さとちゃんとおじー 

低血糖症を煩い、仕事退職→結婚でサンフランシスコに移住。年の差国際結婚。太鼓叩き。アラフォー女子の生活。

思ってもみなかったテスト。。集中力よ、永遠に・・・

ESL(英語)のクラスに行ったら、テストだった・・・。

 

といっても、前日にクラスメートから「明日、テストだよ。」と聞いてはいた。でも、先生はテストのこと、一言も言っていなかったんだけどね。。。(^^;) まあ、聞き漏らしたのでしょう。いいとして。。。

 

ちょっと遅刻してクラスに入ってしまったのだけど、おじいちゃん先生が、「君は、この学校の◯◯テストを受けたことあるかい?」と聞いてきたので、「いや、ないと思います〜。」と答える。だって、私がこのクラスに入ったのは、1月20日だもんね。大統領就任式と一緒だったから覚えているよ。

 

「じゃ、君はこれね。」とテストの回答用紙と問題を渡される。

 

このテスト、受けたことある人は免除されるらしく、別のプリントをもらっていた。私の隣に座った男の子は、別のプリント。みたところ、クラスの3分の2の生徒は、テスト経験者で別プリントだった。

 

「このテストは、今度は5月にまた行われます。生徒の点数が伸びていると学校は補助金をもらえるので、皆さん、頑張って下さい。これ、本気で言ってるからね。」と、テストを受ける生徒にプレッシャーを与えるおじいちゃん先生。。

 

「う〜ん、まじか〜〜。(^^;) まあ、出来る範囲でベストを尽くそう・・。」と思う私。

 

「じゃ、今から始めてね。」と、唐突にテストは始まった。

 

リーディングのテストで、マークシート方式。さらっと見たところ、ちゃんと読めば正解できる問題がならんでいた。

 

と思ったら、いきなりオペラ音楽が流れ始めた。ででーーん!

 

「え?何?テストのBGM?」ビビる私。というか、BGMにしては音量大きいでしょ・・ちょっと〜〜(^^;)

 

と思ったら、今度は授業が始まってしまった。

 

英語のオペラを聞きながら、空欄になっている歌詞を埋めるという問題を皆でやっている模様・・。私の隣の男の子が、普段からよく発言する人の1人で(このクラスは、皆、本当によくしゃべるから、発言する人がいっぱいいるのだけど。)、これまた、積極的に授業に参加している。すばらし〜〜!

 

って、ちょっと!!こんな環境じゃ、集中できないですから〜〜〜〜〜〜〜。(泣)

 

テスト受けている他の人達はどうしてんのさ?と思ってキョロキョロする私。みんな、文句も言わず、机に向かってガリガリ問題を解いている。

 

うむむ、恐れ入りました・・・。この環境で、集中できない私が駄目なのね。。とほほ

 

結局、全く集中できずテストを終える私・・・。

 

敗北感・・・・どし。。(重い岩が頭にのっかっている音)

 

ちなみに、私が煩っている低血糖症というのは、食事内容等で血糖値の乱れが起こって、具合が悪くなる・・・の他に、メンタルからも具合が悪くなっちゃうので、緊張したり、怖い思いをしたりとか、ちょっとした事で具合が悪くなっちゃうこともある。

ただ、これは状況に依りけり・・というのもあり、具合が悪くならないこともある。最近はもう大分気をつけてるから、大丈夫かな〜と思ってたんだけど、集中できなかったことが、どうやら低血糖症アンテナに引っかかってしまったらしい。。

 

テストの途中から、目の焦点が合わない感じになってきた。。。頭、重い・・、ちょっと動悸気味・・

 

むむむ、今日は、午後のクラスもあるんだけどな。。(><)とりあえず、お昼ご飯食べて、サプリを飲んでがんばろ〜〜!!で、頑張ったけど、やっぱり集中できないし、頭がグラグラするので、早々と切り上げて帰宅。(ちなみに私が取っている午後のクラスは、英語の自習クラスなので、出入り自由なのだ。)

 

とぼとぼとクラスを後にする私。。ぐすん

 

おじーが、車で学校まで迎えに来てくれた。(おじーは、今日、お仕事がお休みだったのだ。朝、職場先から連絡がきて、ひゃっほーと叫んでいたよ。)

 

その後、グリーンカードの申請に必要な証明写真を撮りに行ったのだけど、別の日にすれば良かった〜〜〜(><) 

 

疲れきっている私がそのまま写真に写ってるし〜〜〜(><)

 

てか、日本みたいなスピード撮影の機械かと思ったら、薬屋さんのお店の人がデジカメで撮影するというサービスで、2枚の写真で16ドル(1800円位かな?)も取られるし〜〜〜(><)  そんなハイ・クオリティーな写真じゃあないでしょ。これ(--) って、モデルが悪いって・・・はい、失礼しました。。

