ。なんだか約束できることがとても嬉しかった!

 

ゆっくりでいいし、少しづつでいいから、自分がこの地で、誰かと繋がれることを広げていけたら嬉しい。ただただ、シンプルにそう思う。

 

そして最後に、直接会う事は難しくなってしまったけれど、いつでも心は寄り添ってくれている日本の大切な家族、友人達に。「本当にいつもありがとーーーう!どれだけ心の支えになってもらっていることか!!!」そして、もちろん、おじーにも「ありがとーーう!!」

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先日、日本から届いたお手紙。すっかりインターネットに頼り切った生活をしてる私ですが、こうして海を渡って届けられたお手紙にジーンとしてます。それにしても、我々日本の文化はなんとオシャレなんでしょう!!外国の地で改めて、日本の文化に創作意欲を掻き立てられる私でした。何を創作するのかは、今のところ不明ですけど。。笑

 

 

ゆるホームステイサービス 始めました〜。

詳細はこちら。

satocomedy.hatenablog.com

 

サンフランシスコの治安:日々のニュースはこんな感じ。

今日(5月3日)のサンフランシスコのニュース速報は、お昼にダウンタウンで起こった警官による射殺の話だった。

 

Subwayというサンドイッチ屋さん、日本でもあっここっちで見かけるけど、このSubwayのスタッフ(アジア系男性)とお客さん(白人男性)の間で、サンドイッチをめぐり口論になり、それがエスカレートしてお客の方がナイフでスタッフを斬りつけ始めた。そこに警官がかけつけ、ナイフを捨てるよう命じたがきかなかった。で、白人男性を射殺した。

 

大雑把ですが、こんな感じの内容です。私の英語の理解力も限度があるので、気になる方は、こちらの記事をどうぞ。

www.sfgate.com

 

ナイフで斬りつけるのも、射殺するのも、私の理解を超えていて唖然とするばかり。。

 

ちなみに、一週間前位のニュースはこんな感じだった。

 

ベイエリア(サンフランシスコ含め、近郊地域をベイエリアと呼びます。)の地下鉄Bartのオークランドの駅から乗り込んできた50~60人の若者が、乗客に対して集団で暴行窃盗をするというニュース。

 

そして、その3日後くらいのニュース。

 

バスの中で2人組の若者が乗客に銃を突きつけ、金品を奪って逃げたという話。

 

このバスの事件について、おじー曰く、私は絶対に乗ってはいけないとされるバスの路線(いくつかある。)で起こった事件で、とにかくその路線バスを避けて気をつけていれば大丈夫とのこと。でも、とにかく普段のバスでも何でも、決して油断するなと、おじーに言われてます。

 

ちなみにこのニュースをクラスメートに話したら、「え、そうなの?知らなかった〜。」とのこと。

 

前に英語クラスの先生が、40人位いる生徒に対して、「TV見てる人、手を挙げて。」って言った時、ポツポツとしか手が挙がらなかったもんね。そういえば。

 

私も日本にいる時は全然テレビを見ない人だったけど、今はおじーと2人で必ず見てます。分からないことが多いので、おじーに説明してもらいながらだけど。。(^^;)

 

ニュースを知らなくても生きてはいけるし、むしろニュースを見ない方が心地よく生きて行けるのかもしれないけど、ここは私にとっては外国。おじーにも、「ここは日本じゃない。人を警戒しろ。」と口うるさく言われてる。私はまだ、この国のことをよく分かっていない。だから、テレビを見て身を引き締めている・・という感じ。弱っちょろい私には大事なこと。

 

こちらでの生活が4ヶ月が経ったけれど、まだまだ日本の感覚の方が慣れているので、何か危機を察した時に、自分の身を守るための事が果たしてできるだろうか。。という心配がある。何かあった時に大声で叫ぶだけのパワーがある為に・・、という理由だけではないけれど、体調管理は更に気をつけようと思った。特に私の場合、低血糖症に絡んで頭がぼーっとしてたりすると、まず、叫ぶパワーどころか、その場でぶっ倒れかねないしね・・・(^^;)

 

と、なんだか、物騒な感じの事を書いていますが、とは言え、これは現実に起こったこと。爆竹の音かな?と思ったら銃声で、数分後にパトカーのサイレンの音が聞こえてきた。。という事もあった。(しかもこれニュースにならないし。)

 

楽しい事も、素晴らしいことも、信じられないことも、恐ろしいことも、外国に住むってことは、全ての経験が全然違うんだな〜と、日々、気付かされます。

 

日本人としての私らしさは保持しながら、怪しいと思ったら、例え相手がいい人だったとしてもスタコラサッサと逃げる、大声を出す、自分の身を守るための強さ、判断をいつも持っている私でありたいなと。希望を言えば、もしもの時に、ぶん殴ってKOできる位の腕力ほし〜〜。だって、ほら、乗客を通路に引きずりだして飛行機から追い出しちゃったり、アフリカ系というだけで、暴行されたり、時には殺されたりしちゃう国ですもんね。。しかも警官に・・・・。

 

次に日本に戻った時には、「Satoレスラー」と呼ばれる様に、トレーニングがんばりまーす(^^)

 

写真は、パワフルサバイバー、おじーにしてみました。ドラマーの手はでかい!

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MOJOのお宿情報はこちら↓

ゆるホームステイサービス、はじめました。 

satocomedy.hatenablog.com

 

サンフランシスコの宿 ☆MOJOのお宿☆ 地味にオープン(ただ今、クローズ中です。)

引っ越し決定の為、MOJOのお宿はクローズ中です。

再開の目処は立っていません。(2018年2月)

 

 

この度、おじーと2人で、サンフランシスコの宿、その名も「MOJOのお宿」をオープンしました!!パチパチパチ〜〜!!と言っても、普段の生活から何にも変わんないんですけど。。(^^;) 

 

MOJOのお宿 (今のところ、日本人限定。)

・ 1泊2食付き(朝・晩)食事はがっちり作ります。おじーがですけど。レストランで食べるより、おじーの作るソウルフードの方が断然美味しい!ちなみにベジタリアンの方は、当宿、おすすめしません。(^^;)

・ お宿内、禁煙。

・ キッチン、バス(シャワー)、トイレ共同。

・ ゲスト部屋に鍵はありませんでの、貴重品の管理は自己責任でお願いします。

・ 1泊から最長1週間まで。

・ Wifi 使えます。
・   18歳以上の方。(成人の同伴者がいる場合は、18歳以下も可。)

 

要はホームステイです。

1泊70ドル。(Tax込み)*2017年4月設定時点での価格。

(初日については到着時間にも依ると思うので相談しましょう。)

 

お問い合わせはこちら: satocomedyodoroida@gmail.com

 

おじーが手間隙かけて作り上げたこのお家。車と一緒でボロいし、そんなに広くはないけれど、とても素敵なお家です。この窓から、朝焼け、夕焼けが楽しめます。

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夕焼けは特にうっとり。

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そしてアフリカングッズ、楽器等の皆様方。

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こちらはゲストルーム。(またの名を私の瞑想・ヨガルーム)兼・・・

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太鼓様のお部屋。(他にもいらっしゃいますが、違う場所に移動されました。)

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おじーが作った、オブジェの様な楽器の様な。。。

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晴れの日は、お庭で食事をしたり。。サンフランシスコは蟹が有名。こちらは蟹タコス。と、プロテインジュース。

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以前にもこんな記事を書きましたが↓

satocomedy.hatenablog.com

 

おじーも私もこの家が大好き♪ 家でじーっとしていても楽しい(^^)

なので、是非、我々の好きな場所で、それぞれが無理なく心地良い時間を共有できたらと思います。

 

ちなみに、我々が住んでるこのお家、ダウンタウンからはちょっと離れています。(家から最寄り駅までの距離も含め、45分位。車だともっと早いです。)なので、サンフランシスコに到着したばかりでゆっくりくつろぎたい人、しばらくベイエリアの生活に慣れる時間が欲しい人に良いかもしれません。あと、ミュージシャン(特にパーカショニスト)、ダンサーの方々は、おじーとの会話やコラボレーションも楽しいと思います♪

 

 

ちなみに、サンフランシスコには、たくさんのホテル、ドミトリーの宿、そしてAirbnbでお家を提供している人がいます。(以下、ご参考。なんとなく物価の感覚が分かると思うので・・。ドミトリーの宿の紹介ですが。)サンフランシスコは日本よりちょっと物価が高いです。Taxも8.5%かかります。それに、チップも必要です〜。(サンフランシスコのチップ率は10~20%)

yasuyado-matome.com

 

ちなみに、8月の一ヶ月間は日本に帰る予定でいるので、MOJOのお宿はお休みでーす。

 