 

なんだか、ちっちゃく散々な感じ・・・。とほほ

 

とりあえず、5月の試験で挽回できるよう、滝修行でもして「ぶれない私」を作っておくかね。。。なんにせよ、その頃にはもっと具合が良くなっているといいな♪ いや、ま、今も調子良い時は調子良いんですけどね。。(^^;)

 

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ここんとこ、サンフランシスコはお天気つづきよ。

 

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サンフランシスコの駐車事情その2:予め罰金の予算を組んでおくこと。

その1では、駐車事情についてお伝えしましたので、今回は、それに付随して起こる「サンフランシスコ 駐車違反の罰金事情」をお伝えします〜〜。

satocomedy.hatenablog.com

 

ただ、この記事、実はとっても書きたくな〜〜〜い。(><)

だって罰金取られた思い出なんて、思い出したくもない。。忘れたい。。お金をとりもどしたーーーーい!!!んですもの。。(泣)

 

気を取り直して・・、そんなこんなで車社会アメリカ、サンフランシスコ。

 

車道は、日本に比べるととても広ーい。大概が2車線で、それにプラスして駐車可能車線があったりする。自転車用車線もあったりする。バス専用車線もある。ちょっとややこしいぞ。。(^^;) 

 

ちなみに、自転車が歩道を走れば、歩行者に注意され、自転車用車線にちょっと車を寄せると、バイカーに文句を言われるという・・・。ちなみに、前者のバイカーを注意したのはおじーで、後者のバイカーに注意されたのは、おじーと私。ごめんなさい。

 

余談ですが、車が自転車車線に駐車しているのはよく見かけます。。(^^; )はい、でも気をつけます。

 

さてさて、サンフランシスコの駐車場、そもそも、スーパーでもない限り、大型の無料駐車場がないので、あとは駐車スペース可能な車線に車を止めることになります。

 

この、駐車可能な車線というのも2種類あって、その1にも書いた様に、家の前の通りみたいなとこは無料(ただこれも、ルールがきまっている。)、大通りに面しているところには、道の脇にメーターがついていて、そこに前払いでお金を入れるというシステム。このメーター、6分で25セント(30円位かな)。警察から派遣されているSFMTAという皆さんが、くまなく見回りをしていて、ちょっとでも時間を過ぎようもんなら、はい罰金。

 

ただ、運良く見回りがなければ、ちょっと時間を過ぎても問題なし。ただ、彼ら、歩合制・・という話もあって(これはあくまで聞いた話)、けっこうがっちり取り締まっている。腹が立つくらい、取り締まっている。。

 

こないだESL(英語のクラス)のクラスメートが、1ヶ月で300ドル(3万円強)くらい持ってかれたと言って肩を落としていたけど、これ、全くもって笑えない・・・。私なんて、こないだ罰金の怒りで(家で)大暴れ。いやね、違反しているのはこちらなんですけどね、分かっているんですけどね、でも、怒っちゃうんですよ〜〜〜。なんで、数分の遅れだけで、1万円近い罰金を払わなきゃいけないんだよ〜〜って。(こういうのを逆切れといいます。。はい、失礼しました。。)

 

ちなみにこのSFMTA、時には車ごと持ってっちゃうケースもあるらしく、内輪のオークションもあるらしい。。(これも聞いた話なので、真意は今のところわからない。今度調べてみます〜)

 

とにかく、おじーと、これからは何が何でも気をつけようね!!!と誓い合い、今のところ、事なきを得ている。ただ、晴れ時々呑気な我々、そして、手強いSFMTA、一応、罰金も家計に含めておいた方が、後で私の大暴れの度合いも違うので、前もって準備はしておきます。いやいや、もう絶対に罰金なんて払いませんけどね!!気をつけますから!!

 

ちなみにこんな記事見つけた。2014年のことだから、今はどうなってるのかな。。

priceonomics.com

この記事によると、2012年度の収益で

 

駐車メーターでの稼ぎ  $ 47,119,999

罰金の稼ぎ       $ 87,263,867  

 

メーターの2倍くらいを罰金で稼いでいるってことなんですね〜〜。すごいですね〜〜。恐ろしいですね〜〜。記事のタイトルにもなってますが、駐車メーター(罰金)産業として、立派に成り立っているんですね〜。素晴らし〜〜〜〜なんて、言ってられません。。ちょっと、システム自体見直した方がいいんじゃないの??と思うけど、この辺、色々難しいんだろうな。。廃棄ガス問題とかで、車から自転車や公共の乗り物に移行するよう、強く推し進める目的もあるみたいだけど、・・悲しいかな、坂は多いし、日本の都市部みたいに色々便利か・・って言われるとそうでもないし。。うーん、どうなのかな〜〜。

 

なんにせよ、我々が違反しているとは分かっていても、SFMTAを逆恨みしている私。。キー。(><)

 

でも、こんな事もあった。

 

以前、おじーのところに短期で滞在した時の話。

 

おじーと二人、レストラン帰りでちょっと車に戻るのが遅くなってしまったのだけど、運悪く、車に戻るちょうどその時、SFMTAの人が罰金チケットに書き書きしようとしていた。

 

信号機のところから大声で「我々ここにいまーす。もう車どけまーす。」と必死に叫ぶおじーと私。叫び声もむなしく、チケットに黙々と書き込む、アフリカン・アメリカンのSFMTAの人。

 

「ヘイ、メン、たったちょっと遅れただけじゃないか〜〜」とすがりつくおじー。

「規則なんでね。ごめんよ。」意外と礼儀正しいSFMTAの人。(人によっては、横柄な人もいる。)

 

と、そこに、車道の右側から車の窓から身を乗り出して「オーマイガッ、ミスターおじー。」と言って、おじーの職場の同僚が過ぎ去って行った。と、同時に、今度は左側から、「オー!ミスターおじー、お気の毒に・・」と言って、SFMTAの人にブーイングして通りすぎる車。こちらもおじーの知り合い。

 

SFMTAの人「あなた、人気ものなんですね。」

 

苦笑いのおじー。

 

というわけで、泣く泣く、罰金チケットを切られてしまった我々。。。とほほ

 

が、実は後日談があり、私が日本に帰国してしばらく経った頃、おじー、このSFMTAの人にばったり遭遇。というか、このSFMTAの人が、おじーの車に気がついて(なんせ、ボロいですから。。)、おじーがいるお店に入ってきた。

 

「やあ、元気かい?」なんていう会話をした後、「こないだは悪かったね。代わりに今回、ちょっと見逃してあげるよ。」(実はこの時、おじーの車、ちょっと駐車時間を過ぎていたらしい。。)と言ってくれたとのこと。

 

そして、最後に「君の友達(私のこと)、元気にしてるのかい?」と聞いてくれたそうな。

 

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おじーと、おんぼろ車。でも、この車のおかげで、車の盗難もなく(サンフランシスコでは、いや、アメリカでは??車も盗まれるよ〜〜ん)、快適な生活をおくれている。といっても、かなりガタがきているので、いたわりながら大事にしてます〜。

 

なんてこったい!英語学習の道のりは長いな〜。その3 ポパイって何なのさ?

先日、見かけたファスト・フード的なお店の名前が『Popeyes』だった。

 

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私:「ん?なんて読むのこれ? ポペイエス??」

おじー:「ポパアイズだね。」

私:「??」

おじー:「アメリカのアニメで、この名前の主人公がいたんだよ。ほうれん草食べると、強くなるんだよね。」

 

 

待てよ・・・そのアニメ、私、知ってるぞ。。

 

 

私:「そのアニメ、ポパイでしょ?日本でもやってたよ。日本でポパイをほうれん草と勘違いしている人が(私も含めて、いえ、私だけでしょうか??汗)多いと思うけど、でも、ほうれん草は、Spinachi(スピナッチ)だし、なんでかな〜と思ってたんだよね〜。」

 

おじー:「ポパイの歌で、『ほうれん草食べて〜っ』ていう歌詞が出てくるんだけどね。。。ちなみにこのお店の名前は、『ポップアイズ(私にはポパイズと聞こえる)』だからね。『ポップアイズ』は、驚きの表情なんかである、目が飛び出ているようなのを指すんだけど、アニメのポパイは、片方の目が悪いかなんかでつぶってて、もう一つの目が大きいでしょ?それで名前がついたんじゃないの?」

 

私:「そうかー!だから、Popeyeは、片目で複数形のSがないから、ポパイ(ポップアイ)になるわけね!」

 

 

といっても、幼いときからの記憶に染み付いている「ポパイはホウレン草」というのが強烈すぎて、ポパイを認識するのに時間がかかる私。てか、ポパイじゃなくて、ポップアイが、日本的正式名称なんじゃないの??と思ったり・・。

 

ちなみに、ポパイの恋人、言わずと知れたオリーブちゃん。彼女のフルネームがオリーブ・オイルちゃん。(調べました。)まあ、いちいちポパイにひっかかる必要ないのかもしれないけどさ。。(^^;)

 

いちいち、こういうことにショックを受ける私。

 