ちなみにおじーは英語のみ(地味に日本語勉強中)、私はもっぱら英語勉強中の適当英語の人ですので、「助け合い♪」キーワードだす。そんなハチャメチャ(?)コミュニケーションも一緒に楽しみましょう。(^^)

ゆるく、楽しく、時には熱く(?)、充実した時間を過ごせることを願って・・。

写真:ホストのおじーと私

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関連記事:

satocomedy.hatenablog.com

 

Black like me おじーの思い

おじーが机に向かってギコギコ何かを削っている。

 

手元を見ると、スクラッチ式の宝くじだった。

 

削り終えたカードをかざして、「50ドル(5700円位かな?)当たっちゃった!」と喜んでいる。カード1枚5ドル。2枚買ってきたから10ドルの出費で40ドルの収穫。ヨシャ!!いいね〜、ついてるね〜我々!50ドルでも、そうそう当たらないでしょ〜と、喜びを分かち合った後、おじーが「実は今日、こんな事があってさ〜。」と話し始めた。

 

おじーがいつものように車を運転していた時のこと。

 

交差点で一時停車していたところ、おじーの前の車が、不注意で突然バックしておじーの車に衝突してきた。幸い、大袈裟な衝突では無かったものの、こういう不注意が事故に繋がる訳だから、おじーもこれには険しい面持ち。車の運転していた人(30代くらいのアフリカン・アメリカンのカップル)が慌てて車から降りておじーの元に駆けつけた。人の良さそうなカップルで、運転手である男性はとても動揺していたとのこと。

 

おじーが念のため、車がぶつけられた辺りを確認していると、このカップル、「いくらか現金があるので受取って下さい。」と申し出てきたそうな。

 

お金を差し出してオロオロするカップルにおじーが言った言葉。「いいか、君は同じアフリカン・アメリカンの兄弟だ。運転の不注意はいけない。それは気をつけろ。お金は受取らない。助け合うことは大事だからね。」

 

おじーの手をきつく握って、「ありがとう、ありがとう!!」と恐縮して去っていくカップル。

 

ちなみに、警察に届けて〜、保険会社が〜、という道もあるのだけど、「そうすると彼らの車の保険料が上がって、免許も違反のポイントがついちゃうでしょ。大した傷じゃないからこれくらいいいよ。」とおじー。(ま、そもそも、うちの車、ボロいしね。)

 

さて、この一連の様子を見ていた人がいたそうな。12歳位と思われる自転車に乗ったアフリカン・アメリカンの少年。車に乗り込もうとしているおじーに話しかけてきた。

一連の流れを説明をするおじー。

「それで彼らに何て言ったの?」と少年。

 

「別に何も。彼らは兄弟だからね。助け合うことが大事だよってことかな。」と、おじー。続けて「君がこの話から何か学んでくれれば嬉しいよ。」と伝えた。

 

 で、その後のこの宝くじの50ドル。「こういうことなんだよね〜。」と、突然の天からのお小遣いを喜ぶおじー。よく日本でも「何かにぶつかったら、宝くじを買え。」っていうのありますが、これ、本当だったのね〜〜。笑
(*ちなみに、その後もおじーは宝くじを買い続け、地道に小さく当てている。ま、10ドルとかそんな感じだけど。)

 

 

ちなみにその夜、テレビでやっていた映画がこれだった。

 

www.youtube.com

 

↑ まず、この予告編見て下さいまし。

 

1947年。ちょうどおじーが生まれた年。映画でもアフリカ系に対する人種差別の様子が描かれていて、おじーも過去を思い出し、目に涙を溜めて映画をみていた。

 

この映画は、アメリカで最初のアフリカン・アメリカンの大リーグの野球選手として活躍したジャッキー・ロビンソンのお話。見終わった後、感動ひとしお。。なのだけど、じゃあ、差別はどうなのか?というと、こっちは変わらず酷い状態がその後も続く。

 

今、英語のクラスで" Black like me" という本を読んでいるのだけど、この本、著者(白人)がブラック社会がどうなっているのかを知るために、肌の色を変えてブラックコミュニティーに入っていくという実話。日記形式で書かれていて、始まりが1959年。英語で読んでいるから、私の理解がどこまで正しいかちょっと疑問だけど、それでも差別の酷さは伝わってくる。アメリカの南部は特に差別が酷い歴史があり、おじーも南部の出身だから、心を痛めた記憶は身体に焼き付いている。

 