「ポパイはほうれん草」、私みたいに勘違いしている人が何人かいそうな気配だけど、それもこれも年下の若い世代には、なんのこっちゃ?になっていくんだろうな〜。

 

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 おじーの教え子ちゃん達が書いたおじーの似顔絵。(おじーは、学校の先生でもあるのだよ〜。)なんとなくポパイズ(ポップアイズ)になっているよーなないよーな。三角のもあるけどさ。。ちゃんと帽子がのっかっているのがかわいい。

アフリカンであるという誇り  

エルビス・プレスリーという、誰もが知ってる大スターがいる。

キング・オブ・ロックンロールと言われている人ですな。

 

私はあんまりプレスリーの事を良く知らないのだけど、先日、ESL(英語)のクラスでいくつかみた音楽の動画の1つがプレスリーだった。大好きな白人おじいちゃん先生が、ざざっと授業でアメリカの音楽の歴史をレクチャーしてくれたのだ。

 

ちなみにこのおじいちゃん先生、ブラックミュージックが好きみたいで、普段からそれを物語る言葉が随所に現れていたのだけど、今回はそれが一気に噴出していたぞ。

 

偉大なブラックミュージシャンの動画をいくつか見た後、生徒がリクエストしたのか、先生が決めたのかよく分からないけど、プレスリーの動画が出てきた。

 

「プレスリーはミシシッピーで育って、ブラックミュージックにとても影響を受けてるんだよ。」と先生。

 

プレスリーの音楽といえば、「オンリーユ〜〜」とか「マ〜〜イウェ〜〜」、とか、知ってるのもあるけれど、今回見た動画は、上記の超有名な曲ではなくて、恐らく、ロックンロールと言われるコテコテな感じのプレスリーだった。

 

で、これをみた私、とにかくプレスリーのことを良く知らないので、思わず、「これはパクリではないのかい!?」と思ってしまったのですよ。(これは私の勝手な感想です。あしからず。)10年以上前、ジャンプ&ブルース等、その辺りのブラックミュージックを聞いていた時期があったのだけど、その頃の事が、プレスリーの音楽で突如、フラッシュバック。

 

「これは、アフリカ系の人達は、プレスリーの事、良く思ってないんじゃないかな〜?」と思い、白人おじいちゃん先生に、「プレスリーは、アフリカ系の人達からどんな評価を得ていたのですか?」と聞いてみた。

 

ちなみにこの質問、アフリカ系であるおじーに聞けばいいんだけどさ、私はそこをあえて、アフリカン・アメリカンに対してとても理解の深い白人おじいちゃん先生に聞いてみたかったのですよ。

 

私の英語が上手く伝わらなかったのかもしれないが、先生の答えは、「彼はミシシッピーで育ったんだ。彼の音楽はいいではないか。」というものだった。うーん、答えになってないような・・・。(^^;)  そのまま、プレスリーを楽しむ先生。音楽が本当に好きな様子。先生の気持ちは分かったよ。私の変な質問に答えてくれてありがとーう。

 

ということで、おじーに聞いてみた。

 

「エルビス、嫌い。」

 

やっぱりそうか。。。(^^;)

 

ちなみに、日本だと「プレスリー」という呼び方が流通してるけど、こっちだと、エルビスも付けないと、「プレスリー?なにそれ?」という反応。名字だもんね。そもそも。(ちなみに、おじーに言われるまでそのことに気がつかなかった私。てへへ)

 

会話は続く。

 

私:「ちなみに、アフリカン・アメリカンの人は、エルビスのこと、どう思ってるのかなー?」

 

おじー:「好きじゃない人、多いと思うけど、他の人のことはわかんないな〜。今夜、ドゥルーピー(仮名:おじーの太鼓仲間。)が来るから聞いてみれば?ちなみにドゥルーピー、白人とアフリカンアメリカンのバイレイシャル(ハーフということ)だけどね。」

 

そうか。これはなかなか興味深いぞ。。ドゥルーピーが来たら聞いてみよう。

 

ドゥルーピー登場。

 

事前におじーからドゥルーピーに会話の主導権を与えすぎない様に・・と、言われていたのだけど、主導権を与えるもなにも、入り込む隙なくしゃべりまくるドゥルーピー。どこで息継ぎしてんだろ。。(^^;)

 

隙間を狙って、ドゥルーピーに質問してみた。

 

「エルビス、嫌い。」

 

ドゥルーピー、白人とのバイレイシャルと言っても、見た目はアフリカン・アメリカンだしね。あなたがアフリカン・スピリットを大切にしていることは、前々から知ってるよ〜。そもそもアフロのドラマーだしね。

 

「俺の親父がね、これがどうしようも無い人で、俺が小さい時に両親が離婚したんだけど、彼はエルビスに曲をいくつか書いててさ〜。エルビス自体はよいミュージシャンかもしれないけど、結局、彼ら(プレスリーを取り巻く音楽産業を指している。)は、俺たちアフリカ系から盗んでいるんだよ。」

 

おおっと。タイムリーに、プレスリーネタで曲を提供している人の話まで聞けるとは!!

 

ドゥルーピーの話は続く。

 

「でも、ピアノも、サックスもトランペットも、ジャズで使われている楽器は、アフリカのカルチャーには無かった。全部、西洋、白人文化から入ってきたものだしね。でも、それを使ってジャズができた。だから、こうやってミックスされて発展していくのはいいと思うんだよ。俺もおじーも、アメリカの歴史、音楽の移り変わりを直に見てきた。だから、ブラックミュージックが盗まれているという状況に怒りを感じている。今は時代がどんどん変わっているからね。これからの世代のアフリカン・アメリカンの子達がどう思うのかはわからないな。」

 

うーん、なるほどな。。。

 

 

少し話しは脱線するが、NIGGAという言葉がある。あえて音にすると「ニガ」が近いかな。そしてもうひとつ、NIGGERという言葉がある。こちらは「ニガー」。

 

前者のNIGGAは、アフリカ系の人達が、自分たちのルーツがアフリカであることを誇りに思うという意味も込めて、家族、親しい人、同士にむけて使っている言葉。おじーによると、アフリカ系の人だけが使う言葉だったとのこと。後者のNIGGERは、差別用語として白人の間で、アフリカ系の人を指す言葉として使われていた。

 

時代は移り変わり、昔のように極端な人種差別が無くなっていった中で、NIGGERという言葉も、昔の様に頻繁に使われることもなくなってはきた。

 

が、しかしそのかわり、NIGGAという言葉が出回ってしまった。

 

白人だけでなく、アジア系など、ヒップホップ好きな若者を中心に人々の間にどんどん広がっていくNIGGA。

 

上記に書いたように、このNIGGAという言葉は、アフリカ系の人達だけが使う特別な言葉だった。

 

この言葉をアフリカ系ではない人が使っているのを初めて聞いたおじーは驚いた。そして、直接本人に、「私の前ではこの言葉を使わないで欲しい。」と言っていたという。おじーにとっても、それだけ大切な言葉だったのだ。

 

おじーの願いはむなしく、どんどん広まっていくNIGGA。いつしかおじーは、耳にイヤホンをあててやり過ごす様になってしまった。

 

アフリカンであるという誇り。

 

過酷な状況に耐えながら生きてきた人同士だからこそ使える、特別な言葉。代々、守られてきた言葉。

 

NIGGAという言葉を使っているアフリカ系以外の人達の中には、アフリカ系の方々、カルチャーに対して、多大な尊敬の意を表して使っている人達もいるだろう。ただ、おじーが今も悲しそうに話しているのを聞いていると、それでもやはり、踏み込んではいけない域というのがあるような気がしてならない。


ご参考の動画。たまたま、今、TVでブラックヒストリーの番組がやっていて、取り上げられていたのでご紹介。彼らがラップで言っているのが「NIGGA」です。ちなみに、このグループ『N.W.A』は、Niggaz Wit Attitudes(主張する黒人達 by wikipedia) の略。有名なヒップホップグループだそうで、知ってる人も多いのでは?(私はおじーに今、教えてもらいました〜〜。もう解散しちゃったとのこと。)


NWA - Fuk Da Police

 

 

ドゥルーピーの言う様に、これからの世代のアフリカン・アメリカンの子達がどう思うのかはわからない。きっと、NIGGAもまた、プレスリーの偉大な功績の様に、アフリカンカルチャー発祥としての市民権を獲得していくのかもしれない。

 

ちなみにこのNIGGAという言葉、同じアフリカ系同士でも、使うのを反対している人もいるとのこと。

あと、いくらNIGGAが広まっているといっても、絶対使わない方が良いです。バイオレンス・アメリカ、人によっては何があるかわからんよ〜。
 

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夕日に向かって、ホラ貝を吹くおじー。きまってる〜〜♪

と思ったら、遠く、上の方から声がして、「ちょっと、静かにしてもらえます〜??」と苦情。。。(^^;) 振り返ると、「何でこんなところに住んでんだよ〜〜。」というようなところに家が建っておりましたとさ。。ごめんなさいね、気がつかなくて・・・

 

 

サンフランシスコの駐車事情その1:てかそもそも、止めるところないですから〜〜

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私は免許を持っていないので、よく車社会のルールが分かっていないのだけど、とにかく、サンフランシスコは車社会なので、車にまつわる様々な問題がある。

 

今日は問題その1、駐車するスペースがないのだよ〜〜をご紹介!