ちなみに、Black like me(邦題:わたしのように黒い夜)、翻訳されてます〜。

Amazonでみると、中古でも4800円になってたけど、図書館で借りて是非読んでみて欲しいです。または、こちら方のブログがよいです。 ↓

 

ベンジャミン・バトンよりも数奇な人生ー『私のように黒い夜』 (An Interpreter's Blog (通訳雑記帳))

 

特に、最後の辺りに書かれている著者についての文章に度肝を抜かれました。そこだけでもいいので読んでみて下さい。人生って・・・不思議。

 

最初に戻ります。

「君は兄弟だ。だから、助けあうことは大事だ。」

 

おじーはこの言葉以上の思いを込めている。今回だけでなく、どこででも。時にはアイコンタクトで、時には声に出して。おじーがアフリカ系に出会った時にはいつも。
(たまに無視されて、オマーイガッ!て2人で笑ったり。。^^;)

 

アフリカ系である我々は、逆境でも誇り高く生きていこう。そんな思い。

 

自転車の少年は最後に、" Sho you right, OG"と言って去っていったらしい。日本語にすると、「あなたの言う通りだよ、オールド・ギャングスター」てな感じなのかな。 

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Black Like Me. クラスの課題で読んでる本。知らない単語がいっぱいで、苦労しながら読んでいる。

 

日本ではなさそうな事の数々

というわけで、今回は、日本だったら無いだろうな・・と思われることを列挙してみることにしました〜。

 

・ 小包未配達のお知らせの紙が無い。。

どうやら配達員が入れ忘れたか、紙が飛ばされたか・・誰かが持って行ったか・・結局、どれも可能性あり・・。とほほ まあ、これは日本でもあるっちゃっあるかな??(^^;)

 

・ スーパーで盗みが見つかって大暴れしている人を見かける。

警備の人も泥棒も大声でなので、非常に緊張感高し。。日本の酔っぱらいの喧嘩より怖いよ〜〜。(^^;) ちなみに今まで3回くらい目撃。こっちにきて3ヶ月だから、1ヶ月に1回ペースかな。

 

・ あり得ない運転とスピード違反をしている車が(結構)いる。

これ、車道が広いから出来るんでしょうね。。とにかく、非常にむかつきます。大怒りです!だって、危険この上ないですもの。警察はこういう危険な運転の人から一千万円くらい罰金を取って欲しいものです。ちなみに、悲しいかな、スピードが早過ぎて、警察も捕まえられないケースをこの間目撃。。うむむ

 

・ 上記に関連して、車の運転マナーが悪すぎる。誰も彼も「我先に・・・」が強すぎて、簡単に喧嘩になっている模様。窓から手を出して中指突き立てている人を目撃した時は思わず笑っちゃったけど。。(^^;)

 

・ 横入りしようとする人が多い。

素知らぬ振りして、または堂々と横入りしようとする人はいっぱいいる。。。この間は、「僕の妻が妊娠しているので先に並ばせて下さい。」と言っている若者カップルがいた。その日、スーパーは空いていて全然並んでいなかった。。(だいたい、いつも長蛇の列なのだけど。)そしてこのスーパー、15個以下の買い物はレジが分かれている。こっちは大量購入の客が並ぶ列。この若者カップルはあっちの列に並べばよいのです。(10個くらいだったから)しかも、奥さんの方は携帯に釘付けでまるで無視。旦那さんが超せっかちだったのかな??・・うーん(^^;)

 

・ 非常に疑問を感じるサービスがある。。

以前、旅行時に泊ったホテルで洋服を忘れてきた。 帰宅後、電話で問い合わせしたら、確認して連絡しますと言って電話無し。その後、3、4回電話しても繋がらなかったり、確認して電話しますで電話かかってこない。。 新婚旅行だったので、そこそこ良いホテルに泊ったんですけど。。(^^;) 嘘でもいいから、「ここにはありません。」の電話の1つ位、できるでしょ〜〜〜!!ちなみに、口コミを見たら、結構、文句言ってる人が多くて、最初に見とけば良かったとちょっと後悔。。。

 

・ ペリカンが飛んでいる。リスがかけずり回っている。(近所の公園で)

 

・ 繋がれていないペットの犬が多い。そして、一緒にバスに乗って、スーパーで買い物している。(実際に買い物してるのは人間)

 

・ ジャンキーがいっぱいいる。道ばたで針をさしているのに捕まっていない。。

 