 

といっても、これ、結構深刻な問題。

 

基本的には家の前の通りに無料で車を止められるのだけど、これは早い者勝ち。ほとんどの場合、夜18時を過ぎると、家の前でも、もう駐車スペースないですから〜〜。(><)駐車スペース求めて三千里している車が、通りを彷徨っている光景をよくみる。。そして、我々もよくやる。。。

 

ちなみに、自分で駐車場を持っている人もいるのだけど、この場合、駐車場が使える様に、そのスペースには車を止めてはいけないことになっている。駐車してしまうと、誰かが通報して罰金。

 

うちみたいに、一家に1台の車ならまだ良いのだけど、一家に3,4,5台と抱えている家もありブーイング。おじーによると、一軒家に3〜4家族住んでいるということもあるそうだけど、4、5台車を抱える人に限って少人数の暮らしをしているらしい。

 

駐車スペースをめぐっては、近所トラブルになることもある様で、昔、おじー含む、この辺りのご近所さんの車がパンクさせられるという悪質な嫌がらせがあったとのこと。

 

この犯人、1人で何台もの車を抱え込んでいる人で、他にもマナーの悪さで知られていたらしいのだけど、うっかりご近所の1人が警官だったということを知らず、警官の車もパンクさせた。

 

さて、これに怒った警官、彼の所有している車の全部のタイヤをパンクさせてしまったとのこと。(もちろん、ひっそりとね。。^^;)

 

お、警官やるね〜!!と、話を聞いていて思ってしまった私。腹を抱えながらヒーヒー思い出し笑いをしているおじー。を見て、更に笑う私。

 

清く正しく美しくでは、サンフランシスコでは到底生きていけないでしょう。(^^;)

だって、本当にいろいろな困ったさんがいるんですもの〜〜〜。

 

ちなみに、犯人も警官ももう引っ越しちゃったとのこと。

 

みんな、もっと日本人を見習って、和を大切にせなあかんよ。本当に。


死を選んではいけない。そんなことは知っている。

サンフランシスコのこの家に、寂聴日めくりカレンダーがある。

 

これ↓ 母が送ってくれたもの。毎日、ペリペリめくっている。

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日本ではもう14日のバレンタインデーだと思いますが、こちらはまだ13日。

 

というわけで、今日のお言葉は上記の通り「自ら死を選んではいけません。神様仏様から戴いた命です。自分が生まれようと思って生まれたわけではありません。自分勝手な考えは捨てましょう」という内容だ。

 

私はこれをみて、非常に不愉快なのですよ。ぷんぷんぷん。

 

死ぬか生きるかを本人が選択できる前提が書かれているが、そもそも、死を選ぶ人に生きるという選択肢はあるのだろうか?

 

死ぬという道しかなかったから死んでしまった。大部分の人はそうなのではないかと思う。

 

 

私が煩っている低血糖症というのは、一言でいえば血糖値の乱れからくる様々な症状のことをさすが、その中には鬱もあればパニックもあれば、統合失調症あれば・・・と、メンタルの病気とされるものも幅広くカバーしている。

 

逆を言えば、鬱等の診断をされる人は、血糖値の乱れが起こっているという見方もできるわけで、実際にそれを自分のクライアントで確認した心療内科の先生もいるという話もきいたことがある。

 

心身ともに病気にまつわることは、あくまで自分の体験上のことしか言えないけれど、私がガクンと具合が悪くなった辺りは、日々、「死にたい」、または「誰か私を殺せ、」という言葉が呪文の様に頭を駆け巡っていた。ただ、一方で、「みんな大変な思いをして生活しているのだから、私だけでなくきっと多くの人が同じ様な言葉がグルグルしているに違いない。」と思っていて、呪文をさほど気に止めなかった。それが既におかしい状態だったと気付いたのは、大分回復してからの話だ。

 

一応、ご参考まで。

 

satocomedy.hatenablog.com

 

 

2回、特にしんどい時があった。。

 

1度目は、専門のクリニックで検査を行い、「あなたは低血糖症です。」と診断された直後だった。医師から、生活についての注意事項を聞き、専門の血液検査の結果が出るまでのつなぎとしてサプリメント(ちなみに高額なのだよ、このサプリメントが・・・とほほ)を処方された。

 

医師からのアドバイス通りの生活、つなぎだとしても処方されたサプリメントを飲めば、少なくとも、今自分がいるひどい体調不良の状態は、少しは改善されるだろうと思っていた。この頃は、もうほとんど仕事ができる状況ではなかったが、それでも、サプリ飲んでるんだし、食生活等も気をつけてるんだから、昨日の私よりはマシだろう・・と思って仕事に取り組んでいた。