・ ホームレスの方々が、あっちこっちにいらっしゃる。

おじーの話によると、昔昔、この家の前で寝ていたホームレスの方がいたそうな。。(ちなみに玄関まで階段があるので、階段の下の通路で寝てたとのこと。)驚き身構えるおじー。しかし、このホームレス、とても謙虚な人だった!おじー、しばらく何も言わずに様子を見ていたところ、近所の人が警察に通報して、このホームレス、泣く泣く(?)テリトリーを移動。あら、見かけなくなった・・と思ったら、近所のスーパーの前で、おじーに気付いて「ハロー」と手を振っていたとのこと。。 (^^;)

*強盗ホームレスもいます。とにかくなんでも警戒が必要だす。ちなみに、今は近所の様子も昔と違うみたいで、今のところ、我々が住んでる住宅街の通りでホームレスの人みることはありません。大通りにはいっぱいいらっしゃいますけど。。

 

・ コヨーテに遭遇する。

 

・ 野良アライグマがいる。(最近まで同居してました〜)

 

・ 色んな国の料理が食べられる。(住んでる人種が多岐にわたるので・・)

 

・ 変な自転車が走っている。(巨大な一輪車とか、サーカスみたいなサドルが高ーい位置にある自転車とか・・・)

 

・ 本気のゲイの人や、トランスジェンダーの方々が公共の場で活躍している。というか、クラスメートにもいる。特にお姉系のゲイの方はとても親切に対応してくれる。(私にじゃなくて、おじーにかもしれないけど)、

 

 

 まだあるような気がしますが、思い出したら追記します。

 

なんだか、いっけん、ネガティブなことが多そうに感じるかもしれませんが、いやいや、これがサンフランシスコの現実です〜〜。笑。 色々、唖然とする事も多いのですが、ただ、何故か「みんな親戚」みたいな感覚もあって不思議。基本的にみんな、他人と話すことに抵抗がないし、堂々と自分を主張しているのは素晴らしいな〜と思います。本当に色々めちゃくちゃな感じなのですが、私、結構好きだす、この感じ。(でも、行き過ぎためちゃくちゃ感は嫌いだす。)

 

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大学のキャンパスの壁に書かれた壁画。とおじー。

 

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建物の壁画。街のあっちこっちで壁画を見かける。これもこっちの特徴の1つかも。

 

 

私的サンフランシスコの名所:Dogpatch おしゃれな生活

おじーが、クラブケーキが食べたいというので、おじーのお気に入りのお店に行ってきました〜。

 

サンフランシスコの人に人気の Just For You Cafe.

Photos | Just For You Cafe, San Francisco breakfast and lunch diner

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メニューには、メキシコ料理なんかも載ってたけど、おじー曰く、「ここではルイジアナスタイルのお料理が食べられるよ。」とのこと。ちなみに「ルイジアナ料理 って何さ?」ということで、これまたおじーによると、「Creole(クレオール) 料理だよ」とのこと。じゃあ「Creoleって何さ?」て話なのですが、ざっくり言うと、フランスとアフリカのミックスらしいです。ちなみにハイチの言葉はクレオール語なので、この辺りに共通点があるみたい。(ただ、おじーによると、このクレオールと、そのクレオールはちょと違うらしい・・むむむ)この辺りのアフリカをルーツとした色々な文化は、これからゆっくり紐解いていきたいと思います〜。

 

 

我々が頼んだのは、おじー曰く、現在のルイジアナスタイルのお料理。ハンバーグみたいなのが、クラブケーキ。蟹とタマネギ、セロリ、グリーンペッパー、卵とスパイス達が使われているとのこと。このクラブケーキがルイジアナ(Creole)料理らしい。確かに独特な味わいがある。私は結構好き♪

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 低血糖症の私は、パンは全粒粉のものを注文。

 

 

Just For You Cafeで遅い朝食を取った後は、この界隈をちょとお散歩。

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この辺はもともと倉庫地帯。バスの駐車場やら、工場、大型の倉庫が並んでいる。

 

でもって、その倉庫をアトリエにするアーティスト達がいたり、さらにテック産業の進出でこの地帯に移り住んでくる人達も多くなり・・というわけで、倉庫地帯でありながら、オシャレ!という、なんだかオシャレなアメリカ物語が出来上がっていました。

 

オシャレな雑貨を扱うお店があったり・・

workshopresidence.com

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クラフトデザインギャラリーがあったり・・・。

sfmcd.org

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おっしゃれ〜〜〜(^^)