 

マシになるだろうと期待していたのに、期待に反してどんどんひどくなる頭痛を始めとする様々な症状(あの頃は、頭痛、動悸、ふらつき、疲労感はほぼ常態化していて、それに、耳鳴り、血の気が下がるとか、とにかくいっぱい変だったぞ・・)。

 

家に帰っても続く症状。食事に気をつけても、サプリを取ってもすぐには良くならない・・・ということに自分で落ち込んでしまって、ベットに横になってからは更に激しい頭痛と破壊的なメンタルへの攻撃が始まった。このメンタルへの攻撃が、下手すると人を死に至らしめる。または、誰かを殺してしまうかもしれない狂気にもつながりかねないと思う。

 

号泣しながら、床を這いずり回る私。頭痛がひど過ぎて、助けを求める・・という行動もできない。。「私を殺せ」とぶつぶつつぶやきながら、部屋を徘徊。まったくホラーの世界ですな。。(^^;)

 

このホラーの時間がいつまで続いていたのかもう記憶がないけれど、私の場合、数時間経てば血糖値が落ち着いてくるので、徘徊の疲れと血糖値が徐々に安定期に入ってきたことで、なんとか事なきを得た・・という感じ。

 

ちなみに、会社の休職はこれが引き金になりました。(^^;)そりゃそーだよね。。。

 

でも、あの頃の私は、それでもまだ、このくらいの症状は大したことないとすら思っていた。。なぜなら、過去にも何度か、もうちょっと強度は低いものの、同じ様な徘徊を何度かやっていたし、休職というのは、癌とか鬱とかよっぽどのことだよ・・と思っていた。まあ、これが既におかしな世界に突入している証拠なんですけどね。。とほほ

 

2回目は、治療を始めて半年ぐらいたった頃、大分良くなってきたかな?と油断してた時に、突然、このホラーの時間が「こんばんわー」と尋ねてきた。押し売りの如く、数時間居座るホラーさん。

 

さすがに今回は自分でもこれはやばいかも?!と思い、電車でこれる距離に住んでいる母を頼ってきてもらった。(父は確か旅行中でいなかった。)

 

時間が経てば良くなるのは知っているし、この半年間で色々低血糖症について調べていたので、大丈夫大丈夫・・・と言い聞かせていたが、母が来るまでの小一時間が、ホラーさんのショータイムだった。。

 

今度は私を殺せ・・ではなくて、死ぬかも・・だった。こっちの方が怖かった。。

 

自分で意識が保てているうちは大丈夫だとしても、これがどこまで保てるかまったく自信がなかった。

 

救急車を呼ぶ覚悟もしてたけど、とにかく、死にたくない、死にたくないを連呼しながら耐えていたら峠を越した・・・よかった〜〜。その頃には母も到着!一安心。

 

ちなみに、この耐える時間っていうのが、実は結構危ない時間な気もする・・。だって、死んじゃったらシャレになんないもんね。。(^^;)

 

ちなみに、上記はあくまで私の症状であって、低血糖症と診断されても症状は人によって違うのであしからず。

 

ただ、結局のところ私が言いたいのは、寂聴さんへのクレームでも、私のホラーさん暴露話でもなく、ただ、ひとつ。

 

「そこのあなた!油断してたら死にますからね!!!!!!それはメンタルどうのこうのを飛び越えて、ある日突然、自分が狂っていることに、気付かない日がくるんですからね〜〜〜〜〜!!!!」

 

うーん。熱くなってしまった。。。(^^;)

 

熱くなってしまった照れ隠しに、おじーが作った今日のランチをご紹介。

本人はチキンカレーと言っていますが、カレーの部分が蒸発してしまい、カレーチキン、いや、ただのチキンになってしまったという図。

 

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サンフランシスコの治安って?ブラック・ネイバーズバスに乗ってみたぞ  

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先日、いつも使っているバスを間違えた。

 

同じバス停だけど、時々、超特急の「Xバス」というのが走っていて、うっかりそれに乗ってしまったのだ。

 

特急バスは、あれよあれよとFree way(高速道路)に乗ってしまい、気付いた時には、次のバス停まで20分位かかるというあり様だった。とほほ

 

バスの運転手に戻り方を聞いてバスを降りる。24丁目に行きたかったのに、ここ5丁目だよ・・(^^;) 全然知らない場所だし〜〜。エーン。

 

と、思って周りを見渡すと、何やら、異様な雰囲気。。雨とはいえ、一応、朝なんだけど、どう見ても、何かがちがーう!

 

ふと、この感じ、東京で言うところの山谷地区(行ったことないけど)、大阪で言うところのあいりん地区(ちらっとだけ通ったことある。)、横浜で言うところの寿町(フリーコンサートで数回おじゃましました。)の雰囲気を彷彿させる。。

 

そして、サンフランシスコで、思ったよりみかけないアフリカ系の皆さんが、悲しいかな、ここに大集合してました。(アフリカ系以外の人もいたけど、少数。)

 

バスに乗ると、程よく空いていたので席に座った。

 

ちなみにサンフランシスコのバスは、バスが2台くっついているような長ーいバス。

 

おじーには、「バスに乗る時は、できるだけ前の車両にいること。後ろの車両でも、一番奥の座席辺りには座らない方がいい。」と聞かされていたので、いつも注意しているのだけど、この時は、後ろの車両のちょうど中間辺りに座ってしまった。だって、割と感じの良さそうなお姉さんとおじさんが座ってたから大丈夫かと思いまして。。。空いてたし。。

 

と思ったら、次のバス停で、ぞろぞろと乗客が乗り込んできた。

 

脇目もふらず車両一番奥に陣取る人達。あっと言う間に満席状態。

 

そして、突然大音量のラップミュージックが車内に響き渡る。

 

持ち込まれたスピーカーから流れ出すサウンドは、「Mother F◯◯◯◯◯, Mother F◯◯◯◯◯ 」と爆音連呼。(ちなみに、一応、◯◯にしてみましたが、これって普通に表記してよいのかな??だめなのかな?アメリカにいると、人種関係なく、日常会話で頻繁に「F◯◯◯」という言葉を耳にするんですけど・・・。

 

「Mother F◯◯◯◯◯」をBGMに、おしゃべりが盛り上がっている最後列座席プレミアムシートの皆様。既に何語なのか分からない・・・。いや、英語なんですけどね。。全く聞き取れず。。。

 

ちょっと緊張が走る私・・・。

 

見渡すと、アフリカ系を筆頭に、ラティーノ、白人のお兄さん、お姉さん、おばさん、おじさんとバラエティに富んだ皆さんが、バスの後ろ車両の後部座席に集まって、しれ〜とプレミアムシートの皆さんと共存していた。

 

そのうち、私のちょうど向かい側に座っていた白人のおばさんが、身体を揺らして笑い始めた。どうやら、プレミアムシートの皆さんの会話がおもしろいらしい。。ついにこのおばさまも会話に参戦。そこでようやく、週末にあった、スーパーボールについての話をしているらしいことが分かった。

 

会話が盛り上がる後部車両の皆様。3~4人?4~5人くらいかな??まるでキャッチボールのように、言葉があっちの席からこっちの席に飛んでいた。

 

しばらくキャッチボールが続いた後、1人、また1人という感じで、プレミアムシートの選手が球場を去っていった。仲間に「ヘイ、メン、またな。」という感じで挨拶してたけど、あれ?あなた方みんな、知り合いじゃなかったの??(^^;) ズコッ

 

なんだかほっとするのと同時に、何故か笑いがこみ上げてきた。

 

後でおじーにこのことを話したら、「君もブラック・ネイバーズの洗礼を受けたってことか。おめでとう。」とゲラゲラ笑っている。えーと。。。(^^;)

 

 

ところで、私がバスを降りた辺りは、tenderloin(テンダーロイン)という地域で、「サンフランシスコの治安」で検索すれば、旅行者は「絶対に避けて下さい。」というところ。この地域、サンフランシスコの市役所とかメインストリートにも近いので、ちょっと散歩していたらうっかり突入しちゃったよ・・ということになりかねない。

 

ちなみに、おじーと演奏しているダンスクラスのスタジオの1つがこの地域にある。

バレエをメインに色々なダンスを習えるこのダンススクールには、毎日、たくさんのダンサーが出入りしたいるのだが、このスタジオすぐの脇道は、アンタッチャブルゾーンになっていて、こないだ見た時は若い白人の男女3人が、道ばたで腕に注射器をあててましたから〜〜。(私には初めての光景だったので、ちょっとショックだった。。)

 

とま〜、サンフランシスコはこんな感じです。

 

ちなみに、私はまだこっちに友達もいないので遊びに出歩くということもなく、夜の外出については必ずおじーと一緒なので、ある意味、守られた生活をしている。きっと旅行者や留学生の方がずっとサンフランシスコを自由に飛び回っていることでしょう。というわけで、きらびやかな夜のサンフランシスコライフは、ほとんど分からないので誰か別の人に聞いてみて下さい〜。Satocomedyでした〜。