他にもオシャレ心をくすぐるお店が並んでいるので、気になったあなたは、こちらのサイトをチェック!今回紹介したお店も全部取り上げられていました〜〜。

www.7x7.com

 

今回思いがけず、おしゃれエリアに足を踏み込んだ私。サンフランシスコに来てから、こういうオシャレな感じとは無縁だったので、し・ん・せ・ん♪♪

 

ただ、あくまで私の個人的な感想なのですが、土臭さや、土着なもの、その地域独特なものに魅力を感じている私にとっては、現代のデザインやアートだと、もう地域や国を飛び越えて何か共通した感覚があるので、以前の自分と比べると大分興味が失せてしまった様な気がしたり・・(^^;) 東京でもカッコいいもの、アート、いっぱいあるもんね。

 

と、私のことはよいとして・・・。

 

サンフランシスコのダウンタウンの喧騒から離れて、じっくり、のびのび、且つ、アートやデザインでの刺激を楽しむのに良いところだと思います〜〜。

 

ちなみに、このDogpatch地域から丘の方に行くと、あっという間に危険な香り地帯に突入するので、坂を上らない辺りでのお散歩をおすすめします〜〜。(^^;)

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おじーの健康 加齢臭がない人っているんかいな〜〜??!!

おじー、69歳。超健康!!!なので、今日はおじーの健康についてのお話です。

 

おじー、もともと食生活、自分の体調管理にとても気をつけているというのもあるけれど、私が一番驚いたのは、おじーが無臭だと言う事。。(驚きの表情の絵文字があると思って下さい)

 

すみません、嘘つきました。(^^;)

 

汗かけば、それなりに汗かいたのね〜と、まあ、近づけば分かるくらいの香りはありますが、別に匂いがきついわけでもなく(それでも気をつけているらしく、すぐにデオドラントしてます〜)、普段は無臭。加齢臭、一切なし!

 

「加齢臭、ない人っているの〜〜〜?!?!?!」

絶対に避けて通れないものだと思っていた私には驚愕の事実だった。。。

注)あくまで私の主観です。私の思い込みかもしれません。でも、驚いたのは事実です。はい。

 

そこで、おじーの健康を私なりに分析してみました。

 

・ 毎日、プロテインジュースを飲んでいる。

プロテインパウダーに、ブルーベリー、ラズベリー、バナナ、青汁の粉等を入れて、アーモンドミルク(シュガーレス)で飲んでいる。*私がくる前は、アーモンドミルクは、フルーツ100%ジュースでした。

 

・ ファストフード、加工食品を食べない。(故に、毎回、食事の仕度が必要なので、大変な時もある。)

・ 毎日肉か魚、どっちかを食べている。(おじーは特に海の幸が好き。豚は食べない。)

・ 毎日サラダを食べる。(丼一杯は必ず食します。)

・ 毎日サプリメントを飲んでいる。(飲み忘れると、何かがおかしい・・と思うらしい)

・ トレーニングをしている。(ダンベル、ケンスイ、ウデタテフセ)

・ よく空をみている。(雲の形が好きみたい。)

・ 音に耳をすませている。(雨の音と、鳥の鳴き声が好みらしい。)

・ お酒を飲まない。(止めたそうです。)

・ タバコを吸わない。(止めたそうです。)

・ おしゃれが好き。(女性も好き。)

・ ギャグ、ユーモアが好き。(よく人を笑わせている。)

・ 年齢を全く気にしていない。(こっちの人も、おじーの年齢に驚く。)

・ 清潔を心がけている。(よく歯をみがいてます。他にもあるけど)

 

なんだかありきたりな様な、ありきたりじゃない様な・・よくわかりません。(^^;)

 

まあ、身内びいきなのかもしれませんが、おじー、色々な人がいるサンフランシスコでも、私が見る限り、やっぱカッコいいな〜〜と思うので、私もおじーみたいに、死ぬまでかっこ良さを貫いていそうな人になりたいな〜と憧れています。一応、夫婦なんですけど、師弟関係みたいです〜〜。

 

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おじーのある日のお出かけファッション。ブラックでまとめていらっしゃいます。裾から見える黄色がおしゃれですね。

 

 

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おじーの懸垂。足をクロスさせるのがどうやらポイントの様です。これを10回、3セットやっています。

 

 

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おじーと弟子。弟子は小さなダンベルから修行開始です。